スピノザ

カール・シュミット その2

前回の続き。 カール・シュミット-ナチスと例外状況の政治学 (中公新書) 作者:蔭山 宏 発売日: 2020/06/22 メディア: 新書 ロマン主義者批判 従来人間を支え、人間の内実に大きな影響を及ぼしてきた「神」や「共同体」、「国家」から解放されたばかりか、十…

抑止力としての憲法 シュミット、ホッブズ、カピタン

抑止力としての憲法――再び立憲主義について作者: 樋口陽一出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2017/12/15メディア: 単行本この商品を含むブログを見るシュミットとホッブズ シュミットは1938年に『トマス・ホッブズの国家論におけるレヴィアタン』を公刊して…

哲学においてマルクス主義者であること・その2

前回の続き。哲学においてマルクス主義者であること (革命のアルケオロジー 6)作者: ルイ・アルチュセール,市田良彦出版社/メーカー: 航思社発売日: 2016/07/20メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る平面秩序、丸い秩序、境界ならざる境界 ヒュ…

哲学においてマルクス主義者であること アルチュセール

哲学においてマルクス主義者であること (革命のアルケオロジー 6)作者: ルイ・アルチュセール,市田良彦出版社/メーカー: 航思社発売日: 2016/07/20メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る哲学者たちの集い カントは動揺していた。一座はざわめい…

『正戦と内戦』その2 戦勝国による正統性

前日の続き。正戦と内戦 カール・シュミットの国際秩序思想作者: 大竹弘二出版社/メーカー: 以文社発売日: 2009/10/29メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 22回この商品を含むブログ (10件) を見る法秩序の精神的な浸食、『リヴァイアサン』 法秩序の精神的…

哲学の犯罪計画 ヘーゲル『精神現象学』を読む

第一章がわかりやすくて面白いのでごっそり引用。哲学の犯罪計画: ヘーゲル『精神現象学』を読む (叢書・ウニベルシタス)作者: ジャン=クレ・マルタン,信友建志出版社/メーカー: 法政大学出版局発売日: 2013/05/31メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件…

スピノザと政治・その2

前回のつづき。スピノザと政治 (叢書言語の政治)作者: エティエンヌバリバール,´Etienne Balibar,水嶋一憲出版社/メーカー: 水声社発売日: 2011/02メディア: 単行本 クリック: 7回この商品を含むブログ (2件) を見る 政治体は、内戦(「反乱」)(略)の潜在…

スピノザと政治

スピノザと政治 (叢書言語の政治)作者: エティエンヌバリバール,´Etienne Balibar,水嶋一憲出版社/メーカー: 水声社発売日: 2011/02メディア: 単行本 クリック: 7回この商品を含むブログ (2件) を見る 『神学・政治論』にたえず誤解がつきまとうのは、ある特…

ライプニッツの迷宮

前日のつづき。 「哲学者たちのワンダーランド 様相の十七世紀」その4。 前回までのおさらい的なとこもありつつ。哲学者たちのワンダーランド 様相の十七世紀作者: 上野修出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/11/22メディア: 単行本この商品を含むブログ (…

ホッブズ・約束という暴力

前日のつづき。 「哲学者たちのワンダーランド 様相の十七世紀」その3。哲学者たちのワンダーランド 様相の十七世紀作者: 上野修出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/11/22メディア: 単行本この商品を含むブログ (9件) を見る スピノザが自然主義だという…

スピノザ・敬虔なるマキャベリスト

前日のつづき。 「哲学者たちのワンダーランド 様相の十七世紀」その2。哲学者たちのワンダーランド 様相の十七世紀作者: 上野修出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/11/22メディア: 単行本この商品を含むブログ (9件) を見るスピノザの並行論 われわれの…

世界の底がぬけた世紀の哲学者たち

哲学者たちのワンダーランド 様相の十七世紀作者: 上野修出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/11/22メディア: 単行本この商品を含むブログ (9件) を見る世界の底がぬけた17世紀 17世紀は、いわば世界の底が抜けてしまった時代だ。よく言われるように、科学…

スピノザ「無神論者」・その2

前日の続き。スピノザ 「無神論者」は宗教を肯定できるか シリーズ・哲学のエッセンス作者: 上野修出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2015/07/31メディア: Kindle版この商品を含むブログ (1件) を見る 鋭牙会に捧ぐ*1 もう聖書の中の古くさい理屈に合わない記…

スピノザ「無神論者」は

面白い。前半が、いや2/3くらいまでが。薄くて千円で(ま、図書館で借りたけど)すぐ読めて面白い。脳味噌に刺激。スピノザ 「無神論者」は宗教を肯定できるか シリーズ・哲学のエッセンス作者: 上野修出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2015/07/31メディア: …

スピノザの世界 上野修

スピノザの世界―神あるいは自然 (講談社現代新書)作者: 上野修出版社/メーカー: 講談社発売日: 2005/04/19メディア: 新書購入: 16人 クリック: 117回この商品を含むブログ (132件) を見るイントロ。何でも人間で考えるな。 「ちょっと待ちたまえ」というスピ…

スピノザという暗号

スピノザという暗号 (クリティーク叢書)作者: 田島正樹出版社/メーカー: 青弓社発売日: 2001/06/01メディア: 単行本 クリック: 4回この商品を含むブログ (5件) を見るさて前日と関係あるような話というのが、「パーフィットの議論」という項目。 クローンを…