ポピュリズム

アメリカの政党政治 建国から250年の軌跡

はしがき 立法過程 政党議会内政党の意義 実は権力の限られたアメリカ大統領 影響力行使のための三つの手段 再建期 、堅固なる南部 戦後秩序の模索 南部での民主党支配 拮抗する二大政党間の競争 第三党の挑戦と挫折 人民党の挑戦 共和党の多数党化 「保守連…

アフター・リベラル その2

前回の続き。 アフター・リベラル 怒りと憎悪の政治 (講談社現代新書) 作者:吉田徹 発売日: 2020/09/16 メディア: Kindle版 「負の個人主義」 西欧の六八年革命に批判的だった歴史家ジャットは、「『社会』を、私的個人同士の相互活動で出来上がる薄い膜のよ…

アフター・リベラル 怒りと憎悪の政治

アフター・リベラル 怒りと憎悪の政治 (講談社現代新書) 作者:吉田徹 発売日: 2020/09/16 メディア: Kindle版 ファシズムを退けるには資本主義が抑制的になること 一九二〇年代に三五ヵ国ほどあったリベラル・デモクラシーの国々は、一九四〇年代には一〇ヵ…

民主主義を救え! ヤシャ・モンク

三つの教訓 ハンガリーのデモクラシー デモクラシーが安定していた時代 欧州愛国者がなぜ日本国旗を持っていたか 政党制の「解凍」 簡単な解決法の危険性 ポピュリストの原動力を理解すること 「我々が采配を振るうことが許される限りにおいて、お前たちが統…

戦前日本のポピュリズム・その2

空前の近衛人気 戦争の拡大 ドイツのヨーロッパ制覇と新体制運動 日米開戦への道 前回の続き。 戦前日本のポピュリズム - 日米戦争への道 (中公新書) 作者: 筒井清忠 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 2018/01/19 メディア: 新書 この商品を含むブログ…

戦前日本のポピュリズム 筒井清忠

日比谷焼き打ち事件 対中強硬政策運動 排日移民法排撃運動 天皇シンボルの肥大化 二大政党に分極化した地域社会 戦前日本のポピュリズム - 日米戦争への道 (中公新書) 作者: 筒井清忠 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 2018/01/19 メディア: 新書 この…

アフター・ヨーロッパ ポピュリズムという妖怪にどう向きあうか

人権と危機 ブルガリア 中欧の憤り ギリシャ危機 EU危機の核心、EUエリートが憎まれる理由 国民投票 アフター・ヨーロッパ――ポピュリズムという妖怪にどう向きあうか 作者: イワン・クラステフ,庄司克宏 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2018/08/04 …

ジジェク、革命を語る 不可能なことを求めよ

「あらゆるファシズムの勃興は、革命が失敗に終わったあかしである」 規範の凋落、新たな権威主義体制 「ポストモダン」な大統領ロナルド・レーガン プロレタリアートの再定義 新たな形のアパルトヘイト カフェテリアでの革命 プーチン神話 政治的奇跡の普遍…

デジタル・ポピュリズム 操作される世論と民主主義

黒幕ロバート・マーサ 偽ニュースサイト ピザ店、「コメット・ピンポン」に銃を持った男が侵入 国民投票 デジタル・ポピュリズム 操作される世論と民主主義 (集英社新書) 作者:福田 直子 発売日: 2018/05/17 メディア: 新書 黒幕ロバート・マーサ トランプ政…

官僚制のユートピア デヴィッド・グレーバー

リベラリズムの鉄則と全面的官僚制化の時代 ジョージ・ウォレス「頭でっかちの官僚」 アメリカは根っから官僚制社会 「規制緩和」の罠 実は資格社会のアメリカ とあるエコノミストとの会話 「規制緩和」という名の下で公的権力と私的権力が融合して「全面的…

政治的なものについて・その2 右翼ポピュリズム

右翼ポピュリズム シュミットとネオコン ハーバーマス 結論 監訳者解説:酒井隆史(2008年) 前回の続き。 政治的なものについて ラディカル・デモクラシー作者:シャンタル ムフ発売日: 2008/08/12メディア: 単行本 右翼ポピュリズム 右翼ポピュリズムの侵攻…

ポピュリズムとは何か ヤン=ヴェルナー・ミュラー

ポピュリストは、ポピュリストとして統治できる 「憤懣を抱く人びと」ではない 政権についたポピュリスト 非リベラルな民主主義 テクノクラシーとポピュリズムは合わせ鏡 ポピュリズムについての七つのテーゼ ポピュリズムとは何か作者:ヤン=ヴェルナー・ミ…

トランプショックに揺れる世界  『世界』 別冊

トランプはいつ出馬を計画したか バノンとは何者か――怪物の正体 『進歩主義ネオリベラリズムの終焉』ナンシー・フレーザー 「アメリカ民主主義の防衛に残された時間は長くて一年」ティモシー・スナイダー スティーブ・バノンはなぜ「行政国家」を崩そうとし…

ヒトラー語録

ルドルフ・ヘスの論文から バチカン 日本 マルキシズム 民主主義 ヒトラー語録発売日: 2011/05/13メディア: 単行本 序にかえて ルドルフ・ヘスの論文から 1921年、当時まだ学生であったルドルフ・ヘスは次のようなことを書いている。 どんな才能を備えた人間…

ポピュリズム化する世界・その2

ポピュリズム キャメロンの火遊びが招いた悲劇 右翼ポピュリズム政党の手本となるプーチン 前回の続き。 ポピュリズム化する世界 ―なぜポピュリストは物事に白黒をつけたがるのか?作者:国末 憲人発売日: 2016/09/29メディア: 単行本 ポピュリズム [政治学者…

ポピュリズム化する世界 国末憲人 ルペン父娘

国民戦線、ルペン ルペンの娘 ポピュリズム化する世界 ―なぜポピュリストは物事に白黒をつけたがるのか?作者:国末 憲人発売日: 2016/09/29メディア: 単行本 国民戦線、ルペン [ルペンの「国民戦線」と思われているが] 結党にあたって実際に中心となったのは…

アジア再興 帝国主義に挑んだ志士たち

日本海海戦の衝撃 ナポレオンとムスリム 梁啓超 アジア再興 帝国主義に挑んだ志士たち作者:パンカジ ミシュラ発売日: 2014/10/25メディア: 単行本 プロローグ 日本海海戦の衝撃 (略)東郷平八郎率いる日本帝国海軍の小規模な艦隊が、極東をめざして地球を半…

バーニー・サンダース自伝 ホワイトハウスのはぐれ者

はぐれ者から最有力候補へ 成功の秘訣 保守派との共闘 壊れているのは政治システムだ 人々と対話し、教育し、組織しろ 自伝本編 1997年の『アメリカ下院のはぐれ者』に「まえがき」と「解説」を足して、2015年に『ホワイトハウスのはぐれ者』として再刊され…

ファシズムとは何か 労働者が極右に近づく理由

新右翼 労働者が極右に近づく理由 ファシストにとって 「ナショナル・ポピュリスト」 順番を飛ばして興味を引きそうな、最近の話の第7章から。 ファシズムとは何か作者:ケヴィン・パスモア発売日: 2016/04/20メディア: 単行本(ソフトカバー) 新右翼 極右…

民主主義を直感するために 國分功一郎

民主主義にはバグがある 変革の可能性としての市民政治 後半の対談部分をチラ読み。 民主主義を直感するために (犀の教室)作者:國分功一郎発売日: 2016/04/28メディア: 単行本(ソフトカバー) 民主主義にはバグがある (対談:山崎亮) 行政をおだてろ 國分…

EU騒乱 ピケティの本国での扱い

ピケティ『21世紀の資本』の本国での扱い 投機筋に踊らされただけの欧州債務危機 ドイツの戦時賠償 国民戦線(FN) EU騒乱: テロと右傾化の次に来るもの (新潮選書)作者:広岡 裕児発売日: 2016/03/25メディア: 単行本 ピケティ『21世紀の資本』の本国での…

ティーパーティ運動の研究 憲法保守とは

ティーパーティ運動とインスティテューションの崩壊 ティーパーティと分裂要因 ティーパーティ運動と「憲法保守」 なんか読む気しねえという人は、デカ字のとこだけで済ませるといいかも。 ティーパーティ運動の研究―アメリカ保守主義の変容作者:久保 文明,…

『正戦と内戦』その4 権力の前室、統治の機密

モンロー主義の道徳的犯罪化 「権力の前室」 [ナチス体制の問題点はヒトラー独裁ではなく] 肥大化する行政への不信 機密理論、警察暴力による法の退廃 再び「統治の機密」へと変容 サッチャリズム 結語 前回のつづき。 正戦と内戦 カール・シュミットの国際…

イラン人は神の国イランをどう考えているか

イラン人15人の声を集めた本。イラン人は神の国イランをどう考えているか作者: レイラ・アーザムザンギャネー,Lila Azam Zanganeh,白須英子出版社/メーカー: 草思社発売日: 2007/02/22メディア: 単行本 クリック: 20回この商品を含むブログ (7件) を見るはじ…

見えないアメリカ

ヒラリー上院選スタッフを経てテレ東という経歴の著者。見えないアメリカ (講談社現代新書)作者: 渡辺将人出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/06/17メディア: 新書購入: 3人 クリック: 129回この商品を含むブログ (45件) を見る二大政党勢力図変遷 南部を…

アメリカの神話と現実

パリントンによるルターとカルヴァン比較 牢獄としてのアメリカ カルヴァン主義者の独裁体制 『クール・ミリオン』は アメリカの神話と現実―パリントン再考 (研究社選書 10)作者:大井 浩二発売日: 1979/01/01メディア: 新書 1979年に出た本です。 1930年代ア…

ポピュリズムに蝕まれる&暴民支配の狂乱

ルペンの手法 ルペンに投票した「民主主義なき民衆」 シラクのメディア戦略の黒幕はFOX社長 ポピュリズムに蝕まれるフランス作者:国末 憲人発売日: 2005/10/01メディア: 単行本 ルペンの手法 パリ第十大学のトマ・クレルク助教授はルモンド紙で、ルペン氏の…

十九世紀イギリスの民衆と政治文化

19世紀イギリスの民衆と政治文化―ホブズボーム・トムスン・修正主義をこえて作者: ローハンマックウィリアム,Rohan McWilliam,松塚俊三出版社/メーカー: 昭和堂発売日: 2004/11メディア: 単行本 クリック: 28回この商品を含むブログ (3件) を見るとりとめな…