2005-06-01から1ヶ月間の記事一覧
記録されていなくても著作物である タイトルに著作権はない ルポルタージュに著作権はない アイディアはパクってよし 作風の模倣は自由 キャラは借用できる(ビジュアルは駄目だが)。 ウォーホールのキャンベル缶 著作権とは何か ―文化と創造のゆくえ (集英…
公にはエンガチョされた葬儀 神学院が形骸化していった時代に入学 ノロマなカメでした 懐疑的学生に確信を与える ヘーゲルの手紙に描かれる1810年の日常的悲劇 明白な批判は不可能だった ヘーゲル伝作者:ジャック ドント発売日: 2001/10/22メディア: 単行本 …
教授になる人 僕の狷介な先生 DNA解明学者の憂鬱な日々 大学のエスノグラフィティ作者:船曳 建夫発売日: 2005/04/01メディア: 単行本 大学内「13歳のハローワーク」的薄い内容。前半はゼミをどうしようかという学生に、後半は大学に残ろうという人に。ミモフ…
エメ・アンベールの記録 凧揚げの音の愉しみ 音はすれども姿は見えぬ モースが感じたある種の音の過剰 歩調にリズムがないことが気になるモース 「東洋の土を踏んだ日」 小泉節子「思ひ出の記」 明治の音―西洋人が聴いた近代日本 (中公新書)作者:内藤 高メデ…
前日より続く。音楽未来形―デジタル時代の音楽文化のゆくえ作者: 増田聡,谷口文和出版社/メーカー: 洋泉社発売日: 2005/02メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 493回この商品を含むブログ (106件) を見る生でやってね。生でやりたい。仕事を奪うレコードを…
一昨日の流れで増田聡月間に突入して(嘘)これを借りてみた。音楽未来形―デジタル時代の音楽文化のゆくえ作者: 増田聡,谷口文和出版社/メーカー: 洋泉社発売日: 2005/02メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 493回この商品を含むブログ (106件) を見るポイ…
「パクリ」再考 原章二『《類似》の哲学』から引用して ポピュラー音楽とアカデミズム作者:三井 徹発売日: 2005/05/01メディア: 単行本(ソフトカバー) 「パクリ」再考 この本の中の 『Ⅸ「パクリ」再考--美学的分析の試み /増田聡』について。 ザックリ解釈…
秀吉は日本人売買を知る 「からゆきさん」はアフリカまで 日本とエチオピア アフリカ「発見」―日本におけるアフリカ像の変遷 (世界歴史選書)作者:藤田 みどり発売日: 2005/05/27メディア: 単行本 1587年九州に出兵して 秀吉は日本人売買を知る 秀吉の禁止令…
古本的作者: 坪内祐三出版社/メーカー: 毎日新聞社発売日: 2005/05メディア: 単行本この商品を含むブログ (25件) を見る昭和10年、奈良に住む志賀直哉(52歳)を訪ねた小林秀雄(41歳)と瀧井孝作(33歳)に、志賀は夏に訪れた吉田健一(23歳)が横光利一(3…
知識の社会史―知と情報はいかにして商品化したか作者: ピーターバーク,Peter Burke,井山弘幸,城戸淳出版社/メーカー: 新曜社発売日: 2004/08/01メディア: 単行本購入: 6人 クリック: 40回この商品を含むブログ (30件) を見る15世紀の教師の愚痴 あるイタリア…
前日の続き。通貨燃ゆ―円・元・ドル・ユーロの同時代史作者: 谷口智彦出版社/メーカー: 日本経済新聞社発売日: 2005/03メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 14回この商品を含むブログ (10件) を見る2003年の人民元切り上げ騒動のわけ。ブッシュは選挙前で世…
通貨燃ゆ―円・元・ドル・ユーロの同時代史作者: 谷口智彦出版社/メーカー: 日本経済新聞社発売日: 2005/03メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 14回この商品を含むブログ (10件) を見るニクソンショックから米国覇権は生まれた 金に対する取りつけ騒ぎが外…
前回に続き謎が解けず悩む(魔法がとけぢゃうよぉぉby猫背椿のムネがっ!)。 引き取り手のいない行き倒れをどうにかしてやりたい、そうだ自分の知り合いにすればいい、粗忽のふりしてバババン。そんな気持ちがこの落語のはじまりなのだ。それをふまえて、定…
おしまいの噺作者: 美濃部美津子出版社/メーカー: アスペクト発売日: 2005/05/26メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (7件) を見る馬生の絵は近所でも評判 あの子が三つ、四つのころに、その道路にロウセキでチャップリンの絵を描いたことが…
ドルの源流はスペインなのか。 1871年、通貨単位を両から圓に移行し 日中通貨戦争 現在の中国における圓と元。 人民元は世界の脅威か―円・ドル・元の競争と戦略作者:菊地 悠二発売日: 2005/04/01メディア: 単行本 ドルの源流はスペインなのか。 スペインが発…
ナチがディープ・エコロジーを先取り ナチの「動物保護法」 有機農法 ヒムラーのBD農法が創出する理想の人間像 微生物の気持ちになって大虐殺 ナチス・ドイツの有機農業―「自然との共生」が生んだ「民族の絶滅」 (KASHIWA学術ライブラリー)作者:藤原 辰史…
目には見えない何か作者: パトリシア・ハイスミス,宮脇孝雄出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2005/03/26メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 3回この商品を含むブログ (14件) を見る小説を読まない人間が何故に手にしたかといえば、小林信彦を読めばい…
「盗られたことにすればなんでもできる」(ここは虎ちゃんの猪木顔で)そんな落語の構造を利用して、ありえたかもしれない別の未来をつくる、いつもならそれでグワッと世界が広がるはずなのだが(しかもフランシーヌとか、これまでの展開も利用しているのに…
『ブリジット・ジョーンズの日記』と『高慢と偏見』 上流階級になるには 上流階級はインテリではない 狐狩りも必須 ファウルズ『コレクター』 だからマルクス主義に対してはかなり辛辣 イギリスの高校生は大変だね rhyming slangとは。 不機嫌なメアリー・ポ…
スミスとヘーゲルのちがい 商品という存在 貨幣 共同性形態論としての君主 自由と国家 ヘーゲル『法の哲学』に学ぶ―自由と所有、そして国家作者:山辺 知紀メディア: 単行本 スミスとヘーゲルのちがい スミスの中では、貨幣を介した交換が導き出す世界は人々…
何故学校から人材が育たなかったか 西洋を美化して政教一致と誤解していた小楠 「交易」のすすめ。旧来の政治を改めるには 実際、万延元年に藩札五万両が増発され 前日の続き。『横井小楠・儒学的正義とは何か』の本編を飛ばし読み。 横井小楠―儒学的正義と…