キャロル・キング自伝 その2

ブリティッシュ・インヴェイジョン 「ナチュラル・ウーマン」 アロノウィッツとミドル・クラス 夫のLSD中毒 ブライアン・ウィルソン 西へ ローレル・キャニオン トニ・スターンの歌詞 前回の続き。 キャロル・キング自伝 ナチュラル・ウーマン 作者:キャ…

キャロル・キング自伝 ナチュラル・ウーマン

リズム&ブルース サラダ・デイズ アル・パチーノ デートに誘われず ジェームズ・ディーン、 ナタリー・ウッド ポール・サイモンとカズンズ ジェリー・ゴフィン登場 結婚、アルドンとの契約 「ウィル・ユー・ラヴ・ミー・トゥモロー」 「ロコモーション」 郊…

ボブ・ディランという男 その3

カントリーミュージック 『セルフ・ポートレイト』 駄作を作った10の理由 ローリング・サンダー・レヴュー 『ウィー・アー・ザ・ワールド』、トラヴェリング・ウィルベリーズ 『オー・マーシー』 最悪のパフォーマンス 『アンダー・ザ・レッド・スカイ』 ツ…

ボブ・ディランという男 その2

カール・サンドバーグを訪ねる 『アナザー・サイド・オブ・ボブ・ディラン』 フォークの救済者からロックスターへ 『わたしは別のだれかである』 ニューポート事件の真相 ドラッグ イメージは南北戦争復員兵 『ジョン・ウェズリー・ハーディング』 前回の続…

ボブ・ディランという男 デイヴィッド・ドールトン

故郷ヒビング ジェームズ・ディーン、エルヴィス、マーロン・ブランド ディンキータウンのコーヒーハウス 「ソング・アンド・ダンス・マン」 ほら吹きディラン 残忍なフォークソング 第二期フォーク・リヴァイヴァル ウディはわたしの最後のヒーローだ 経歴…

建築史的モンダイ その2

茶室は世界にも稀な建築類型である 茶室における炉の存在とは ガラスは「石」でありえるか? 奈良の都に煉瓦が!? 打放しコンクリートの父 本野精吾、 打放しは型枠の表現 柔構造か剛構造か、それが問題だ! 建築史的モンダイ (ちくま新書) 作者:藤森 照信 …

建築史的モンダイ 藤森照信

泥の大モスク 和館と洋館の併置という謎 横長は悪魔の形式!? 建築史的タテヨコ問題 日本のモクゾウ 焼いて作る!? 城は建築史上出自不明の突然変異 建築史的モンダイ (ちくま新書) 作者:藤森 照信 発売日: 2008/09/01 メディア: 新書 泥の大モスク 泥を干…

カンマの女王 「ニューヨーカー」校正係のここだけの話

制限節は同一化したがる 〈天にまします我らの父よ〉は制限節か、非制限節か? ぶらさがり分詞 betwenn you and me と「友&愛」 『イパネマの娘』not at he I は me のフォーマル版?――屈折変化 ケネディはストリッパー――シリアル・カンマ プレゼントにわた…

ピーター・バラカンのわが青春のサウンドトラック

「レディ・ステディ・ゴー!」 モッズの極致、ザ・フー チャック・ベリー 『ポール・バターフィールド・ブルーズ・バンド』 BBCライヴ イーグルス、ニール・ヤング ロッド・スチュワート チャーリー・ギャレット ピーター・バラカンのわが青春のサウンドトラ…

彼らを書く 片岡義男 ビートルズ、ディラン

『愛しのフリーダ』 『ニューポート・フォーク・フェスティバル 1963~1965』 『ノー・ディレクション・ホーム』 『ドント・ルック・バック』 片岡義男がビートルズ、ディラン、プレスリー関係のDVDを観て色々書く。 彼らを書く 作者:片岡 義男 発売日: 20…

アメリカの政党政治 建国から250年の軌跡

はしがき 立法過程 政党議会内政党の意義 実は権力の限られたアメリカ大統領 影響力行使のための三つの手段 再建期 、堅固なる南部 戦後秩序の模索 南部での民主党支配 拮抗する二大政党間の競争 第三党の挑戦と挫折 人民党の挑戦 共和党の多数党化 「保守連…

作曲の科学 美しい音楽を生み出す「理論」と「法則」

アフリカンリズムを学ぶ メロディと和声の関係 対位法 「ジャズの父」ドビュッシー 和声学の影響を受けた伝統音楽からポップスやロック 「音符がすべて」ではない 「減4度」の音程 語られるレベルがまちまちなので、そこらへんでアマレビューでは文句が出て…

和算 江戸の数学文化 小川束

西洋数学と日本の数学 記号法 荻生徂徠と松永良弼 数学の三階層 多極と少極 数学の方法としての証明 算額 自分で問題を作ることの楽しさ 和算-江戸の数学文化 (中公選書 114) 作者:小川 束 発売日: 2021/01/07 メディア: 単行本 西洋数学と日本の数学 三角関…

中平卓馬論 江澤健一郎

美学的写真vs匿名的記録写真 記録論 記憶喪失の男が写真を選別する 自己批判、風景から物質へ バルト、コノテーション、トラウマ的写真 「記録という幻影」 事物の視線 決闘写真論 図鑑的写真 「ブレボケ」写真の作成法 中平卓馬論 作者:江澤健一郎 発売日: …

〈現実〉とは何か 数学・哲学から始まる世界像の転換

「場」とは何か 「動いているとは」とはどういうことか 答えは「活動」として与えられる 粒子の実体論 場の実体論 「現われているけれども、つかめないことがある」 現代物理学が迫る思考上の革命 〈現実〉とは何か (筑摩選書) 作者:甲矢人, 西郷,茂, 田口 …

音楽を感じろ 二ール・ヤングの闘い

どんどん後退する音質に、激怒! 音質に関する一考察 音楽が失われつつあることに ふたつの障害 デジタルとアナログのはっきりとした違い テープはどんどん駄目になる アナログ原盤は日々劣化していく スティーヴ・ジョブズ DRM 拝金主義と音楽 新しい目標を…

ノー・ディレクション・ホーム その3 ボブ・ディラン

〈ライク・ア・ローリング・ストーン〉 ミスター・ジョーンズは誰か? 英国ツアー 65年ニューポート・フェスティヴァル 「ミスター・タンブリン・マン」 ボブの罵倒に耐えるフィル・オクス ヨーロッパ十字軍 前回の続き。 ノー・ディレクション・ホーム: ボ…

ノー・ディレクション・ホーム その2 ボブ・ディラン

デイヴ・ヴァン・ロンク ファーストアルバム アルバート・グロスマン登場 グロスマンに父親像を見いだす アーティ・モーグル ビッグ・ジョー・ウィリアムス ディランに投資したPP&M ジョーン・バエズ 前日の続き。 ノー・ディレクション・ホーム: ボブ・ディ…

ノー・ディレクション・ホーム ボブ・ディランの日々と音楽

ボビー・アレン誕生 初めてのギター ぼく初めてのアイドルはハンク・ウィリアムスだった エルヴィス リトル・リチャード エコ・ヘルストロム・シヴァーズ ディロン、ディリオン ジュディ・コリンズ、ジェシー・フラー ウディ・ガスリー ノー・ディレクション…

コンピューターは人のように話せるか?

高周波の聴覚 チンパンジーと現生人類の発声 なぜサルは話さないのか ベルヌーイ効果 カストラート 舞台演劇と音響効果 オペラ歌手 テープレコーダーに出資したビング・クロスビー ソノボックス なぜ人の聴覚は会話に必要のない高域までカバーしているのか、…

リベラリズムはなぜ失敗したのか

はしがき 序 リベラリズムの終焉 リベラルアーツ リベラリズムの自滅後に何が続くのか カール・ポランニー『大転換』 個人の創出 ソルジェニーツィンの指摘 リベラリズムに代わる共同体 リベラリズムはなぜ失敗したのか 作者:パトリック・J・デニーン 発売日…

暴君――シェイクスピアの政治学・その2

前回の続き。 暴君――シェイクスピアの政治学 (岩波新書) 作者:スティーブン・グリーンブラット 発売日: 2020/09/19 メディア: 新書 リチャード三世の人物像 シェイクスピアが利用したリチャード三世の人物像は、トマス・モアによって書かれた、テューダー王…

暴君――シェイクスピアの政治学

暴君――シェイクスピアの政治学 (岩波新書) 作者:スティーブン・グリーンブラット 発売日: 2020/09/19 メディア: 新書 なぜ国全体が暴君の手に落ちてしまうのか 一五九〇年代初頭に劇作をはじめてからそのキャリアを終えるまで、シェイクスピアは、どうにも納…

ジョージ・オーウェル その2

ジョージ・オーウェル――「人間らしさ」への讃歌 (岩波新書) 作者:川端 康雄 発売日: 2020/07/18 メディア: 新書 『カタロニア讃歌』 われわれは希望が無気力やシニシズムよりもふつうである社会にいた。「同志」という言葉が、たいていの国でのようにまやか…

ジョージ・オーウェル――「人間らしさ」への讃歌

ジョージ・オーウェル――「人間らしさ」への讃歌 (岩波新書) 作者:川端 康雄 発売日: 2020/07/18 メディア: 新書 船旅の思い出 エリック・ブレアをのせたスクリュー汽船ヘレフォードシャー号は一九二二年一〇月二七日にリヴァプールを出港、途中マルセイユと…

レノンコンパニオン 60篇のレノン論

レノン・コンパニオン―25年間、60篇のレノン論 メディア: 単行本 ジョンよ永遠に ロイド・ローズ(1985) レノンが父と心得ていたジョージ・スミスは、彼に居心地のいい中流家庭を提供してくれた牛乳屋だった。スミスは彼に読み書きを教え、彼が初めて吹くハ…

ポップスの作り方 田島貴男(オリジナル・ラブ)

ポップスの作り方 田島貴男(オリジナル・ラブ) (ギター・マガジン) 作者:田島 貴男 発売日: 2016/10/24 メディア: 単行本(ソフトカバー) 「接吻」には阿久悠の影響 10代はずっとパンク/ニューウェイブだったから、ひたすらカッコいいもの、アグレッシブな…

アフター・リベラル その2

前回の続き。 アフター・リベラル 怒りと憎悪の政治 (講談社現代新書) 作者:吉田徹 発売日: 2020/09/16 メディア: Kindle版 「負の個人主義」 西欧の六八年革命に批判的だった歴史家ジャットは、「『社会』を、私的個人同士の相互活動で出来上がる薄い膜のよ…

アフター・リベラル 怒りと憎悪の政治

アフター・リベラル 怒りと憎悪の政治 (講談社現代新書) 作者:吉田徹 発売日: 2020/09/16 メディア: Kindle版 ファシズムを退けるには資本主義が抑制的になること 一九二〇年代に三五ヵ国ほどあったリベラル・デモクラシーの国々は、一九四〇年代には一〇ヵ…

カール・シュミット その2

ロマン主義者批判 例外状況という破れ 「能動的ニヒリズム」 独裁の正統性 ホッブズの奇跡論 リヴァイアサンを壊滅させたスピノザ シュミットの弁明 「内面性」と「合法性」 「例外状況」と「場所確定」 前回の続き。 カール・シュミット-ナチスと例外状況の…