music

レッド・ツェッペリン オーラル・ヒストリー その4

長過ぎるソロ、崩壊する人間関係 荒れ狂うボンゾ オークランド事件 プラントに悲劇 『イン・スルー・ジ・アウト・ドア』 ネブワース 終焉 不遇の80年代前半 ライヴ・エイド 再編劇、『ノー・クォーター』から排除されたジョンジー 温和になったピーター・グ…

朝妻一郎 高鳴る心の歌 その2

放送収入の変遷 フジパシフィック社長就任、おニャン子バブル レコード、映画が変えた出版ビジネス BMIによりロック誕生 大瀧詠一 日本の音楽出版黎明期、悪党プラーゲ シンコー・草野昌一さんは良き先輩 米国音楽界に信頼された永島達司さん 外圧でつくられ…

朝妻一郎 高鳴る心の歌 ヒット曲の伴走者として

石田達郎 Bittersweet Samba、チャック・ケイ 転換点の66年、ミュージカルライツ東京 ゲフィンに投資、ビートルズの著作権 CBSソングスでの後悔 ウインドスェプト・パシフィック・ミュージック設立 業界入りの経緯、楊華森、高崎一郎 亀渕昭信 「帰って来た…

ミュージック・イズ・ヒストリー その2

ザ・ポリス『白いレガッタ』 マイケル・ジャクソン トーマス・ドルビー「ハイパーアクティブ!」 プリンス ティアーズ・フォー・フィアーズ 「エルヴィス・イズ・デッド」 ノーマン・ホイットフィールド 1995 いまここにある、緊張 マライア・キャリー自伝に…

ミュージック・イズ・ヒストリー クエストラヴ

71年9月はどんな意味を持っていたのか 1971 歴史の輪に引きのばされ 1972 音楽はメッセージ 歴史からこぼれ落ちて 「奇妙な果実」 ビル・ウィザース 全体か一部か 「サー・デューク」 1977 フューチャー・トゥ・ザ・バック フェイズ・Oとオハイオ・プレイヤ…

トム・ウェイツが語るトム・ウェイツ・その3

《ビッグ・タイム》 《ボーン・マシーン》 《ミュール・ヴァリエイションズ》 《リアル・ゴーン》 《オーファンズ》 前回の続き。 トム・ウェイツが語るトム・ウェイツ アルバム別インタビュー集成 うから Amazon ビッグ・タイム(紙ジャケット仕様) アーティ…

黒人ばかりのアポロ劇場・その2

ビリー・ホリデイ ソウル・ミュージックの生みの親、オリオールズ ゴスペル 障害者ダンサーたち 口コミに勝る宣伝はない ソロモン・バーク ミンストレル・ショー、「焼きコルク」メイク 出演料変遷 白い黒人 人種問題解決への願い 黒人ばかりのアポロ劇場 作…

黒人ばかりのアポロ劇場 ジャック・シフマン

スラング、百二十五丁目のにぎわい おれたちの劇場 世界で最も"うるさい"観客 ライオネル・ハンプトン 奇妙な果実、ナンシー・ウィルソン ハーレムの黄金時代 ベッシー・スミス レッドベリー カウント・ベイシー 楽譜を読めなくても ビ・バップ エラ・フィッ…

ギャングスター・ラップの歴史 スクーリー・Dからケンドリック・ラマーまで

序文 イグジビット 2018年4月 ギャングスター・ラップ以前 スクーリー・D N.W.A『Straight Outta Compton』 映画『スカーフェイス』 ドクター・ドレー『The Chronic』 ブラッズとクリップス アバヴ・ザ・ロウ マスター・Pとノーリミット・レコーズ ギャングス…

象の記憶 日本のポップ音楽で世界に衝撃を与えたプロデューサー

フラメンコの衝撃、ホセ・フェリシアーノ 本場スペインへ 福澤幸雄・享年二十五歳 バークレイレコード、〈ALFA〉、「マイ・ウェイ」 マッシュルーム・レーベル、ユーミン デヴィッド・サンボーン イエロー・マジック・オーケストラ 二十一世紀のヒットと佐藤…

エレベーター・ミュージック・その2

レイ・コニフ ベルト・ケンプフェルト アニタ・カー、サンドパイパーズ エキゾティカ、スペース・エイジ・バチェラー・パッド・ミュージック 101ストリングス ミスティック・ムード・オーケストラ J・G・バラード サブリミナル 「ビューティフル・ミュージッ…

エレベーター・ミュージック BGMの歴史

堅苦しい宮廷音楽を「軽音楽」に 未来派の音楽 サティ「家具の音楽」 ハックスリー、ザミャーチン 軽音楽、ビクター・ヤング、モートン・グールド ミューザック 「缶詰音楽」と戦ったペトリロ トーキーの音楽、プロダクション音楽 ポール・ウェストン、ジャ…

サステナブル・ミュージック これからの持続可能な音楽のあり方

はじめに ヒューマニズムによる音楽の疎外 クラシック音楽という生政治 人種主義にいたる比較音楽学 ポピュラー音楽が背負ったもの ノイズの排除と共存 音楽からの身体性の排除 「楽しい音楽」思想が生むもの 画一化される情動と、その再生産としての音楽 こ…

音楽療法を考える 若尾裕

音楽療法家、ポール・ノードフの思想 音楽療法士の音楽技術 高齢者のための音楽療法、ヴァーチャルな音感 楽しい音楽活動 音楽療法のための音楽美学 音楽療法の美学 調的和声音楽と資本主義 フラジャイルな音楽 コミュニティ音楽療法 ブリュンユルフ・スティ…

イナー・シティ・ブルース マーヴィン・ゲイが聴こえる

『離婚伝説』 破滅 マーヴィン・ゲイ・シニア マーキーズ、ボ・ディドリー ハーヴィー・フュークァ ベリー・ゴーディJr. アンナとマーヴィン 公民権運動、カーティス・メイフィールド ダイアナ・ロス タミー・テレル、デヴィッド・ラフィン 偽善者ベリー・ゴ…

ピーター・ガブリエル  その3

『アルタード・ステーツ』 眩惑のブロードウェイ、ホドロフスキー、モーゾ ミルグラム 「最後の誘惑」、「バーディ」 WOMAD ゲフィンと契約 『Peter Gabriel 4』 妻の浮気、ロザンナ・アークエット ビッグ・タイム 「スレッジハンマー」 「レッド・レイ…

ピーター・ガブリエル その2

恋愛、そして結婚 ソロ・デビュー・アルバム セカンド・アルバム ゲイルフォース・マネージメント ゲート・リバーブ誕生 ビコ、マリンバ、フェアライト アトランティックの失敗 「ファミリー・スナップ・ショット」 エルハルト式セミナー ドラッグ、ユング …

ピーター・ガブリエル(正伝)

少年時代 チャーターハウス オーティス・レディング 最初のジェネシス、ガブリエルズ・エンジェル 三角関係 トニー・ストラットン・スミス 心霊現象と「サパーズ・レディー」 シュールな小咄 ピーター脱退、『眩惑のブロードウェイ』 ピーターガブリエル(正…

クラフトワーク  その3

サイクリング 自転車事故 レベッカ・アレン ヴォルフガング脱退 『エレクトリック・カフェ』、カール脱退 新曲 ヴォルフガングは語り、また沈黙する 訴訟、出版差し止め 新しいライヴ・ツアー さらば、ミスター・クラング! クラウス・ディンガー、ミヒャエ…

クラフトワーク  デヴィッド・バックリー

はじめに 戦後ドイツ、自分たちの音楽文化 クラウトロック 新たなフォルクスムジーク 誰がクラフトワーク? 二つのクラフトワーク?ラルフは創設メンバーじゃない ノイ! ラルフの復帰 『アウトバーン』、ピーター・サヴィル、ジョン・フォックス コニー・プ…

エッジィな男 ムッシュかまやつ

見過ごされてきた超カッコいい音源 「夕陽が泣いている」 カントリー&ウェスタンの洗礼 かまやつヒロシ氷河期 短命に終わった幻のバンド、ザ・サンダーバード 亀渕友香に聞く初期ムッシュの実像 華麗なる音楽DNA・釜萢家と森山家 武部聡志、石井ジローに聞く…

追憶の泰安洋行 その2

エキゾ御三家 大瀧詠一 第17回 矢野顕子 第18回 鈴木慶一 第21回 民謡クルセイダーズ参上 第23回 『はらいそ』が目指したトロピカルのゴール 第24回 鈴木惣一朗 第25回 トロピカル・ダンディーをもう一度 前回のエキゾ話から続く。 追憶の泰安洋行 細野晴臣…

追憶の泰安洋行 細野晴臣が76年に残した名盤の深層を探る

『泰安洋行』 第3回 林立夫が語るチャンキー・グルーヴの極意 第5回 1976 日本のトロピカル事情 第6回 エンジニア=田中信一が残した魅惑の響き 第9回 久保田麻琴 第10回 ドラマー伊藤大地 1拍子 第11回 八木康夫 第14回 s-ken登場、マーティン・デニー 追憶…

音楽談義 保坂和志、湯浅学

エノケンとディラン 音楽談義 Music Conversations (ele-king books) 作者:保坂和志,湯浅学 Pヴァイン Amazon エノケンとディラン 湯浅 (略)エノケンがボブ・ディランに似ているのを発見したんだよ。エノケンのレコードは『エノケンの〜』ってタイトルが多…

フィールド・レコーディング入門 柳沢英輔

民族音楽のフィールド・レコーディング クリス・ワトソン 環境音と一体化する感覚 「音楽」のフィールド・レコーディング 水中音の録音作品 超音波を録る プライバシー、著作権の問題 フィールド・レコーディング入門 響きのなかで世界と出会う 作者:柳沢 英…

プリンス FOREVER IN MY LIFE

スザンナ・メルヴォワン 死の理由 マイルス・デイヴィス、スパイク・リー 母 『パープル・レイン』とナパーム弾 モハメド・アリ アンドレ・シモン スプリングスティーン 「プリンスは死んだ」 息子の死 鎮痛剤の常用 引きこもるプリンス ミネソタ・ナイスと…

バンドやめようぜ! その2

前回の続き。 シーン内の政治をさばくには ミニ・アルバムというフォーマット 英語で歌うメリット・デメリット 国家主義的だったブリットポップ ライオット・ガール、フェミニズム、キュートとクリエイティヴィティの交点 オルタナティヴとアイドル産業 バン…

バンドやめようぜ!あるイギリス人のディープな現代日本ポップ・ロック界探検記

レーベルからの規制 日本のロックってなんなんだろう? 巻上公一、近田春夫、ライヴ・ハウスの変容 メジャーが草の根シーンに与えるダメージ ジャパニーズ・ポップの特性 「クール・ジャパン」、〈東風レコーズ〉の失敗 海外における日本の音楽 ライヴ・ハウ…

ジャズ・レディ・イン・ニューヨーク ブルーノート・レコードのファースト・レディからヴィレッジ・ヴァンガードの女主人へ

ジャズを聴く少女 ホット・クラブ ブルーノート・レコード セロニアス・モンク アルフレッドとの日々 ヴィレッジ・ヴァンガード ヴィレッジ・ヴァンガード再建 ミンガス・ライト モンク夫妻とパトロネス ロレインさんの恋愛事情 ジャズ・レディ・ イン・ニュ…

ナイトフライ 録音芸術の作法と鑑賞法 冨田恵一

詞と曲は同時に ゲイリー・カッツ ロジャー・ニコルズ 空白の10年 ナイトフライ 録音芸術の作法と鑑賞法 作者:冨田恵一 DU BOOKS Amazon 詞と曲は同時に フェイゲンは言う。「いつも、詞と曲は同時に作らなきゃいけないと思っていたし、少なくとも、どんな詞…