デカルト

否定的なもののもとへの滞留 スラヴォイ・ジジェク

『ブレードランナー』 「私はただ私が疑うかぎりにおいてのみ存在する」 ラカン〈現実的なもの〉 ベンサムとカントの行き詰まり ポリコレという行動類型 否定的なもののもとへの滞留 ちくま学芸文庫作者:スラヴォイ・ジジェク,酒井 隆史,田崎 英明発売日: 20…

哲学のプラグマティズム的転回

プラグマティズム的多元主義と相対主義はちがう ウィリアム・ジェイムズ デューイ ジェイムズとパース ハーバーマス 哲学のプラグマティズム的転回作者:リチャード・J.バーンスタイン発売日: 2017/10/27メディア: 単行本 プラグマティズム的多元主義と相対主…

哲学においてマルクス主義者であること・その2

平面秩序、丸い秩序、境界ならざる境界 唯物論の道、神からはじめるとは 前回の続き。 哲学においてマルクス主義者であること (革命のアルケオロジー 6)作者:ルイ・アルチュセール発売日: 2016/07/20メディア: 単行本 平面秩序、丸い秩序、境界ならざる境界 …

哲学においてマルクス主義者であること アルチュセール

哲学者たちの集い 大衆的哲学 再び、哲学は無からはじまる デカルトの機械論 「すべて」とは スピノザ、ヘーゲル、マルクス ガリレオ、デカルト、カント 哲学においてマルクス主義者であること (革命のアルケオロジー 6)作者:ルイ・アルチュセール発売日: 20…

他の岬―ヨーロッパと民主主義 デリダ

高橋哲哉 鵜飼哲 1993年に出版されたものの新装版。あとがき&解説だけ読んだ。他の岬――ヨーロッパと民主主義 【新装版】作者:ジャック・デリダ発売日: 2016/05/21メディア: 単行本 訳者あとがき 高橋哲哉 ヨーロッパの「今日」とは何か。「他の岬」にとって…

現代アメリカ写真を読む―デモクラシーの眺望

チラ見。現代アメリカ写真を読む―デモクラシーの眺望 (写真叢書)作者: 日高優出版社/メーカー: 青弓社発売日: 2009/06/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 58回この商品を含むブログ (14件) を見る西部開拓と写真 アメリカの風景にとって、<西部>は未…

哲学の犯罪計画・その2 挫折した反逆者の行方

疎外 理性 観念論 挫折した反逆者の行方、「イデオロギーの死」 英雄が引き出す普遍 作品 前回のつづき。 哲学の犯罪計画: ヘーゲル『精神現象学』を読む (叢書・ウニベルシタス)作者:ジャン=クレ・マルタン発売日: 2013/05/31メディア: 単行本 疎外 このよ…

イデオロギーとユートピア ポール・リクール

イデオロギーとユートピア作者: ポール・リクール,ジョージ・H・テイラー,川?惣一出版社/メーカー: 新曜社発売日: 2011/05/31メディア: 単行本 クリック: 7回この商品を含むブログ (5件) を見るフォイエルバッハ フォイエルバッハは宗教を、まさしく現実に…

スピノザと政治

スピノザと政治 (叢書言語の政治)作者: エティエンヌバリバール,´Etienne Balibar,水嶋一憲出版社/メーカー: 水声社発売日: 2011/02メディア: 単行本 クリック: 7回この商品を含むブログ (2件) を見る 『神学・政治論』にたえず誤解がつきまとうのは、ある特…

ライプニッツの迷宮

デカルトの切断 スピノザの切断 ホッブズの切断 ライプニッツの迷宮 無意味の世界 ライプニッツ哲学の基本 モナド「点から連続体をつくる」 仮定的必然、リエゾン 視点なき無限 前日のつづき。 「哲学者たちのワンダーランド 様相の十七世紀」その4。 前回…

スピノザ・敬虔なるマキャベリスト

スピノザの並行論 デカルトとスピノザ 敬虔なるマキャベリスト 国家論へ――ホッブズとスピノザ 前日のつづき。 「哲学者たちのワンダーランド 様相の十七世紀」その2。 哲学者たちのワンダーランド 様相の十七世紀 作者: 上野修 出版社/メーカー: 講談社 発…

世界の底がぬけた世紀の哲学者たち

哲学者たちのワンダーランド 様相の十七世紀 作者: 上野修 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2013/11/22 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (9件) を見る 世界の底がぬけた17世紀 デカルト スピノザ 世界の底がぬけた17世紀 17世紀は、いわば世界の底が…

ニュートンと贋金づくり

錬金術にはまっていたニュートンが造幣局監事として贋金づくりのウィリアム・チャロナーを追いつめることに。ニュートンと贋金づくり―天才科学者が追った世紀の大犯罪作者: トマス・レヴェンソン,寺西のぶ子出版社/メーカー: 白揚社発売日: 2012/11/30メディ…

デカルトの骨

スウェーデン女王クリスティナ22歳 幻滅、飼い殺し、死去 不老不死デカルト だが、どこに埋葬する? デカルト主義者のサロン 崇拝者が墓を暴く デカルトの骨 死後の伝記作者:ラッセル・ショート発売日: 2010/10/23メディア: 単行本 スウェーデン女王クリステ…

〈主体〉のゆくえ

カント『純粋理性批判』 日本で最初に「Subject」と格闘した西周 1922年末アインシュタイン来日 フォイエルバッハ・テーゼ 師・西田の先を行った三木清 sub(下に)+ject(投げる)という意味になる“subject”が何故に「主体」と訳されているかという話。 ア…

木田元のカンタン哲学講座

よくある「〜でもわかる哲学」の類ってちっともわからないというか、わかりたいところが書いてなくて、この本の前半の木田によるカンタン哲学講座の方がずっとわかりやすい。ここらへんだけまとめて新書にしたら売れそう。精神の哲学・肉体の哲学 形而上学的…

デカルトの哲学

デカルトの哲学作者: 小泉義之出版社/メーカー: 人文書院発売日: 2009/07/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 12回この商品を含むブログ (4件) を見るネグリ特集号初出の「デカルトの赤色存在論」(2009年)だけ読んだ。 第一に、学者や同志の思い込みに…

18世紀哲学者の楽園

中世から解放されていなかった18世紀 「ニュートン哲学」 啓蒙の敗北 共通の規範、新しい歴史 ルソーのいらだち 死者の上でおこなわれる手品 原著は1932年出版。 一八世紀哲学者の楽園 (SUPモダン・クラシックス叢書)作者:カール ベッカーメディア: 単行本 …

転換期の憲法?

「国家からの自由」を本気で貫徹するとき、 特殊なるがゆえの普遍 自己決定という線は譲れない 「自由のために中間権力をどうすべきか」 「結社の自由」より「結社からの自由」 国家からの自由vs国家による自由 例えば独禁法 人権概念を広げるか限定するか …

新しいデカルト・その2

懐疑論者ではない 「わたし」が第一原理になったとたん 激動混乱による迷いは懐疑ではなく気絶。 限られた完全性 信じることは疑いから生まれ、疑いは信じることから生まれる 前日のつづき。 新しいデカルト作者:渡仲 幸利メディア: 単行本 懐疑論者ではない…

新しいデカルト

さわやかな「わたし」 よりみちのススメ 旅立てジャック あたりまえの能力 イライラは天気や体調のせいかもね 新しいデカルト作者:渡仲 幸利メディア: 単行本 さわやかな「わたし」 あえてこういおう。社会にはひとかけらの精神もないのである。だから、けっ…

スピノザ「無神論者」・その2

前日の続き。スピノザ 「無神論者」は宗教を肯定できるか シリーズ・哲学のエッセンス作者: 上野修出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2015/07/31メディア: Kindle版この商品を含むブログ (1件) を見る 鋭牙会に捧ぐ*1 もう聖書の中の古くさい理屈に合わない記…

スピノザ「無神論者」は

「共和派」と「総督派」の緊張関係 『神学・政治論』を執筆。 聖書の理解不能な部分をどう解釈するか 面白い。前半が、いや2/3くらいまでが。薄くて千円で(ま、図書館で借りたけど)すぐ読めて面白い。脳味噌に刺激。 スピノザ 「無神論者」は宗教を肯定で…

スピノザの世界 上野修

何でも人間で考えるな。 全知の存在に虚構はない。 懐疑論者の手口 デカルトの潔いモラル 国家とは スピノザの世界―神あるいは自然 (講談社現代新書)作者:上野 修発売日: 2005/04/19メディア: 新書 何でも人間で考えるな。 「ちょっと待ちたまえ」というスピ…

哲学の冒険

数的同一性 同一性の概念は人間には当てはまらない 人格の同一性の問題 哲学の冒険 「マトリックス」でデカルトが解る 作者:マーク・ローランズ 発売日: 2004/12/15 メディア: 単行本 有名映画を題材に哲学という本。 「トータル・リコール」で記憶が争点に…

サロンの思想史・その2

「動物はただの機械ですから」 繁栄時の啓蒙インディーズ・地下で写本を回せ ルソーの 「7歳にして男女席を同じうせず」 サロンのまとめ 前前日よりの続きです。 既にお気付きかもしれませんが、肝心のサロンの風景についてはすっ飛ばしてます。スミマセン。…

サロンの思想史

サロンの思想史―デカルトから啓蒙思想へ作者: 赤木昭三,赤木富美子出版社/メーカー: 名古屋大学出版会発売日: 2003/10/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 26回この商品を含むブログ (6件) を見るデカルト哲学の隆盛や新科学ブームにより17世紀後半に…