ルソー

資本主義に出口はあるか 荒谷大輔

フランス革命とルソー ロマン主義 「民族」の問題 ロマン主義化した教養主義 ニュー・リベラリズム ネオ・リベラリズム 「公共空間」は存在したか 日本に入ってきたのはロマン主義化した教養主義……の辺りをチラ読み。 資本主義に出口はあるか (講談社現代新…

未来をはじめる: 「人と一緒にいること」の政治学 宇野重規

ルソー カント『啓蒙とは何か』 ヘーゲル、アウフヘーベン 政治と感情 プラグマティズム 中高生を対象にした講演の書籍化。「啓蒙というのは自分の頭の中の理性のスイッチを入れることだ」 未来をはじめる: 「人と一緒にいること」の政治学 作者: 宇野重規 …

政治哲学的考察―リベラルとソーシャルの間

マルクスからトクヴィルへ トクヴィルの徳の概念 自由の精神と宗教の精神 ネオ・トクヴィリアン フランス・リベラリズムの独自性 近代議会制の内包する両義性 代議士の有権者からの独立性の確保 ルソーはなぜ代表を嫌ったか 政治哲学的考察――リベラルとソー…

哲学においてマルクス主義者であること・その2

平面秩序、丸い秩序、境界ならざる境界 唯物論の道、神からはじめるとは 前回の続き。 哲学においてマルクス主義者であること (革命のアルケオロジー 6)作者:ルイ・アルチュセール発売日: 2016/07/20メディア: 単行本 平面秩序、丸い秩序、境界ならざる境界 …

スピノザと政治・その2

スピノザ ホッブズ マルクス:政治の他律性 前回のつづき。 スピノザと政治 (叢書言語の政治)作者:エティエンヌ バリバールメディア: 単行本 政治体は、内戦(「反乱」)(略)の潜在的脅威のもとでしか存在することができない(略) 政治体はつねに、外部の…

社会契約論 重田園江

一般意志 ロールズとルソー わかりやすいというのは 「マルブランシュなんて聞いたこともないかもしれない。スイーツのような名前だが、18世紀のフランス語圈ではずいぶん読まれたようだ。」 なんて書き方をすることじゃないと思うけどなあ。 そもそもわかり…

近代政治の脱構築 ロベルト・エスポジト

ルソー カント 近代政治の脱構築 共同体・免疫・生政治 (講談社選書メチエ)作者:ロベルト・エスポジト発売日: 2009/10/09メディア: 単行本 ルソー わたしたちは、すでに述べたように、共同体を所有しない人びとによる共同体を生きているのだ。(略) [このよ…

発信するほど孤立するプチ・ルソー

最終章からの引用。 オチみたいなものなので、読みたくない人は避けた方がよいかも。といって、ネタバレ改行もしないけど。今こそルソーを読み直す (生活人新書)作者: 仲正昌樹出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2010/11/06メディア: 新書購入: 3人 クリック:…

サロンの思想史・その2

「動物はただの機械ですから」 繁栄時の啓蒙インディーズ・地下で写本を回せ ルソーの 「7歳にして男女席を同じうせず」 サロンのまとめ 前前日よりの続きです。 既にお気付きかもしれませんが、肝心のサロンの風景についてはすっ飛ばしてます。スミマセン。…