米国

みんなのプロレス 斎藤文彦

ハルク・ホーガン テリー・ファンク テッド・デビアス カール・ゴッチ フレッド・ブラッシー バンバン・ビガロ アーニー・ラッド カート・ヘニング ロード・ウォリアーズ みんなのプロレス 作者:斎藤 文彦 ミシマ社 Amazon ハルク・ホーガン ハルク・ホーガ…

プリンス FOREVER IN MY LIFE

スザンナ・メルヴォワン 死の理由 マイルス・デイヴィス、スパイク・リー 母 『パープル・レイン』とナパーム弾 モハメド・アリ アンドレ・シモン スプリングスティーン 「プリンスは死んだ」 息子の死 鎮痛剤の常用 引きこもるプリンス ミネソタ・ナイスと…

言葉はいかに人を欺くか:嘘、ミスリード、犬笛を読み解く

リー・アトウォーター、共和党「南部戦略」について語る 犬笛 隠れた犬笛 言葉はいかに人を欺くか:嘘、ミスリード、犬笛を読み解く 作者:ジェニファー・M・ソール,Jennifer Mather Saul 慶應義塾大学出版会 Amazon 217ページからの 「附録 犬笛、政治操作、…

アメリカの政党政治 建国から250年の軌跡

はしがき 立法過程 政党議会内政党の意義 実は権力の限られたアメリカ大統領 影響力行使のための三つの手段 再建期 、堅固なる南部 戦後秩序の模索 南部での民主党支配 拮抗する二大政党間の競争 第三党の挑戦と挫折 人民党の挑戦 共和党の多数党化 「保守連…

10セントの意識革命 その2 C&Wのリアル

ビートルズ、ディラン カントリー・アンド・ウェスタン ロックンロール 前回の続き。 カントリー・アンド・ウェスタンのほんとうの姿とは。 10セントの意識革命 作者:片岡義男 出版社/メーカー: 晶文社 発売日: 2015/01/31 メディア: 単行本 ビートルズ、デ…

10セントの意識革命 片岡義男

なぜいま一九五〇年代なのか 『地上より永遠に』 ロックンロール・ミュージック 1970年8月から 1973年8月までに書かれた文章。 10セントの意識革命 作者:片岡義男 出版社/メーカー: 晶文社 発売日: 2015/01/31 メディア: 単行本 なぜいま一九五〇年代なのか …

ブローティガン『東オレゴンの郵便局』翻訳比較

(平石貴樹訳) (藤本和子訳) 「天の鳥たち」 「アーネスト・ヘミングウェイのタイピスト」 「庭はなぜ要るのか」 「一九三九年のある午後のこと」 「伍長」 「装甲車 ジャニスに」 「カリフォルニア1964年において高名であること」 平石貴樹が「アメリカ…

アトランタの案山子、アラバマのワニ 安西水丸

プロローグ ハワード・フィンスター R・A・ミラー ジミー・リー・サダス アトランタの案山子、アラバマのワニ 作者: 安西水丸 出版社/メーカー: アドレナライズ 発売日: 2017/06/05 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る プロローグ (略)「ア…

ヒトラーランド ナチの台頭を目撃した人々

よき勝者と悪しき勝者 ヒトラーに関する報告 プッツィ・ハンフシュテングル 活気あふれる性文化 ヒトラーの裁判 経済破綻 ヒトラーランド――ナチの台頭を目撃した人々 作者: アンドリュー・ナゴルスキ,北村京子 出版社/メーカー: 作品社 発売日: 2014/12/19 …

壁の向こうの住人たち――アメリカの右派を覆う怒りと嘆き

まえがき マイク・シャフ 給付を受けるティーパーティー支持者 青い州の冷やかしがいかに赤い州を傷つけているか リー・シャーマン 壁の向こうの住人たち――アメリカの右派を覆う怒りと嘆き 作者: A.R.ホックシールド,布施由紀子 出版社/メーカー: 岩波書店 …

リバタリアニズム アメリカを揺るがす自由至上主義

フリーステート・プロジェクト アイン・ランド協会 「リバタリアン」という言葉 リバタリアニズムヘの懐疑 「リバタリアン・パターナリズム」 リチャード・ローティ『アメリカ未完のプロジェクト』 リバタリアニズム-アメリカを揺るがす自由至上主義 (中公新…

ファンタジーランド(上) その3

陰謀 P・T・バーナム バッファロー・ビルの仮想現実 反ユダヤ主義 古きよき南部幻想 相対主義がもたらした権威の失墜 政治に関わりだした福音主義 戦闘再現イベント 前回の続き。 ファンタジーランド(上): 狂気と幻想のアメリカ500年史 作者: カートアンダ…

ファンタジーランド(上) その2

ジョージ・ホウィットフィールド 建国の父たち ワシントン伝記の嘘 第一次大狂乱期 ファイナル・ファンタジー モルモン教始祖ジョセフ・スミス 魔法と科学と 前回の続き。 ファンタジーランド(上): 狂気と幻想のアメリカ500年史 作者: カートアンダーセン,Ku…

ファンタジーランド(上): 狂気と幻想のアメリカ500年史

ルター、「ファンタジーランド」の足場の完成 ピルグリム・ファーザーズ 神を信じる自由 サタンが支配するアメリカ セイラムの魔女 ファンタジーランド(上): 狂気と幻想のアメリカ500年史 作者: カートアンダーセン,Kurt Andersen,山田美明,山田文 出版社/メ…

人々の声が響き合うとき 熟議空間と民主主義

非対称選挙戦争 米国の民主制 アイオワ 実質的バランス 前半をチラ見。 人々の声が響き合うとき : 熟議空間と民主主義 作者: ジェイムズ・S.フィシュキン,曽根泰教,James S. Fishkin,岩木貴子 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2011/04/21 メディア: 単行…

マイケル・ムーア、語る。 その3

アメリカン・ドリーム殺戮計画 俺は映画制作について何も知らなかった。 前回の続き。 マイケル・ムーア、語る。 作者: マイケル・ムーア,満園真木 出版社/メーカー: 辰巳出版 発売日: 2013/10/24 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (3件) を見る アメ…

書き出し「世界文学全集」 柴田元幸

緋文字 ナサニエル・ホーソーン 白鯨 ハーマン・メルヴィル エドワード・ベラミー(1850-98) ヘンリー・アダムズの教育 アニタ・ルース 柴田元幸の解説の方を主に紹介。 書き出し「世界文学全集」 作者: 柴田元幸 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 20…

書くことについて スティーヴン・キング その2

文章講座 ストーリーは地中に埋もれた化石 とにもかくにも、一次稿は仕上がった。 公式――二次稿=一次稿マイナス10% 前回の続き。 書くことについて (小学館文庫) 作者: スティーヴンキング,Stephen King,田村義進 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2013/07…

書くことについて スティーヴン・キング

初投稿 〈デイヴのミニミ二通信〉 はじめてのベストセラー『恐怖の振り子』 取材記者 キャリー アル中&ヤク中 書くことについて (小学館文庫) 作者: スティーヴンキング,Stephen King,田村義進 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2013/07/05 メディア: ペー…

ニュースクール――20世紀アメリカのしなやかな反骨者たち

「ニュースクール」創設 マーロン・ブランド 複雑なナショナリズム アメリカ化運動と弾圧の拡大 マッカーシズムの構造 ハンナ・アーレント ニュースクール――20世紀アメリカのしなやかな反骨者たち 作者: 紀平英作 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2017/08…

トランプショックに揺れる世界  『世界』 別冊

トランプはいつ出馬を計画したか バノンとは何者か――怪物の正体 『進歩主義ネオリベラリズムの終焉』ナンシー・フレーザー 「アメリカ民主主義の防衛に残された時間は長くて一年」ティモシー・スナイダー スティーブ・バノンはなぜ「行政国家」を崩そうとし…

ラップは何を映しているのか 大和田俊之

ラップの非政治化 政治的なラップ コンシャス・ラップ KRS・ワン 「The Message」(1982年)再考 ギャングスタ・ラップ ポスト・ソウル世代 ラップは何を映しているのか――「日本語ラップ」から「トランプ後の世界」まで 作者: 大和田俊之,磯部涼,吉田雅史…

憲法改正とは何か: アメリカ改憲史から考える

とりあえずこの憲法を認めて 初めての憲法改正 ロー判決 憲法解釈による実質的な改憲 法律の合憲性 違憲判決 政治問題化した最高裁判事任命 大統領が憲法に挑戦するとき アメリカと日本の違い 著者のスタンスは「根拠もなく憲法を神聖視するのはほどほどにし…

バーニー・サンダース自伝 ホワイトハウスのはぐれ者

はぐれ者から最有力候補へ 成功の秘訣 保守派との共闘 壊れているのは政治システムだ 人々と対話し、教育し、組織しろ 自伝本編 1997年の『アメリカ下院のはぐれ者』に「まえがき」と「解説」を足して、2015年に『ホワイトハウスのはぐれ者』として再刊され…

著作権ビジネスの変遷『ティン・パン・アレイの歴史』

『ティン・パン・アレイの歴史』(全64回) ソング・プラッガー ウィットマーク&サンズ シンギング・ストゥージ、ウォーターボーイ ソング・スライド ミリオンセラー ペイオラ旋風 レコードの登場 ASCAPの始まり BMIの誕生と台頭 衰退 ペイオラ、再…

アメリカ西漸史・その2 ブルース・カミングス

日本人強制収容 沖縄は日本の中の「韓国」 ◆結論――永遠の群島◆ 前回の続き。 アメリカ西漸史―“明白なる運命”とその未来作者:ブルース カミングスメディア: 単行本 日本人強制収容 [イサム・ノグチは]自ら進んでコロラド州ポストンの収容所で6ヶ月を過ごした…

アメリカ西漸史 《明白なる運命》とその未来

◆庭園の機械◆ ◆シカゴ――大平原の幻影◆ ネイティヴ・アメリカン 『日米必戦論』 アメリカ西漸史―“明白なる運命”とその未来作者:ブルース カミングスメディア: 単行本 ◆庭園の機械◆ 1812年の米英戦争当時、敵のイギリスは「サタンの慰撫を受け、楽園からアメリ…

IS(イスラム国)はアメリカがつくった

アメリカがイスラム国をつくった 空爆は滑稽の極み 恐怖政治に仕える司法 解説:高橋和夫 解説の高橋和夫は、ISから離脱し、対立関係にあるアルカーイダ系の組織に現在属しているという元幹部級メンバーの証言なので、中立性に欠けるが、それでも、興味深…

コマンド・カルチャー 米独将校教育の比較文化史

米陸軍士官学校ウェスト・ポイントでのしごき 傲慢 一方、ドイツのシステムは 第一次世界大戦後のドイツ軍の武装解除 委任戦術 ドイツの軍事史家による独軍の将校教育の方が米軍より優れてるという分析。 そうなると「人格」を有する将校教育で、不法な命令…

テクニウム テクノロジーはどこへ向かうのか?

アーミッシュ 「アーミッシュ電気」 新しいテクノロジーを受け入れるまでの経過 ヒッピー、アーミッシュのジレンマ 第11章『アーミッシュのハッカーから学んだこと』だけ読んだ。 テクニウム――テクノロジーはどこへ向かうのか? 作者: ケヴィン・ケリー,服部…