村上春樹

本当の翻訳の話をしよう 村上春樹 柴田元幸

帰れ、あの翻訳 二葉亭四迷との共通点 柴田元幸講義 日本翻訳史 明治篇 短篇が上手いのは 藤本訳ブローティガン 本当の翻訳の話をしよう 作者: 村上春樹,柴田元幸 出版社/メーカー: スイッチパブリッシング 発売日: 2019/05/09 メディア: 単行本 この商品を…

私説 集英社放浪記 鈴木耕

『週刊明星』と『月刊明星』 「こちら側」と「あちら側」 保坂展人 「PLAYBOYインタビュー」 村上春樹インタビュー(86年5月号) 原発特集と広告 文庫の“談合” 原発記事騒動 “オウム・バブル”によるメディアの変質 私説 集英社放浪記: 「月刊明星」「…

再読:柴田さんと高橋さんの小説の読み方・その2

片岡義男、『ゴーストバスターズ』 対称・非対称 「アメリカ」を翻訳できるか ピンチョンとデリーロ バリー・ユアグロー 春樹のカーヴァー訳 大江健三郎 綿矢りさ「You can keep it」 「詩が書けない代表」高橋源一郎 前回の続き。 柴田さんと高橋さんの小説…

再読:柴田さんと高橋さんの小説の読み方、書き方、訳し方

はじめに バーセルミの影響はあったか 文体を持たずに小説は書けるだろうか? 文学は「本当のこと」を言うとは限らない 小説家は種明かしをしてはいけない 村上春樹は日本語の中に英語を「入れた」 コードのこわさ、意味ありげに見えるこわさ 以前にやってる…

Haruki Murakamiを読んでいるときに~・その2

新たな出版社を求めて カーヴァー・ギャングに加入 「中国行きのスロウ・ボート」 冬の時代 翻訳は買い取り 翻訳者交代を巡る見解の相違 ルービン・ジェイ、村上作品との出会う 『ねじまき鳥クロニクル』 ついに『ねじまき鳥』でブレイク 前回の続き。 Haruk…

Haruki Murakamiを読んでいるときに我々が読んでいる者たち

翻訳を持ち込んだバーンバウム アメリカ進出 『ニューヨーカー』に「TVピープル」掲載 プリンストンへ 『ワンダーランド』 Haruki Murakamiを読んでいるときに我々が読んでいる者たち 作者: 辛島デイヴィッド 出版社/メーカー: みすず書房 発売日: 2018/09…

代表質問 16のインタビュー 柴田元幸

一九八九年の村上春樹 例外的な『ノルウェイの森』 バリー・ユアグロー アーヴィングはこう語った……と思う 内田樹 『村上春樹にご用心』をめぐって 一度読んでいる(1989年の村上春樹 - 本と奇妙な煙) のだが、読んだ記憶がないところがあったので、また読…

ターミナルから荒れ地へ 「アメリカ」なき時代のアメリカ文学

「国際線ターミナル」にて 彼らと僕のベスト3 それは外からやってきた――新世紀の英語とその翻訳 ターミナルから荒れ地へ - 「アメリカ」なき時代のアメリカ文学 作者:藤井 光 発売日: 2016/03/09 メディア: 単行本 「国際線ターミナル」にて 飛行機による攻…

高橋源一郎、自身の創作活動を語る

拘禁性ノイローゼで大切なことが言えなくなる 『さようなら、ギャングたち』 自分のなかの音楽を聞く 二葉亭四迷、『日本文学盛衰史』 瀬戸内寂聴 現代作家アーカイヴ1: 自身の創作活動を語る 作者: 高橋源一郎,古井由吉,瀬戸内寂聴,平野啓一郎,飯田橋文学会…

みみずくは黄昏に飛びたつ 村上春樹

比喩 初めての男性相手のセックス 僕が文章を書くときの基本方針 言葉の響き 女の子に手を引かれた思い出 自分の影に触れる みみずくは黄昏に飛びたつ 作者: 川上未映子,村上春樹 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2017/04/27 メディア: 単行本(ソフトカバ…

村上春樹 翻訳(ほとんど)全仕事

本当の戦争の話をしよう 対談 村上春樹×柴田元幸 森鴎外 田中小実昌 サリンジャー 下訳 カフカ 前半が翻訳作品についての本人の解説、後半が柴田元幸との対談。 村上春樹 翻訳(ほとんど)全仕事作者:村上 春樹発売日: 2017/03/17メディア: 単行本 本当の戦争…

村上春樹と私 ジェイ・ルービン

夏目漱石『坑夫』を推す春樹 二人の翻訳者の違い 「どうせ小説というのはいい加減なものだ」と春樹 村上春樹と私 作者: ジェイルービン,Jay Rubin 出版社/メーカー: 東洋経済新報社 発売日: 2016/11/11 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る …

吉本隆明〈未収録〉第8巻その2 柳田國男

柳田國男と田山花袋 行動的文体。柳田と田山、互いの影響。 太宰治、志賀直哉 「鮎川信夫と吉本隆明」瀬尾育生 前回の続き。 吉本隆明〈未収録〉講演集第8巻 物語と人称のドラマ: 作家論・作品論〈戦前編〉 (シリーズ・全集)作者:吉本 隆明発売日: 2015/07/0…

「反おもしろくない」でいけ、春樹批評 吉本隆明

村上春樹『ねじまき鳥クロニクル』 漱石の形態論 高等遊民 つくられる無意識 反復 吉本隆明未収録講演集第二巻。94年の「物語について」という講演だけ、あまり聴いたことのない話が多かったので引用。 前半が、当時出たばかりの『ねじまき鳥〜』についての…

「モンクのいた風景」3 村上春樹編・訳

バリー・ファレルによる記事 「セロニアスが教えてくれたこと」 ジョージ・ウィーン自伝 「ジャイアンツ・オブ・ジャズ」は 「私的レコード案内」村上春樹 「喧嘩セッション」 前回のつづき。 「セロニアス・モンクのいた風景」その3セロニアス・モンクのい…

モンクのいた風景 「ファイブ・スポット」篇

「ファイブ・スポット・カフェ」 [ベン・ラトリフ『コルトレーン』から 前回のつづき。 「セロニアス・モンクのいた風景」その2。セロニアス・モンクのいた風景発売日: 2014/09/26メディア: 単行本 [伝記『ニカの夢』抜粋から「ファイブ・スポット」話] Nic…

セロニアス・モンクのいた風景

バド・パウエルは モンクの言葉 ナット・ヘンホフ セロニアス・モンクのいた風景発売日: 2014/09/26メディア: 単行本 [独ジャズ評論家トマス・フィッタリングの伝記『セロニアス・モンク』からの抜粋] バド・パウエルは そのようにモンクの家を最もしばしば…

佐々木マキ、ガロ、村上春樹

「朝日ジャーナル」連載 林静一 長井勝一 村上春樹 ライカ すま キムチ ちゅうがっこう ジョーク マチス 旧作に書き下ろしを追加したもの。 ノー・シューズ作者:佐々木 マキ発売日: 2014/05/17メディア: 単行本 書き下ろしから。 「朝日ジャーナル」連載 う…

遺産 カーヴァー評伝その5

リッシュへの懇願 離婚 ベンツ 父と息子 リッシュとの決別 カーヴァーの遺産をめぐる争い 前回のつづき。 ようやく売れて苦労をかけた妻子を幸せにしましたという結末だとナットクー!なんだけど、横からテス・ギャラガー、なんかスッキリしなーい。 レイモ…

破産ふたたび、家族解散 カーヴァー評伝その4

嫉妬 小話 食い逃げ ジョン・チーヴァー チーヴァーの小説論 単身赴任 新たな不倫 「足元に流れる深い川」 破産 家庭崩壊 家族解散 テス・ギャラガーは 前回のつづき。 大学で教えるようになっても無銭飲食上等だったり失業保険不正受給してたことに驚き。そ…

リッシュ登場、不倫 カーヴァー評伝その3

ゴードン・リッシュ登場 リッシュ、遂に「エスクァイア」入り 田舎者 『隣人』 二重性 72年春ブコウスキーを招く いい流れ リッシュによる改変 不倫 あだ名 前回のつづき。 レイモンド・カーヴァー - 作家としての人生作者:キャロル・スクレナカ発売日: 2013…

破産 カーヴァー評伝その2

『頼むから静かにしてくれ』 サクラメントでの暮らし 糟糠の妻 10年目の危機 破産 夢枕に立った父が53歳で死去 カート・ジョンソン談(最初の編集者で友人) イスラエル シカゴのカート・ジョンソン宅訪問 売れるまでワーキングプア一直線だと思っていたので…

レイモンド・カーヴァー評伝

父と母 狩猟 高校時代 パーマー通信講座 17歳の夏・妻との出会い 結婚、娘の誕生 師・ジョン・ガードナー パラノイア レイモンド・カーヴァー - 作家としての人生作者:キャロル・スクレナカ発売日: 2013/07/09メディア: 単行本 父と母 [父のC・R・カーヴァ…

吉本隆明 全対談集12

『吉本隆明 全対談集12』(青土社) 「吉本隆明の現在」芹沢俊介(1986年) 世界視線 吉本 「人間」という概念は、19世紀の発明品で、べつに永遠不変の概念でないというフーコーの考え方は考古学的だと思います。世界視線という考え方の出所は、むしろ像を上…

吉本隆明、村上春樹のサリン事件解釈

「吉本隆明が語る戦後55年 12」 「大衆の原像」の変化、「非転向じゃなくて殺人罪」と平野謙、村上春樹のサリン事件解釈批判、小林秀雄吉本隆明が語る戦後55年 12 (12)批評とは何か/丸山真男について作者: 吉本隆明,吉本隆明研究会出版社/メーカー: 三交社発…

大西巨人、吉本のマス・イメージ論に面食らうの巻

吉本隆明が大西巨人にマス・イメージ論を語っている対談集『素人の時代』について、呉智英が「とりたてて素人の時代を論じたものではなかった」とノンキな事を書いて、大衆マンセーでボタンが……と、延々的外れな批判を繰り広げている本については後日検証す…

カーヴァー詩集

レイモンド・カーヴァー詩集三冊から引用。水と水とが出会うところ (村上春樹翻訳ライブラリー)作者: レイモンドカーヴァー,Raymond Carver,村上春樹出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2007/01/01メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 14回この商品を含…

ブローティガン、1976年の春樹

1976年米日で原著と翻訳が同時出版されたブローティガンの小説、全編源一郎直撃なのは当然として、ここはかなり春樹に直撃じゃないって感じ二章「蜘蛛の巣」「橋」から引用。ソンブレロ落下す―ある日本小説作者: リチャード・ブローティガン,藤本和子出版社/…

1989年の村上春樹

柴田氏による11年前のインタビュー。長文引用になってますが、これでも大胆伐採。代表質問 16のインタビュー作者: 柴田元幸出版社/メーカー: 新書館発売日: 2009/06/19メディア: 単行本 クリック: 25回この商品を含むブログ (20件) を見る計算士のように [長…

風雲!はるき城・1Q84

[注:BOOK1からの引用・ネタバレあり] 昨夏のひょうきん夢列島で自信を深めたタケちゃんはアズミとやっている番組で往年のネタを大披露してこちらは脇汗ぐっしょりなのだが、ハルキの新作も漏れ伝わる情報だけでかなり脇汗。で、じっさい読んでみたら。…