2016-04-01から1ヶ月間の記事一覧

カインド・オブ・ブルーの真実・その2

30丁目スタジオ 安堵したジミー・コブ 《ブルー・イン・グリーン》クレジット問題 エコー・ルーム 《ソー・ホワット》 すべてが、ただ“ポン”とはじけたんだ 『スケッチズ・オブ・スペイン』 1972年、キャノンボールのフリージャズへの見解 オーネット・コー…

カインド・オブ・ブルーの真実

観客に背を向けるマナーが尊大だと一部から非難 モード宣言 ビル・エヴァンス 『1958マイルス』 今回引用したのは最初に翻訳された方から。 カインド・オブ・ブルーの真実 作者: カーンアシュリー,中山康樹,中山啓子 出版社/メーカー: プロデュースセンター…

私の1960年代 山本義隆の丸山眞男批判

丸山眞男批判 廣松渉、ちょっといい話 回想はこんな感じ。 丸山眞男を批判しつつも、「現代日本はデモクラシーが至上命令として教典化される危険が多分に存する。それはやがて恐るべき反動を準備するだろう。」といった主張は評価していると著者。 私の1960…

なぜ国々は戦争をするのか ベトナム、ユーゴ

ベトナム戦争 ヨーロッパ最後の独裁者の戦争 セルビア人による長いサラエヴォ包囲 なぜ国々は戦争をするのか 上作者:ジョン・G・ストウシンガー発売日: 2015/10/27メディア: 単行本 ベトナム戦争 リンドン・ジョンソンは負けられないと思っていたため、その…

私たちはどこまで資本主義に従うのか

法人を警戒したリンカーン 「グローバル企業のための民営化された司法制度」 「代表あって課税なし」 自由企業が自由な人々の民主主義を乗っ取っている 「バランスの取れた文明的な自由」の重要性 私たちはどこまで資本主義に従うのか 市場経済には「第3の柱…

ティーパーティ運動の研究 憲法保守とは

ティーパーティ運動とインスティテューションの崩壊 ティーパーティと分裂要因 ティーパーティ運動と「憲法保守」 なんか読む気しねえという人は、デカ字のとこだけで済ませるといいかも。 ティーパーティ運動の研究―アメリカ保守主義の変容作者:久保 文明,…

圏外編集者 都築響一

「編集」は基本的に孤独な作業 専門家より自分の感覚 新しいものへの嗅覚 読者層を想定するな 若手編集者の加齢臭 『ArT RANDOM』とMac導入 『TOKYO STYLE』 『ROADSIDE JAPAN』 「死刑囚の俳句」 『ヒップホップの詩人たち』 『妄想芸術劇場』 「スキマ」狙…

レッキング・クルーのいい仕事・その3

キャロル・ケイ一代記 ジム・ゴードンの悲劇 「ビート・ゴーズ・オン」 モンキーズ 前回の続き。 レッキング・クルーのいい仕事 (P-Vine Books)作者:ケント・ハートマン発売日: 2012/11/16メディア: 単行本 キャロル・ケイ一代記 キャロル・スミス。父はトロ…

レッキング・クルーのいい仕事・その2

ビリー・ストレンジとブライアン・ウィルソン 『ペット・サウンズ』 「明日に架ける橋」 「俺にリズムを合わせろ」 終焉 「エコーはどうした?」とスペクター 前回の続き。 レッキング・クルーのいい仕事 (P-Vine Books)作者:ケント・ハートマン発売日: 2012…

レッキング・クルーのいい仕事

ウォール・オブ・サウンド 「パサデナのお婆ちゃん」 ソニー・ボノ 「明日なき世界」「夢のカリフォルニア」 肝心のスタジオ・ミュージシャンの話は次回になります。 レッキング・クルーのいい仕事 (P-Vine Books)作者:ケント・ハートマン発売日: 2012/11/16…

出版幻想論・その3 藤脇邦夫

角川春樹 文芸編集者は税金対策 編プロ受注率が出版社を左右する 本にも賞味期間がある 図書館は出版産業の敵だ 出版における新商品とは 90年代の出版界を予想する 編集者40代定年説 「カネを飼っているような本」の作り方 前回の続き。 ここ(出版幻想論 デ…

出版幻想論・その2 安原顕対談

安原顕、原価計算 再販をやめて淘汰されてしまえ 出版は元々セコイ商売なんだよ 前回の続き。またまた著者の話ではなく、安原顕との対談を。 出版幻想論 作者: 藤脇邦夫 出版社/メーカー: 太田出版 発売日: 1994/05 メディア: 単行本 クリック: 1回 この商品…

出版幻想論 データハウスの秘密w

週三冊ペース 「謎本ブーム」なんてない 原価計算はしたことない 100万部行く本って二時間で読めなければだめ 蔵書は五万冊あるが読まない 出版幻想論 作者: 藤脇邦夫 出版社/メーカー: 太田出版 発売日: 1994/05 メディア: 単行本 クリック: 1回 この商品を…

出版アナザーサイド・その2 藤脇邦夫

「漫画ブリッコ」 ザッパ本と八木康夫 「パチンコ必勝ガイド」で逆転した末井昭 アマゾンの功罪 渋谷陽一 大瀧詠一『オール・アバウト・ナイアガラ』 大瀧詠一の本の読み方 前回の続き。 出版アナザーサイド作者:藤脇 邦夫本の雑誌社Amazon 「漫画ブリッコ」…

出版アナザーサイド 藤脇邦夫

白夜書房 末井昭 情報センター出版局の失速 「映画評論」を400万円で 書原の森原幹雄 見城徹 白夜書房から出ていたジャックス、大瀧、ザッパ他、マニアックな音楽本(妄想ジャップロック - 本と奇妙な煙や さよならアメリカ、さよならニッポン - 本と奇妙な…