革命

謀叛の児: 宮崎滔天の「世界革命」・その2

放浪時代の終わり 排日運動の起源 辛亥革命 対華二十一カ条要求 日米戦争 滔天の「革命」観 「白蓮事件」 前回の続き。 謀叛の児: 宮崎滔天の「世界革命」 作者: 加藤直樹 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2017/04/21 メディア: 単行本 この商品を含…

謀叛の児: 宮崎滔天の「世界革命」 加藤直樹

熊本民権党 民権派の限界 失望、キリスト教 中国革命−世界革命 犬養毅 孫文 滔天、康有為 内省と決心 桃中軒牛右衛門 謀叛の児: 宮崎滔天の「世界革命」 作者: 加藤直樹 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2017/04/21 メディア: 単行本 この商品を含む…

海賊と資本主義・その2

リージョン・オブ・ザ・アンダーグラウンド宣言文 国家の市場独占 特許海賊 シャーマン法が合併促進 おわりに 前回の続き。 海賊と資本主義 国家の周縁から絶えず世界を刷新してきたものたち作者:ジャン=フィリップ・ベルニュ,ロドルフ・デュラン発売日: 201…

「貧者を殴り倒そう」ボードレール語録

「貧者を殴り倒そう」(『パリの憂愁』) [解説] 世界はやがて終わりだ(「火箭」15) ボードレール語録 (岩波現代文庫)発売日: 2013/04/17メディア: 文庫 「貧者を殴り倒そう」(『パリの憂愁』) それまでの二週間、私は部屋に閉じこもって、当時(十六年…

中東民衆革命の真実

中東民衆革命の真実 ―エジプト現地レポート (集英社新書)作者: 田原牧出版社/メーカー: 集英社発売日: 2011/07/15メディア: 新書購入: 3人 クリック: 23回この商品を含むブログ (5件) を見る旧世代の思い [48歳の古着商は]「あいつら(青年たち)は本当にエ…

自由なんかとりあげて、僕らの不和をおさめてくれ

なんか読む気しねえという人は、一番最後の獄中のルイ=ナポレオンへのプルードンの囁きだけでも。1848年―二月革命の精神史 (1979年) (叢書・ウニベルシタス)作者: ジャン・カスー,二月革命研究会出版社/メーカー: 法政大学出版局発売日: 1979/07メディア: ?…

アメリカ独立は宗教的自由の熱情

アメリカ革命は政治的自由もあったが、宗教的自由への熱情がメインだった。国教会にデカイ面されたくない、好きな宗教やらせろ。印紙税のなにがムカツクかというと、税が自分達の宗派とは無関係の国教会に流れ込むこと。アメリカの政教分離―植民地時代から今…

夢の消費革命・その3

経済学者シャルル・ジッド 消費者の支配は遥か エコ極道 生協極道 消費者の王国 ニーム派と社会主義者との根本的違いとは 「ホワイト・リスト」 フェミ極道 連帯を熱く語ったジッドの孤独 アンドレ・ジッドは叔父の死に際してこう述べた。 前日の続き。 夢の…