インドとビートルズ その3

ビートルズ到着 ドノヴァン 曲を書きまくるジョンとポール マジック・アレックス 脱出、ぶちまけるジョン ヨーコ登場、バンド崩壊 前回の続き。 インドとビートルズ: シタール、ドラッグ&メディテーション 作者:アジョイ・ボース 青土社 Amazon ビートルズ到…

インドとビートルズ その2

『サージェント・ペパーズ』、「ハレ・クリシュナ」 ポールがLSDを絶賛、ジョージは拒否宣言 マハリシ登場 エプスタイン死去 反体制派のマハリシ批判、ヨーコの存在 ミア・ファロー 前回の続き。 インドとビートルズ: シタール、ドラッグ&メディテーション …

インドとビートルズ シタール、ドラッグ&メディテーション

マハリシを揶揄したシャンカル LSD体験、バーズのシタール指南 『ラバー・ソウル』 ポール、遂にLSD体験 ラヴィ・シャンカル マニラでの恐怖体験 キリスト発言 インドとビートルズ: シタール、ドラッグ&メディテーション 作者:アジョイ・ボース 青土社 Amazo…

象の記憶 日本のポップ音楽で世界に衝撃を与えたプロデューサー

フラメンコの衝撃、ホセ・フェリシアーノ 本場スペインへ 福澤幸雄・享年二十五歳 バークレイレコード、〈ALFA〉、「マイ・ウェイ」 マッシュルーム・レーベル、ユーミン デヴィッド・サンボーン イエロー・マジック・オーケストラ 二十一世紀のヒットと佐藤…

ジョニー・マー自伝 その3

僕とモリッシー、テープ奪還計画、解雇 『ストレンジウェイズ、ヒア・ウイ・カム』、脱退 ポール・マッカートニー プリテンダーズ、スプリングスティーン バーナード・サムナー、デニス・ホッパー、ザ・ザ オアシス、カール・バルトス バート・ヤンシュ カー…

ジョニー・マー自伝 その2

マット・ジョンソン、モリッシー ハンド・イン・グローヴ ラフ・トレード LSD、ザ・バーズ 渡米、サイアー・レコード "ウィリアム""ハウ・スーン・イズ・ナウ?" 『ザ・クイーン・イズ・デッド』 前回の続き。 ジョニー・マー自伝 ザ・スミスとギターと僕の…

ジョニー・マー自伝 ザ・スミスとギターと僕の音楽

一族 アイルランド、ミス・コケイン、色彩 マーク・ボラン 恐怖のフットボール観戦 グラマー・スクール フーリガンの暴力、トニーのキス 初めてのエレキ、ロリー・ギャラガー、ストゥージズ アンディ・ルーク ニール・ヤング、ナイル・ロジャース パティ・ス…

民間企業からの震災復興 関東大震災を経済視点で読みなおす

幻の遷都論 渋沢栄一の対応 関西商人の東京進出、在京企業の関西移転 横浜港壊滅 「横浜・神戸二大港制」をめぐる争い ユーハイム 震災手形問題 ソ連からの救援物資 外国人から見た関東大震災 日本の情報空間の問題点 エピローグ 民間企業からの震災復興 ――…

エレベーター・ミュージック・その2

レイ・コニフ ベルト・ケンプフェルト アニタ・カー、サンドパイパーズ エキゾティカ、スペース・エイジ・バチェラー・パッド・ミュージック 101ストリングス ミスティック・ムード・オーケストラ J・G・バラード サブリミナル 「ビューティフル・ミュージッ…

エレベーター・ミュージック BGMの歴史

堅苦しい宮廷音楽を「軽音楽」に 未来派の音楽 サティ「家具の音楽」 ハックスリー、ザミャーチン 軽音楽、ビクター・ヤング、モートン・グールド ミューザック 「缶詰音楽」と戦ったペトリロ トーキーの音楽、プロダクション音楽 ポール・ウェストン、ジャ…

数学 ティモシー・ガウアーズ

1.数学者は30歳を過ぎると才能が枯渇してしまうというのは本当ですか? 7.有名な問題がアマチュアによって解かれた例はありますか? 数学 (〈1冊でわかる〉シリーズ) 作者:ティモシー ガウアーズ 岩波書店 Amazon 最後の8章だけ、くだけた感じの質問コー…

サステナブル・ミュージック これからの持続可能な音楽のあり方

はじめに ヒューマニズムによる音楽の疎外 クラシック音楽という生政治 人種主義にいたる比較音楽学 ポピュラー音楽が背負ったもの ノイズの排除と共存 音楽からの身体性の排除 「楽しい音楽」思想が生むもの 画一化される情動と、その再生産としての音楽 こ…

音楽療法を考える 若尾裕

音楽療法家、ポール・ノードフの思想 音楽療法士の音楽技術 高齢者のための音楽療法、ヴァーチャルな音感 楽しい音楽活動 音楽療法のための音楽美学 音楽療法の美学 調的和声音楽と資本主義 フラジャイルな音楽 コミュニティ音楽療法 ブリュンユルフ・スティ…

イナー・シティ・ブルース マーヴィン・ゲイが聴こえる

『離婚伝説』 破滅 マーヴィン・ゲイ・シニア マーキーズ、ボ・ディドリー ハーヴィー・フュークァ ベリー・ゴーディJr. アンナとマーヴィン 公民権運動、カーティス・メイフィールド ダイアナ・ロス タミー・テレル、デヴィッド・ラフィン 偽善者ベリー・ゴ…

ピーター・ガブリエル  その3

『アルタード・ステーツ』 眩惑のブロードウェイ、ホドロフスキー、モーゾ ミルグラム 「最後の誘惑」、「バーディ」 WOMAD ゲフィンと契約 『Peter Gabriel 4』 妻の浮気、ロザンナ・アークエット ビッグ・タイム 「スレッジハンマー」 「レッド・レイ…

ピーター・ガブリエル その2

恋愛、そして結婚 ソロ・デビュー・アルバム セカンド・アルバム ゲイルフォース・マネージメント ゲート・リバーブ誕生 ビコ、マリンバ、フェアライト アトランティックの失敗 「ファミリー・スナップ・ショット」 エルハルト式セミナー ドラッグ、ユング …

ピーター・ガブリエル(正伝)

少年時代 チャーターハウス オーティス・レディング 最初のジェネシス、ガブリエルズ・エンジェル 三角関係 トニー・ストラットン・スミス 心霊現象と「サパーズ・レディー」 シュールな小咄 ピーター脱退、『眩惑のブロードウェイ』 ピーターガブリエル(正…

代数的構造 遠山啓

まえがき 構造とは何か 集合・構造・公理 論証の出現 現代数学の出発点 カントルの集合論 無限の論理 群 代数的構造 (ちくま学芸文庫) 作者:遠山 啓 筑摩書房 Amazon 本題に入る前の数学史総括的な部分だけ引用。1972年に書かれた本。 まえがき 構造という概…

クラフトワーク  その3

サイクリング 自転車事故 レベッカ・アレン ヴォルフガング脱退 『エレクトリック・カフェ』、カール脱退 新曲 ヴォルフガングは語り、また沈黙する 訴訟、出版差し止め 新しいライヴ・ツアー さらば、ミスター・クラング! クラウス・ディンガー、ミヒャエ…

クラフトワーク その2

伝説の『放射能』英国ツアー デヴィッド・ボウイ モータリック 不気味の谷 「ネオン・ライツ」 『コンピューター・ワールド』 フローリアン失踪 アフリカ・バンバータ、YMO ゲイリー・ニューマン 「ブルー・マンデー」 クラフトワーク 作者:デヴィッド・バ…

クラフトワーク  デヴィッド・バックリー

はじめに 戦後ドイツ、自分たちの音楽文化 クラウトロック 新たなフォルクスムジーク 誰がクラフトワーク? 二つのクラフトワーク?ラルフは創設メンバーじゃない ノイ! ラルフの復帰 『アウトバーン』、ピーター・サヴィル、ジョン・フォックス コニー・プ…

名古屋とちくさ正文館―出版人に聞く〈11〉古田一晴

名古屋モダニズムの伝統、『あんかるわ』 「新しい歴史への旅」フェア ブックフェアの変化 ウニタときむら書房、単館理論 小さな書店の微妙な個性 名古屋の書店の推移 筑摩書房と田中達治 図書館の問題 若い人を育てる 時限再販を考える 時限再販と再販委託…

エッジィな男 ムッシュかまやつ

見過ごされてきた超カッコいい音源 「夕陽が泣いている」 カントリー&ウェスタンの洗礼 かまやつヒロシ氷河期 短命に終わった幻のバンド、ザ・サンダーバード 亀渕友香に聞く初期ムッシュの実像 華麗なる音楽DNA・釜萢家と森山家 武部聡志、石井ジローに聞く…

追憶の泰安洋行 その2

エキゾ御三家 大瀧詠一 第17回 矢野顕子 第18回 鈴木慶一 第21回 民謡クルセイダーズ参上 第23回 『はらいそ』が目指したトロピカルのゴール 第24回 鈴木惣一朗 第25回 トロピカル・ダンディーをもう一度 前回のエキゾ話から続く。 追憶の泰安洋行 細野晴臣…

追憶の泰安洋行 細野晴臣が76年に残した名盤の深層を探る

『泰安洋行』 第3回 林立夫が語るチャンキー・グルーヴの極意 第5回 1976 日本のトロピカル事情 第6回 エンジニア=田中信一が残した魅惑の響き 第9回 久保田麻琴 第10回 ドラマー伊藤大地 1拍子 第11回 八木康夫 第14回 s-ken登場、マーティン・デニー 追憶…

音楽談義 保坂和志、湯浅学

エノケンとディラン 音楽談義 Music Conversations (ele-king books) 作者:保坂和志,湯浅学 Pヴァイン Amazon エノケンとディラン 湯浅 (略)エノケンがボブ・ディランに似ているのを発見したんだよ。エノケンのレコードは『エノケンの〜』ってタイトルが多…

インチキの英語でも、英語なしよりはいい

Linh Dinh, "'!'" (2004) 左頁に英文、右頁に訳という英語学習本、収録された小説がなかなか面白かった。 他人になってみる 作者:柴田 元幸 研究社 Amazon [収録作品] Stuart Dybek, "Farwell" (1990)(スチュアート・ダイベック「ファーウェル」) Paul Bow…

英文法のエッセンス

助動詞(can may must will shall) must と have to shall should と had better の違い 英文法のエッセンス 作者:裕之, 江藤 大修館書店 Amazon 助動詞(can may must will shall) このような助動詞は話者が心の中で考えている「予測」や「希望」「可能性」な…

英文法を哲学する 佐藤良明

will は現在形である。 日本語に「人称代名詞」はない。 「英語の5文型」を疑う 継続と完了のアスペクトを感じ取る。 英語のテンスは「現在」と「過去」の2つだけ 完了と継続以外にも、時相はあるだろう。 英文法を哲学する 作者:佐藤 良明 アルク Amazon w…

みんなのプロレス 斎藤文彦

ハルク・ホーガン テリー・ファンク テッド・デビアス カール・ゴッチ フレッド・ブラッシー バンバン・ビガロ アーニー・ラッド カート・ヘニング ロード・ウォリアーズ みんなのプロレス 作者:斎藤 文彦 ミシマ社 Amazon ハルク・ホーガン ハルク・ホーガ…