2014-12-01から1ヶ月間の記事一覧

イデオロギーとユートピア・その2

第四回 マルクス『経済学・哲学草稿』「第三草稿」 マルクスはもっとも断固たる無神論者であるが、 第五回 マルクス『ドイツ・イデオロギー』 第九回アルチュセール(3) 第十三回 ハーバーマス(1) 前回のつづき。 イデオロギーとユートピア作者:ポール…

イデオロギーとユートピア ポール・リクール

フォイエルバッハ 青年期のマルクス ユートピア 構造主義的マルクス主義 初期のマルクスの課題 プロレタリアートの概念 『経済学・哲学草稿』 イデオロギーとユートピア作者:ポール・リクール発売日: 2011/05/31メディア: 単行本 フォイエルバッハ フォイエ…

海賊と資本主義・その2

リージョン・オブ・ザ・アンダーグラウンド宣言文 国家の市場独占 特許海賊 シャーマン法が合併促進 おわりに 前回の続き。 海賊と資本主義 国家の周縁から絶えず世界を刷新してきたものたち作者:ジャン=フィリップ・ベルニュ,ロドルフ・デュラン発売日: 201…

海賊と資本主義

海賊とは 海賊と私掠船 「超コード化」解読 海賊船と商船のシステムの違い 海賊と資本主義 国家の周縁から絶えず世界を刷新してきたものたち作者:ジャン=フィリップ・ベルニュ,ロドルフ・デュラン発売日: 2014/08/20メディア: 単行本(ソフトカバー) 海賊と…

スピノザと政治・その2

スピノザ ホッブズ マルクス:政治の他律性 前回のつづき。 スピノザと政治 (叢書言語の政治)作者:エティエンヌ バリバールメディア: 単行本 政治体は、内戦(「反乱」)(略)の潜在的脅威のもとでしか存在することができない(略) 政治体はつねに、外部の…

スピノザと政治

『神学・政治論』 哲学と神学とを分かつ境界線 予定説とスピノザの説との違い スピノザと政治 (叢書言語の政治) 作者:エティエンヌ バリバール メディア: 単行本 『神学・政治論』 『神学・政治論』にたえず誤解がつきまとうのは、ある特定の時代に帰属する…

共和主義の思想空間・その2

スコットランド 第14章 ヘーゲルの国家・経済論における共和主義的側面について 前回のつづき。 共和主義の思想空間―シヴィック・ヒューマニズムの可能性 作者: 田中秀夫,山脇直司 出版社/メーカー: 名古屋大学出版会 発売日: 2006/07/01 メディア: 単行本 …

共和主義の思想空間

序章 甦る近代共和主義 第1章「平等なコモンウェルス」としてのオシアナ共和国 第2章 18世紀前半期イングランドにおける共和主義の二つの型 第3章 新マキャヴェッリ派の経済思想と共和主義 共和主義の思想空間―シヴィック・ヒューマニズムの可能性 作者: …

帝国ニッポン標語集

国民精神総動員 防空 国産愛用 生活刷新 国策実践いろは歌留多 戦時国策スローガン全記録。 帝国ニッポン標語集―戦時国策スローガン・全記録作者:森川 方達メディア: 単行本 国民精神総動員 昭和8年 権利は捨てても 義務は捨てるな 明るい道を 明るく通れ 昭…

近代ドイツ政治思想の起源・その3

ヤコービ ヘルダー ヘルダーのナショナリズム 初期ロマン主義の政治理論 ドイツ保守主義の台頭 (近代ドイツ政治思想の起源・その2 - 本と奇妙な煙)のつづき。 もうグッタリなのでちゃちゃっと終了。 啓蒙・革命・ロマン主義―近代ドイツ政治思想の起源 1790‐…

ヘーゲルと近代社会・その4

青年マルクスがヘーゲルを通じて 前回のつづき。 ヘーゲルと近代社会 (岩波モダンクラシックス)作者:チャールズ テイラー発売日: 2000/11/07メディア: 単行本 青年マルクスがヘーゲルを通じて 確かに、青年マルクスがヘーゲルを通じて表現主義的願望の継承者…