貧民

憐れみと縛り首―ヨーロッパ史のなかの貧民

憐れみと縛り首―ヨーロッパ史のなかの貧民作者: ブロニスワフゲレメク,Bronislaw Geremek,早坂真理出版社/メーカー: 平凡社発売日: 1993/04メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る脱落したエリート救済 喜捨や教会施設への献金で特徴的に表現さ…

分配的正義の歴史 道徳的な言葉は非人間的

出だしが地味なので、後半にはこんな話もあるよと。 「道徳的な言葉は非人間的である、とマルクスは考えたのである」 「道徳的規範が我々自身から遠く隔たっている場合、それは支配のための簡単な道具にされる」 『「人間らしくする」ことや「社会化する」こ…

コミュニティデザインの源流 イギリス篇

コミュニティデザインの源流 イギリス篇作者: 山崎亮出版社/メーカー: 太田出版発売日: 2016/04/23メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (1件) を見るゴシック建築と組織マネジメント ラスキンは、古い建築にはつくられた当時の労働者がも…

バーニー・サンダース自伝 ホワイトハウスのはぐれ者

1997年の『アメリカ下院のはぐれ者』に「まえがき」と「解説」を足して、2015年に『ホワイトハウスのはぐれ者』として再刊された本。バーニー・サンダース自伝作者: バーニー・サンダース,萩原伸次郎出版社/メーカー: 大月書店発売日: 2016/06/24メディア: …

「貧者を殴り倒そう」ボードレール語録

ボードレール語録 (岩波現代文庫)作者: 横張誠出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2013/04/17メディア: 文庫この商品を含むブログ (1件) を見る「貧者を殴り倒そう」(『パリの憂愁』) それまでの二週間、私は部屋に閉じこもって、当時(十六年か十七年前)…

世界は貧困を食いものにしている

kingfish.hatenablog.com 上記本は、「そんなにバラ色じゃないよマイクロクレジット、貧困は解決されてないよ」という論調だったけど、この本の著者は、「解決されてないどころか、収奪されてますよ」と糾弾している。内部告発して二回解雇されてるせいか、…

善意で貧困はなくせるのか?

チラ見。善意で貧困はなくせるのか?―― 貧乏人の行動経済学作者: ディーン・カーラン,ジェイコブ・アペル,澤田康幸(解説),清川幸美出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2013/02/09メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 8回この商品を含むブログ (10件) を見る…

国民国家と市民

国民国家と市民―包摂と排除の諸相作者: 立石博高,篠原琢出版社/メーカー: 山川出版社発売日: 2009/06メディア: 単行本 クリック: 10回この商品を含むブログ (1件) を見る 第三章 「セルフメイドの国民性と市民/金井光太朗」 タウンミーティングは多数決で決…

古代から中世へ

あまり面白くなさそうなタイトルですが、免税の言い訳で貧者保護を始めた教会が「貧者」の意味を拡大・変容させて、エリートも神の前では貧者としてへりくだるシステムを完成させ君臨していったという話。ウンコ砲が不発で(id:kingfish:20060215)傷心のあ…