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ナイトフライ 録音芸術の作法と鑑賞法 冨田恵一

詞と曲は同時に ゲイリー・カッツ ロジャー・ニコルズ 空白の10年 ナイトフライ 録音芸術の作法と鑑賞法 作者:冨田恵一 DU BOOKS Amazon 詞と曲は同時に フェイゲンは言う。「いつも、詞と曲は同時に作らなきゃいけないと思っていたし、少なくとも、どんな詞…

トッド・ラングレンのスタジオ黄金狂時代 その4 XTC

トム・ロビンソン・バンド、ピーター・ゲイブリエル パティ・スミス・グループ《ウェイヴ》 《スウィング・トゥ・ザ・ライト》 XTC《スカイラーキング》 ニューヨーク・ドールズ再び 前回の続き。 XTC《スカイラーキング》話がたっぷり。 トッド・ラングレン…

トッド・ラングレンのスタジオ黄金狂時代 その3 ホール&オーツ

ホール&オーツ《ウォー・ベイビーズ》 七枚目のソロ《誓いの明日》 スティーヴ・ヒレッジ《L》 ミートローフ《地獄のロック・ライダー》 《ミンク・ホロウの世捨て人》 前回の続き。 トッド・ラングレンのスタジオ黄金狂時代 魔法使いの創作技術 (P‐Vine BO…

トッド・ラングレンのスタジオ黄金狂時代 その2

バッドフィンガー《ストレート・アップ》 〈ハロー・イッツ・ミー〉 幻覚剤 ニューヨーク・ドールズ 新生グランド・ファンク 《輝くグランド・ファンク》、〈ロコモーション〉 前回の続き。 トッド・ラングレンのスタジオ黄金狂時代 魔法使いの創作技術 (P‐V…

トッド・ラングレンのスタジオ黄金狂時代

ナッズ誕生、レコーディングを学ぶ ベアズヴィル・スタジオ、ザ・バンド ソロ・デビュー キラキラしたサウンド マリファナの影響 《バラッド・オブ・トッド・ラングレン》、パティ・スミス トッド・ラングレンのスタジオ黄金狂時代 魔法使いの創作技術 (P‐Vi…

キャロル・キング自伝 その4

夫リックのDV リック、バンドメンバーを殴る 結末 ボブ・ディラン 前回の続き。 キャロル・キング自伝 ナチュラル・ウーマン 作者:キャロル・キング 発売日: 2013/02/23 メディア: 単行本 夫リックのDV リックは自分の作る曲がメロディアスで、歌詞には…

キャロル・キング自伝 その3

ジェイムス・テイラー ザ・シティ ジェイムス・テイラーと「ソー・ファー・アウェイ」 『つづれおり』 四パターンの試聴形態 全英ツアーの思い出、ジョニ・ミッチェル ジョンとヨーコの家へ 前回の続き。 キャロル・キング自伝 ナチュラル・ウーマン 作者:キ…

キャロル・キング自伝 その2

ブリティッシュ・インヴェイジョン 「ナチュラル・ウーマン」 アロノウィッツとミドル・クラス 夫のLSD中毒 ブライアン・ウィルソン 西へ ローレル・キャニオン トニ・スターンの歌詞 前回の続き。 キャロル・キング自伝 ナチュラル・ウーマン 作者:キャ…

キャロル・キング自伝 ナチュラル・ウーマン

リズム&ブルース サラダ・デイズ アル・パチーノ デートに誘われず ジェームズ・ディーン、 ナタリー・ウッド ポール・サイモンとカズンズ ジェリー・ゴフィン登場 結婚、アルドンとの契約 「ウィル・ユー・ラヴ・ミー・トゥモロー」 「ロコモーション」 郊…

プリファブ・スプラウトの音楽 渡辺亨

パンクから遠く離れて トーマス・ドルビー 〈Nightingales〉 〈Wichita Lineman〉 ボブ・ディラン プリファブ・スプラウトの音楽 永遠のポップ・ミュージックを求めて 作者:渡辺亨 出版社/メーカー: DU BOOKS 発売日: 2017/03/17 メディア: 単行本 スウーン …

ブライアン・ウイルソン自叙伝 ビーチボーイズ光と影

僕がクビだって? もう曲が書けない 父の暴力 父の曲が流れた日 僕の作曲法 オリジナル曲 〈サーファー・ガール〉 父との対立 ブライアン・ウイルソン自叙伝―ビーチボーイズ光と影 作者: ブライアンウイルソン,トッドゴールド,Brian Wilson,Todd Gold,中山康…

音職人・行方洋一の仕事 伝説のエンジニアが語る日本ポップス録音史

初録音 ジェリー藤尾「遠くへ行きたい」 坂本九「見上げてごらん夜の星を」 弘田三枝子「ビー・マイ・ベイビー」 爆音バンド、ブルージーンズ 尾藤イサオ「悲しき願い」 「音屋会」 不良社員 奥村チヨ 安西マリア「涙の太陽」と「行方式ジェットマシーン」 …

アメクラ! ポップ・ミュージック・ファンのための新しいクラシック音楽案内

「迷った時には墓参り」 フィラデルフィアは弦がいい エルヴィスの憧れ、マリオ・ランツァ 山下達郎とイタリアン・テノール オペラ ノエル・ギルバート アメクラ事情を知るにはアマプラでやってる『モーツァルト・イン・ザ・ジャングル』を観るといいらしい…

フィル・スペクター 甦る伝説 その4 大瀧詠一

ロニー・スペクター ホール・オブ・フェイム セリーヌ・ディオン 「ホール・オブ・フェイム」でポールと鉢合わせ 日本版特別解説対談 朝妻一郎☓大瀧詠一 前回の続き。 フィル・スペクター 甦る伝説 増補改訂版 作者: マークリボウスキー,大瀧詠一,奥田祐士 …

ヒットこそすべて・その2 朝妻一郎 ナイアガラ経緯

パシフィック音楽出版入社まで カレッジ・フォーク誕生のいきさつ 二度目の渡米 エレック、ナイアガラ 『A LONG VACATION』 ムーンライダーズ 前回の続き。 ヒットこそすべて ~オール・アバウト・ミュージック・ビジネス~ 作者: 朝妻一郎 出版…

ビーチ・ボーイズ・その5 家族の死

《僕を信じて》 トニー・アッシャー “神のみぞ知る” 《ペット・サウンズ》 レニー・ワロンカーとランディ・ニューマン 心が壊れてしまった人間 1976年ブライアン・インタビュー 1977年デニス・インタビュー 1985年ブライアン・インタビュー 前回のつづき。 …

ビーチ・ボーイズとカリフォルニア文化・その2

デニスとカール 母方の祖父カール わんぱくデニスとして ブライアンの宅録 失意のマイク・ラヴ サーフィンの歴史 ディック・デイル 61年ステレオ・マスターズに売り込み ゲイリー・アッシャー みにくいアヒルの子 前回のつづき。 ビーチ・ボーイズとカリフォ…

バート・バカラック自伝・その4

キャロル・ベイヤー・セイガー 浮気、別れ話 競馬 前回のつづき。 バート・バカラック自伝 - ザ・ルック・オブ・ラヴ 作者:バート・バカラック,ロバート・グリーンフィールド 発売日: 2013/12/28 メディア: 単行本 キャロル・ベイヤー・セイガー はじめて彼…

バート・バカラック自伝3:決裂の真相

〈世界は愛を求めてる〉 憤るハル・デイヴィッド 曲作りの苦労 アルフィー 〈サン・ホセへの道〉 A&Mレコード 「雨にぬれても」 〈遥かなる影〉 ハルとの決裂 前回のつづき。 バート・バカラック自伝 - ザ・ルック・オブ・ラヴ 作者:バート・バカラック,…

バート・バカラック自伝 その2

〈ベイビー・イッツ・ユー〉 〈涙でさようなら〉 〈タルサからの24時間〉 『何かいいことないか子猫チャン』 前回のつづき。 バート・バカラック自伝 - ザ・ルック・オブ・ラヴ 作者:バート・バカラック,ロバート・グリーンフィールド 発売日: 2013/12/28 メ…

バート・バカラックとディートリッヒ

バーンスタイン ジャズと初体験 マッギル大学音楽院 ハル・デイヴィッド マレーネ・ディートリッヒ 冒頭、未熟児で生まれた子供へのいい話があり、感動しつつ読みすすめると、その子の悲惨な生涯や、バカラックのゆるーい下半身話が展開されるので、自伝作家…

デヴィッド・フォスター自伝・その2

チャック・ベリーとボ・ディドリー セッション・プレイヤーに ボズ・スキャッグス 前日のつづき。 ヒットマン デイヴィッド・フォスター自伝 (P‐Vine BOOKs)作者:デヴィッド・フォスター発売日: 2009/11/02メディア: 単行本 チャック・ベリーとボ・ディドリ…

ポールだけど、なにか質問ある?

ビートルズが四人勢ぞろい? ポールから依頼 「ポールだけど、なにか質問ある?」 マドンナ マイケル・ジャクソンとリサ スルーしかけるも、「わたしの人生においては、ゴッド・ファーザーといえばJBではなく、モーリス・ホワイト」という一節が目に入り借り…