ブローティガン

小説世界のロビンソン その2

前回の続き。 小説世界のロビンソン 作者:小林 信彦 メディア: 単行本 第十五章 1952年のスリリングな読書 ぼくらは、次々に発表される〈新しい小説〉、訳されるカミュやカフカを読みながら、並行して、バルザックやサッカレーやドストエフスキーを読む、と…

ブローティガン『東オレゴンの郵便局』翻訳比較

[投稿したはずだが、消滅しているので再度投稿] 平石貴樹が「アメリカ短編ベスト10」を選んで自身で翻訳してるのだけど、その中の「東オレゴンの郵便局」が藤本和子訳と印象が違うので、比較のために並べてみた。長文なので引用括弧はなし。『東オレゴン~』…

再読:柴田さんと高橋さんの小説の読み方・その2

前回の続き。 柴田さんと高橋さんの小説の読み方、書き方、訳し方 作者: 柴田元幸,高橋源一郎 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2009/03/13 メディア: 単行本(ソフトカバー) 購入: 4人 クリック: 240回 この商品を含むブログ (53件) を見る 片岡義男…

再読:柴田さんと高橋さんの小説の読み方、書き方、訳し方

以前にやってるけど再読。なんてザルなんだオレの記憶。 柴田さんと高橋さんの小説の読み方、書き方、訳し方 作者: 柴田元幸,高橋源一郎 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2009/03/13 メディア: 単行本(ソフトカバー) 購入: 4人 クリック: 240回 こ…

Haruki Murakamiを読んでいるときに我々が読んでいる者たち

Haruki Murakamiを読んでいるときに我々が読んでいる者たち 作者: 辛島デイヴィッド 出版社/メーカー: みすず書房 発売日: 2018/09/11 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (3件) を見る 翻訳を持ち込んだバーンバウム [KI(講談社インターナショナル)…

高橋源一郎、自身の創作活動を語る

現代作家アーカイヴ1: 自身の創作活動を語る作者: 高橋源一郎,古井由吉,瀬戸内寂聴,平野啓一郎,飯田橋文学会出版社/メーカー: 東京大学出版会発売日: 2017/11/11メディア: 単行本この商品を含むブログを見る「いやな感じ」 [東京拘置所の面会時間は5分、ガ…

破産 カーヴァー評伝その2

売れるまでワーキングプア一直線だと思っていたので、創作科教授コースに乗りかけたり、中産階級入りしかけていたとは知らなかった。ダメンズなカーヴァーを健気に支える妻。レイモンド・カーヴァー - 作家としての人生作者: キャロル・スクレナカ,村上春樹,…

ブローティガン、1976年の春樹

1976年米日で原著と翻訳が同時出版されたブローティガンの小説、全編源一郎直撃なのは当然として、ここはかなり春樹に直撃じゃないって感じ二章「蜘蛛の巣」「橋」から引用。ソンブレロ落下す―ある日本小説作者: リチャード・ブローティガン,藤本和子出版社/…

ブローティガンの小説をワイルドに

ブローティガンの小説『不運な女』を適当にカットして詩にしてみたぜ、ワイルドだろおぉ、いちいち(略)なんてつけないゼエェ。不運な女作者: リチャード・ブローティガン,藤本和子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/09/29メディア: 単行本 クリック: 2…

ブローティガン、談志

前回の流れでブローティガンの初期未発表作、なんつうかタイトルがええね。 なにゆえに無名の詩人たちはいつになっても無名なのか ぼくは眺めていた 世界が苦もなく滑るように通りすぎてゆくのを ヘミングウェイ的世界から来ていた誰か いつもいるんだ、惑わ…

ブローティガンのラブレター講座

ラブレターを書こうとしているヤングのために、ブローティガン詩集から引用してみたよ。 “Loading Mercury with a Pitchfork” ぼくらは出合う。ぼくらはいろいろやってみる。なにも起こらない、だけど ぼくらは出合う。ぼくらはいろいろやってみる。なにも起…

石堂淑朗回顧録

「頭の中で虚実がすぐに入り乱れてしまう昨今のことだから、怪しい」などと書いてる著者。偏屈老人の銀幕茫々作者: 石堂淑朗出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2008/03/01メディア: 単行本 クリック: 14回この商品を含むブログ (10件) を見る憧れの同級生を…