演劇

コンピューターは人のように話せるか?

高周波の聴覚 チンパンジーと現生人類の発声 なぜサルは話さないのか ベルヌーイ効果 カストラート 舞台演劇と音響効果 オペラ歌手 テープレコーダーに出資したビング・クロスビー ソノボックス なぜ人の聴覚は会話に必要のない高域までカバーしているのか、…

暴君――シェイクスピアの政治学

なぜ国全体が暴君の手に落ちてしまうのか 「神に喜ばれる行為」 検閲逃れ 『ヘンリー五世』 「私がリチャード二世なのだ。知らなかったのか?」 暴君――シェイクスピアの政治学 (岩波新書) 作者:スティーブン・グリーンブラット 発売日: 2020/09/19 メディア:…

すべての道は役者に通ず その2

藤竜也 橋爪功 寺田農 西郷輝彦 前回の続き。 すべての道は役者に通ず 作者:太一, 春日 発売日: 2018/10/05 メディア: 単行本 藤竜也 何年かして、深刻さが分かってきた。大学を辞めて、このまま通行人の役ばかりやっていたらマズイんじゃないかって。 (略…

すべての道は役者に通ず 春日太一

織本順吉 加藤武 宝田明 山本學 左とん平 上條恒彦 石坂浩二 すべての道は役者に通ず 作者:太一, 春日 発売日: 2018/10/05 メディア: 単行本 織本順吉 54年に新協劇団の同僚だった岡田英次、西村晃、それに木村功、金子信雄らと新たに劇団青俳を旗掲げしてい…

仲代達矢が語る 日本映画黄金時代 その2

『炎上』、市川雷蔵 『鍵』中村雁治郎、京マチ子 沢島忠『股旅 三人やくざ』 殺陣 岡本喜八 高峰秀子 五社英雄 『影武者』 前回の続き。 仲代達矢が語る 日本映画黄金時代 (PHP新書) 作者:春日 太一 出版社/メーカー: PHP研究所 発売日: 2013/01/15 メディア…

『リア王』の時代・その3

『アントニーとクレオパトラ』 デンマーク王訪英 エリザベス再埋葬 少年劇団の衰退 統合問題 クォート版とフォーリオ版 前回の続き。 『リア王』の時代:一六〇六年のシェイクスピア 作者: ジェイムズ・シャピロ,河合祥一郎 出版社/メーカー: 白水社 発売日: …

『リア王』の時代・その2

寵臣といちゃつくジェイムズ王 二枚舌、曖昧表現、心裡保留 悪魔憑き 地上の地獄 検閲 国教忌避者への圧力 前回の続き。 『リア王』の時代:一六〇六年のシェイクスピア 作者: ジェイムズ・シャピロ,河合祥一郎 出版社/メーカー: 白水社 発売日: 2018/01/31 …

『リア王』の時代:一六〇六年のシェイクスピア

新国王の仮面劇、二つの王国結婚、国会爆破計画 『レア王の真の年代記』 「王国分割」 『レア王』と『リア王』 国会爆破未遂事件 処刑 事件の影響 うーん、これは久々に面白かった。 爆破未遂事件がもたらした悪夢の世界、シェイクスピア演劇に与えた影響、 …

「大人計画」ができるまで・その2

自主公演 阿部サダヲ リーダーの悲哀 上京以前 『マシーン日記』 中村勘三郎 大竹しのぶ ふせえり 「大人計画フェスティバル」 前回の続き。 「大人計画」ができるまで 作者: 松尾スズキ 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2018/12/15 メディア: 単行本 こ…

「大人計画」ができるまで 松尾スズキ

福岡時代、片葉みはる 宮沢章夫 初公演 人力舎 「俳優の笑い」 客演 マンガ家志望 かつての盟友・温水洋一について 宮藤官九郎 『溶解ロケンロール』 荒川良々、井口昇 チラシ文化 「大人計画」ができるまで 作者: 松尾スズキ 出版社/メーカー: 文藝春秋 発…

身体のリアル 押井守・最上和子

精神病院 『スカイ・クロラ』 エロス 自己否定への反動 『イノセンス』 『スカイ・クロラ』 土方巽 珍種扱いのアニメと舞踏 廃墟願望 沈黙期間三年目 教養主義 身体のリアル 作者: 押井守,最上和子 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2017/10/04 メディア: …

ユリイカ2003年2月総特集=松尾スズキ

松尾スズキ+野田秀樹 松尾スズキ+ケラリーノ・サンドロヴィッチ 宮藤官九郎+荒川良々+井口昇 15年前の本です。 ユリイカ2003年2月臨時増刊号 総特集=松尾スズキ発売日: 2003/02/01メディア: ムック 対談:役者の呼吸、演出家の意識 松尾スズキ+野田秀樹…

権力と孤独――演出家 蜷川幸雄の時代

唐十郎のもたらした絶望 旗揚げ時の恐怖 『近松心中物語』 「人生いいときは三回ぐらいしかない」 『夏の夜の夢』1994年春 野田秀樹批判 『海辺のカフカ』2012年春 権力と孤独――演出家 蜷川幸雄の時代 作者:長谷部 浩 発売日: 2017/04/22 メディア: 単行本 …

宮藤官九郎の娘の「クセがすごい」

マコトさん ドイツからのファンレター 娘に拒否られるの巻 え、なんでまた? (文春文庫) 作者: 宮藤官九郎 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2015/09/02 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (3件) を見る マコトさん 交番の隣の掲示板を指差して娘が叫び…

土方巽全集 1 『病める舞姫』『美貌の青空』

『病める舞姫』 『美貌の青空』 土方巽の単行本『病める舞姫』『美貌の青空』『慈悲心鳥〜』を収録した全集の新装版。 土方巽全集 1 作者: 土方巽,種村季弘,鶴岡善久,元藤〓子 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2016/01/21 メディア: 単行本 この商品…

つかこうへい正伝・その4 『蒲田行進曲』

“口立て”ゴーストライター? 『いつも心に太陽を』 『広島に原爆を落とす日』予告 訣別 生駒直子 直木賞落選、傷心でパーマ 『蒲田行進曲』 いたぶられてるのは銀ちゃんの方 小夏 ついに直木賞 深作欣二 前回の続き。 つかこうへい正伝 1968-1982 作者: 長谷…

つかこうへい正伝・その3 つかブーム

かけおち 加藤健一、中野幾夫 VAN99ホール、三浦洋一 『ストリッパー物語』 大津彰 『ヒモのはなし』は出トチリから 紀伊國屋ホール 『出発』 『サロメ』 前回の続き。 つかこうへい正伝 1968-1982 作者: 長谷川康夫 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 201…

つかこうへい正伝・その2 岸田戯曲賞受賞

平田満 鈴木忠志 学生サークル劇団でだらけたノリだった「暫」 「役者たちがメシ食えるようにする」 『郵便屋さんちょっと・完結篇』 ヒモ状態のつか 中野幾夫 根岸とし江 文学座『熱海殺人事件』 岸田戯曲賞受賞 前回の続き。 つかこうへい正伝 1968-1982 …

つかこうへい正伝 “何時か公平”説の真偽

父は鉄鋼業やホテル業を営む裕福な家庭の次男。 大学時代のつかが恋していた堀田百合子談 『白と黒とだけの階段』パンフ内のつか理論 齋藤公一談 無頼 『緋牡丹博徒』と『男はつらいよ』 卒業写真 売り込み “何時か公平”説の真偽 つかこうへい正伝 1968-1982…

ユリイカ ケラリーノ・サンドロヴィッチ特集

【対談】宮沢章夫+ケラリーノ・サンドロヴィッチ ジュネス企画 小林信彦 【ナゴム座談会】大槻ケンヂ+直枝政広+まゆたん ユリイカ 2015年10月臨時増刊号 総特集◎KERA/ケラリーノ・サンドロヴィッチ -有頂天、ナゴムレコード、ナイロン100℃・・・作者:ケラリ…

スタニスラフスキー、チェーホフを語る

前日のつづき。芸術におけるわが生涯〈中〉 (岩波文庫)作者: スタニスラフスキー,蔵原惟人,江川卓出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2008/06/17メディア: 文庫 クリック: 1回この商品を含むブログ (3件) を見るゴーリキー「どん底」 私たちの最初のクリミア…

シェイクスピアの驚異の成功物語

少年時代に遭遇した女王の地方訪問時の祝祭 のちに『夏の夜の夢』に使われる光景 階級を買おうとした父、その前に商売が左前で断念 浮浪者地獄 どっちつかずの宗教模様 英語発展の瞬間 メアリ女王時代にカトリック復活、 拷問器具「ス力ベンジャーの娘」 法…

近代日本の音楽文化とタカラヅカ

国民音楽をつくる・東京音楽学校初代校長・伊澤修二 たとえば、三味線は全国に広く普及していた楽器であるが、庶民的で、しばしば遊郭を連想させたため、上流階級からは野卑な音楽と軽蔑された。逆に、上流階級が支持する雅楽や能楽は、一般庶民には難しすぎ…