文化

誰がメンズファッションをつくったのか?その2 モッズ、スキンヘッド

カーナビー・ストリート、ドラァグのはじまり モッズ ロッカーズ 長髪とミック・ジャガー スキンヘッド 前回の続き。 誰がメンズファッションをつくったのか? 英国男性服飾史 作者:ニック・コーン 発売日: 2020/11/20 メディア: 単行本(ソフトカバー) カー…

誰がメンズファッションをつくったのか?英国男性服飾史

セシル・ジー、ズート・スーツ バニー・ロジャー、エドワーディアン・ルック テディ・ボーイのインパクト イタリアン・ルック 誰がメンズファッションをつくったのか? 英国男性服飾史 作者:ニック・コーン 発売日: 2020/11/20 メディア: 単行本(ソフトカバ…

イギリス近代の中世主義 マイケル・アレクサンダー

「ゴシック」と「中世」 エドマンド・バーク『フランス革命の省察』 ロマンス フランス革命で出戻った聖職者 歴史と物語 ウィリアム・モリスとエドワード・バーン=ジョーンズ イエズス会のホプキンズ神父 ラスキン、ビアズリー G・K・チェスタトン 二十世紀…

建築史的モンダイ その2

茶室は世界にも稀な建築類型である 茶室における炉の存在とは ガラスは「石」でありえるか? 奈良の都に煉瓦が!? 打放しコンクリートの父 本野精吾、 打放しは型枠の表現 柔構造か剛構造か、それが問題だ! 建築史的モンダイ (ちくま新書) 作者:藤森 照信 …

建築史的モンダイ 藤森照信

泥の大モスク 和館と洋館の併置という謎 横長は悪魔の形式!? 建築史的タテヨコ問題 日本のモクゾウ 焼いて作る!? 城は建築史上出自不明の突然変異 建築史的モンダイ (ちくま新書) 作者:藤森 照信 発売日: 2008/09/01 メディア: 新書 泥の大モスク 泥を干…

コンピューターは人のように話せるか?

高周波の聴覚 チンパンジーと現生人類の発声 なぜサルは話さないのか ベルヌーイ効果 カストラート 舞台演劇と音響効果 オペラ歌手 テープレコーダーに出資したビング・クロスビー ソノボックス なぜ人の聴覚は会話に必要のない高域までカバーしているのか、…

アトランタの案山子、アラバマのワニ 安西水丸

プロローグ ハワード・フィンスター R・A・ミラー ジミー・リー・サダス アトランタの案山子、アラバマのワニ 作者: 安西水丸 出版社/メーカー: アドレナライズ 発売日: 2017/06/05 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る プロローグ (略)「ア…

ファンダム・レボリューション:SNS時代の新たな熱狂

解説:ファンとはいかなる存在か 若林恵 ウォーレン・バフェット ポラロイド 第8章 ファンダムが炎上するとき ファンダム・レボリューション:SNS時代の新たな熱狂作者:ゾーイ フラード=ブラナー,アーロン M・グレイザー発売日: 2017/12/06メディア: 単行本…

ニュースクール――20世紀アメリカのしなやかな反骨者たち

「ニュースクール」創設 マーロン・ブランド 複雑なナショナリズム アメリカ化運動と弾圧の拡大 マッカーシズムの構造 ハンナ・アーレント ニュースクール――20世紀アメリカのしなやかな反骨者たち 作者: 紀平英作 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2017/08…

出版幻想論・その3 藤脇邦夫

角川春樹 文芸編集者は税金対策 編プロ受注率が出版社を左右する 本にも賞味期間がある 図書館は出版産業の敵だ 出版における新商品とは 90年代の出版界を予想する 編集者40代定年説 「カネを飼っているような本」の作り方 前回の続き。 ここ(出版幻想論 デ…

ビーチ・ボーイズとカリフォルニア文化

ロサンゼルスという町 ブルース・ジョンストン、「The Nearest Faraway Place」 祖父バディ・ウィルソン オーキーズ ダストボウル、地震 祖父・バディと父・マリー ブライアンの耳の障害 ラヴ家 ビーチ・ボーイズの話はまだあまり出ません。 ビーチ・ボーイ…

テクニウム テクノロジーはどこへ向かうのか?

アーミッシュ 「アーミッシュ電気」 新しいテクノロジーを受け入れるまでの経過 ヒッピー、アーミッシュのジレンマ 第11章『アーミッシュのハッカーから学んだこと』だけ読んだ。 テクニウム――テクノロジーはどこへ向かうのか? 作者: ケヴィン・ケリー,服部…

アニメーションの表現史 細馬宏通

手の謎はこうだ。 ミニー・ザ・ムーチャーの幻覚 リップ・シンク 現実界と描画面 前回のつづき。 ミッキーはなぜ口笛を吹くのか: アニメーションの表現史 (新潮選書) 作者: 細馬宏通 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 2013/10/25 メディア: 単行本 この商品…

『リトル・ニモ』を描いた男

『リトル・ニモ』ウィンザー・マッケイの経歴 黒板アニメ『愉快な百面相』 そもそも、マッケイはなぜ恐竜を選んだのか? アニメ界のヘンリー・フォード ミッキーはなぜ口笛を吹くのか: アニメーションの表現史 (新潮選書) 作者: 細馬宏通 出版社/メーカー: …

ミシンと日本の近代

シンガー女学院 日本女性らしさと裁縫道 袴からセーラー 和服か洋服か ミシンと日本の近代―― 消費者の創出作者:アンドルー・ゴードン発売日: 2013/07/24メディア: 単行本 シンガー女学院 シンガー女学院の経済的独立のアピールのキーワードは自活だった。こ…

猫の大虐殺

kingfish.hatenablog.com 上記で引用されていた『猫の大虐殺』を借りてみた。猫の大虐殺 (岩波現代文庫)作者: ロバートダーントン,Robert Darnton,海保眞夫,鷲見洋一出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2007/10/16メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 47回この…

未洗礼死産児のサンバ

カトリック教会は洗礼の徹底・重要性教育のために なぜ産婆は墓地で子を喰らう悪魔として描かれたか 規制強化で未洗礼死産児問題化 モケ・ド・ラ・モットによる胎内洗礼 「救済の手」 全7章のうち長谷川まゆ帆による第1章のみ。 ジェンダー (近代ヨーロッ…

1923年の女たち

「女はすべてスカーレット」というものすごい副題、装丁挿絵すべて『風と共に去りぬ』全開なのだが、実際の中身は著者が『風〜』を書く10年程前に書いた新聞記事をまとめたもので、1923、4年の風俗・社会事情が描かれていて、これが結構興味深い。ある意味、…

〈悪口〉という文化

〈悪口〉という文化作者: 山本幸司出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2006/11/16メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 28回この商品を含むブログ (11件) を見る悪口祭におけるルール ①禁句例 泥棒・姦夫・癩病。 泥棒・貧乏など「〜ぼう」のつく言葉。 ②匿名性…

パノラマの世紀

そもそもパノラマ館とは。 ファンタスム/プロパガンダ 芸術産業 ピクチャレスク 立ち位置/機械的な再現 芸術界からの批判 モネの『睡蓮』 パノラマって映画誕生以前のヴァーチャル・リアリティ空間で国際的配給網を持ってたのかあ。 パノラマの世紀作者:ベル…

萌えるアメリカ

アメリカの出版流通話だけを。萌えるアメリカ 米国人はいかにしてMANGAを読むようになったか作者: 堀淵清治出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 2006/08/14メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 43回この商品を含むブログ (31件) を見る検閲機関CCA(コミック…

悪魔のピクニック

ノルウェー 禁酒法時代のアメリカ 日本と英国 1969年発行の酔態調査"Drunken Comportment" 世界一臭いチーズ 国が規制しているものをその国に行って摂取するという企画。当然ドラッグも出てくるが、それより衛生戦争?で禁止されているチーズとかの方が面白…

アメリカ文化史入門

ウィリアム・バードの秘密の日記 エロ階級格差の危機 悪徳撲滅委員会 コムストック法 ブルマの源流 避妊情報本 アメリカ文化史入門―植民地時代から現代まで発売日: 2006/04/01メディア: 単行本 植民地時代に蔵書数第二位を誇った ウィリアム・バードの秘密の…

俗語が語るニューヨーク・その3

不健康なスポーツマン ぽよよーん&池乃めだかウォーク 「ザ・テンダーロイン」 バットホールを聴く三千里マルコ 豚だらけの街 前日のつづき。 俗語が語るニューヨーク―アメリカの都市社会と大衆言語 作者: アーヴィング・ルイスアレン,Irving Lewis Allen,…

俗語が語るニューヨーク

ストリート オン・ザ・ストリート street-smart street-wise 棟割長屋の条件 ジャングル アイルランド人の歩道 ザ・ビッグ・アップル 俗語が語るニューヨーク―アメリカの都市社会と大衆言語 作者: アーヴィング・ルイスアレン,Irving Lewis Allen,長田光展 …

夢の消費革命・その3

経済学者シャルル・ジッド 消費者の支配は遥か エコ極道 生協極道 消費者の王国 ニーム派と社会主義者との根本的違いとは 「ホワイト・リスト」 フェミ極道 連帯を熱く語ったジッドの孤独 アンドレ・ジッドは叔父の死に際してこう述べた。 前日の続き。 夢の…

「声」の資本主義―電話・ラジオ・蓄音機の社会史

演奏会の変遷 電話で無駄話をするな ベルはおしゃべり推奨 草創期の電話交換手のありよう 農村パーティーラインDEATH 有線電話 住宅用は全体の15%だった公社電話と農村の対立 法制定で潰された農村電話。70年代に衰退。 「声」の資本主義―電話・ラジオ・蓄…

美と礼節の絆

美と礼節の絆 日本における交際文化の政治的起源作者: 池上英子出版社/メーカー: NTT出版発売日: 2005/07/09メディア: 単行本 クリック: 16回この商品を含むブログ (12件) を見る大雑把にいうと、西洋では市民階級が現われたときに礼節が必要になったが、徳…

モードの方程式

モードの方程式作者: 中野香織出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/02/26メディア: 単行本この商品を含むブログ (8件) を見る汚れるなら汚してしまえカーキ色 ハリー・ラムデン卿、インド駐屯の英国歩兵連隊の司令官である。 当時の英国の軍服は純白だった…

ハイブラウ/ロウブラウ・その3

プロアマの壁が生じる 文化統制の確立 白黒映画のカラー化問題に関して 前々日の続き。 ハイブラウ/ロウブラウ・その2 - 本と奇妙な煙 ハイブラウ/ロウブラウ―アメリカにおける文化ヒエラルキーの出現 作者: ローレンス・W.レヴィーン,Lawrence W. Levine,…