music

ヒットこそすべて・その2 朝妻一郎 ナイアガラ経緯

パシフィック音楽出版入社まで カレッジ・フォーク誕生のいきさつ 二度目の渡米 エレック、ナイアガラ 『A LONG VACATION』 ムーンライダーズ 前回の続き。 ヒットこそすべて ~オール・アバウト・ミュージック・ビジネス~ 作者: 朝妻一郎 出版…

著作権ビジネスの変遷『ティン・パン・アレイの歴史』

『ティン・パン・アレイの歴史』(全64回) ソング・プラッガー ウィットマーク&サンズ シンギング・ストゥージ、ウォーターボーイ ソング・スライド ミリオンセラー ペイオラ旋風 レコードの登場 ASCAPの始まり BMIの誕生と台頭 衰退 ペイオラ、再…

天才ジミヘンドリックス ギター革命児の真実

訪英前 人柄、SF趣味 LSD、カミングスの詩 “Like A Rolling Stone” ブルースの衰退とモータウン 悪徳マネージャー モンタレー・ポップ・フェスティバル 天才ジミヘンドリックス ギター革命児の真実作者:マクダーモット,ジョン,クレイマー,エディ発売日:…

プリンス論 西寺郷太

〈ビートに抱かれて〉 《ダーティ・マインド》 白人文化の影響 《サイン・オブ・ザ・タイムス》 マイケルとプリンス プリセット主義 プリンス論 (新潮新書) 作者:西寺郷太 発売日: 2015/09/17 メディア: 新書 〈ビートに抱かれて〉 なんとこの曲には、全編を…

Cut 1990年11月号ジョージ・クリントン、猥褻裁判

ジョージ・クリントン・インタビュー アクセル・ローズ トム・シルヴァーマン(トミー・ボーイ・レコード社長) アンディ・ベル クィーン・ラティファー スティーヴン・タイラー ケイト・ピーターソン(B-52's) イギー・ポップ ジェフ・アイロフ ジョン・ラ…

Cut 91年1月号 プリンス、いがらしみきお

『ブラック・アルバム』以降 『グラフィティ・ブリッジ』は プリンスとスプリングスティーン いがらしみきお Cut 1991年1月 Vol.7 MIKE TYSONマイク・タイソン 半年以上の沈黙を破り、タイトル奪還に賭ける新境地を赤裸々に告白。 DON KING ドン・キング 世…

Cut93年9月号 ボウイ、ジミ・ヘン インタビュー

46歳のボウイが、ゆかりの地を再訪。 ずっと中身はヘテロセクシュアルだった ジミ・ヘンドリックス死亡直後の 山下達郎コラム 部屋掃除の合間に古雑誌を最後に一度読み返すシリーズ。 なにがビックリって、高田延彦が4ページのアルマーニ広告モデル。すげえ…

C・メイフィールド、山下達郎インタビュー

51歳のカーティス。 『スーパーフライ』 サンプリング 事故、リハビリ イギー・ポップ 特別対談 山下達郎VS渋谷陽一 部屋掃除で発掘した雑誌を最後に一度読み返すシリーズ。 特集は無視して、1994年のカーティス・メイフィールド・インタビューから。 Cut199…

XTCソング・ストーリーズ

子供時代 『Go 2』 アー・ユー・レシーヴィング・ミー? バリー・アンドリューズ脱退 メイキング・プランズ・フォー・ナイジェル 日本ツアー、結婚 『ブラック・シー』 「リスペクタブル・ストリート」 タワーズ・オブ・ロンドン トラヴェルズ・イン・ニヒロ…

ロック変動時代 1971~1977『ミュージックライフ』

ポール・マッカートニー単独会見 ウィンター兄弟、その狂気の生きざま! 音の魔術師イーノに聞く 大外し、中村とうよう 『ミュージックライフ』記事をまとめた本。 ロック変動時代 1971~1977―怒涛のように押し寄せたロックの新しい波メディア: 単行本 ポール…

レッキング・クルーのいい仕事

ウォール・オブ・サウンド 「パサデナのお婆ちゃん」 ソニー・ボノ 「明日なき世界」「夢のカリフォルニア」 肝心のスタジオ・ミュージシャンの話は次回になります。 レッキング・クルーのいい仕事 (P-Vine Books)作者:ケント・ハートマン発売日: 2012/11/16…

ミキサーはアーティストだ! 吉野金次

細野晴臣『HOSONO HOUSE』 邪魔な音は消しちゃっていいの。 パターン化したミキサーにはなりたくない 思いのままに録音すべきだよ。 フィラデルフィア・サウンド 『細野晴臣 録音術』で話に出たので読んでみた。1979年の本。 細野晴臣 録音術 ぼ…

新しい音楽とことば 石野卓球 高城晶平(cero)

石野卓球(電気グルーヴ) 「Shangri-La」 篠原ともえ 菊池成孔 高城晶平(cero) 新しい音楽とことば (SPACE SHOWER BOOKs) 発売日: 2014/11/14 メディア: 単行本 石野卓球(電気グルーヴ) PILとかホルガー・ヒラーとかの歌詞はダントツに面白かったな…

音楽とことば 曽我部恵一、小西康陽

フリッパーズ・ギターから『若者たち』へ 自分なりの文法を無くしたい 「そこに自然にあるもの」 小西康陽 曲が書けるようになったきっかけ ピチカートとソロのちがい 職業作家の音楽を愛聴してきたが 言葉の可能性 音楽とことば あの人はどうやって歌詞を書…

メイキング・オブ・サージェント・ペパー ジョージ・マーティン

〈ストロベリー・フィールズ・フォーエヴァ〉 デモ、オーディションの回顧 英国におけるブルース、チャック・ベリーのブルース 大音量をレコード盤に刻みたい ブギ・ウギ ビーチボーイズ 以下《ペパー》=「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラ…

エリック・サティの世界 ユリイカ 2016年1月臨時増刊号

坂本龍一×小沼純一 エゾテリック・サティの時代――竹下節子 サティのイロニー 椎名亮輔 エリック・サティと芸術キャバレー 室田尚子 エリック・サティとその時代 ガブリエル・フルニエ ユリイカ 2016年1月臨時増刊号 総特集◎エリック・サティの世界 作者: 小…

ソウル・サーチン マーヴィン・ゲイとフークワ

ハーヴィー・フークワ マーヴィン・ゲイ困窮 マクファーデン&ホワイトヘッド誕生 ミニー・リパートン ソウルサーチン R&Bの心を求めて作者:吉岡 正晴発売日: 2000/07/13メディア: 単行本 ハーヴィー・フークワ 新生ムーングロウズ [ムーングロウズを脱退し、…

うたのしくみ 細馬宏通 松本隆のハイハット

「アレクサンダーズ・ラグタイム・バンド」 ハイハット、松本隆 うたのしくみ作者:細馬 宏通発売日: 2014/03/18メディア: 単行本 「アレクサンダーズ・ラグタイム・バンド」 19世紀から1910年代にかけて、音楽はレコードよりもむしろ「シート・ミュージック…

踊る昭和歌謡 リズムからみる大衆音楽

『ドドンパ誕生』裏話 タイトルから来る期待が大きすぎたからなのか、もっと面白くてもいいはずなのに……で終了。 学者スタンスだからなのだろうか。 踊る昭和歌謡 リズムからみる大衆音楽 (NHK出版新書) 作者: 輪島裕介 出版社/メーカー: NHK出版 発売日: 20…

ユリイカ ケラリーノ・サンドロヴィッチ特集

【対談】宮沢章夫+ケラリーノ・サンドロヴィッチ ジュネス企画 小林信彦 【ナゴム座談会】大槻ケンヂ+直枝政広+まゆたん ユリイカ 2015年10月臨時増刊号 総特集◎KERA/ケラリーノ・サンドロヴィッチ -有頂天、ナゴムレコード、ナイロン100℃・・・作者:ケラリ…

安井かずみがいた時代・その2

内田宣政談 浮気 吉田拓郎談 オースタン順子談 渡邊美佐 前回の続き。 安井かずみがいた時代 (集英社文庫) 作者: 島崎今日子 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2015/03/20 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (5件) を見る 内田宣政談 (1995年安井の写真…

安井かずみがいた時代 島崎今日子

ポピュラー・ソングとは 安井かずみと6歳下の村井邦彦 稲葉賀恵(BIGI設立)談 『危険なふたり』 大宅映子 カパルアでの散骨式 玉村豊男・抄恵子夫妻 永山則夫 封印された鑑定記録 堀川惠子 - 本と奇妙な煙 を読んだばかりなので、対照的な人生……と、永山に…

グループ・サウンズ 1965~1970

ジュリー、無理解な大人に怒る セカオワ先取りw 恩師、橋本淳とすぎやまこういちが語るタイガース 寺内タケシとバニーズ 美空ひばりの『真っ赤な太陽』、 『千葉真一とザ・サタンズ誕生』 「ローリング・ストーンズのまきかえし作戦」 『近代映画』『スクリ…

地平線の相談 細野晴臣 星野源

アホアホマン 楽譜 事象の地平線 音楽的統合失調症 細野さん、乙女心に目覚める 小学生の頃の不思議体験 プロデューサー感覚 地平線の相談 作者: 細野晴臣,星野源 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2015/03/28 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (5件…

モータウン・ミュージック 栄枯盛衰

スモーキーの提案 ハーヴェイ・フークアとマーヴィン・ゲイ ホランド=ドジャー=ホランド誕生 モータウン・ミュージック作者:ネルソン ジョージメディア: 単行本 スモーキーの提案 ジャッキー・ウィルソンやマーヴ・ジョンソンで成功をおさめていたにもかか…

渋谷系 若杉実 マンハッタンレコード、カジヒデキ

平川雅夫(「マンハッタンレコード」創業者) 93年『クーリン・グルーヴィン』ツアーをプロデュース 福富幸宏 カジヒデキ 渋谷系 作者: 若杉実 出版社/メーカー: シンコーミュージック 発売日: 2014/09/09 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含む…

ビーチ・ボーイズとカリフォルニア文化・その2

デニスとカール 母方の祖父カール わんぱくデニスとして ブライアンの宅録 失意のマイク・ラヴ サーフィンの歴史 ディック・デイル 61年ステレオ・マスターズに売り込み ゲイリー・アッシャー みにくいアヒルの子 前回のつづき。 ビーチ・ボーイズとカリフォ…

HOSONO百景 細野晴臣

50、60年代のアメリカのイージーリスニング LAの立体的な曲作り 矢野顕子 ニューオリンズ HOSONO百景 作者: 細野晴臣,中矢俊一郎 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2014/03/25 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (6件) を見る 50、60年代のアメ…

友川カズキ独白録: 生きてるって言ってみろ

「夜へ急ぐ人」 多作で千曲以上は作ってる 歌の強度、声 歌は誰のものでもない 頭脳警察 大島渚から「戦メリ」出演依頼 たこ八郎 ふだん聴くのはジャズかクラシック 友川カズキ独白録: 生きてるって言ってみろ作者:友川 カズキ発売日: 2015/01/29メディア: …

『僕の音、僕の庭』井上鑑 筒美京平、大瀧詠一

大瀧詠一 筒美京平さんが教えてくれたこと 佐野元春の曲のストリングスアレンジをやることになり 田中信一のミキシング 大瀧詠一目当てでチラ読みしたが……そこはなんか……だった。 僕の音、僕の庭 ―鑑式音楽アレンジ論 作者: 井上鑑 出版社/メーカー: 筑摩書…