ナイトフライ 録音芸術の作法と鑑賞法 冨田恵一

詞と曲は同時に ゲイリー・カッツ ロジャー・ニコルズ 空白の10年 ナイトフライ 録音芸術の作法と鑑賞法 作者:冨田恵一 DU BOOKS Amazon 詞と曲は同時に フェイゲンは言う。「いつも、詞と曲は同時に作らなきゃいけないと思っていたし、少なくとも、どんな詞…

サウンド・マン ロック名盤の誕生秘話 その4

前回の続き。 重ね録りの弊害 ピート・タウンゼント『ライフハウス』 『フーズ・ネクスト』 イーグルス 1973年、「ならず者」、「オン・ザ・ボーダー」 スモール・フェイセス ストーンズとの別れ ザ・クラッシュ『コンバット・ロック』 サウンド・マン 大物プ…

サウンド・マン ロック名盤の誕生秘話 その3

前回の続き。 69年ビートルズ マジック・アレックス、ルーフトップ・コンサート、「サムシング」 グリン・ジョンズ版「レット・イット・ビー」 オールマン・ブラザーズ、ディラン ハウリン・ウルフ サウンド・マン 大物プロデューサーが明かしたロック名盤の…

サウンド・マン ロック名盤の誕生秘話 その2

前回の続き。 シェル・タルミー アンドルー・オールダム ストーンズ、ジミー・ミラー スティーヴ・ミラー・バンド 1968年、プライアン・ジョーンズとグナワ スティーヴ・ミラー・バンド「セイラー」 1968年10月、レッド・ツェッペリン サウンド・マン 大物プ…

サウンド・マン ロック名盤の誕生秘話 グリン・ジョンズ

ジミー・ペイジ、ロニー・ドネガン IBCスタジオ採用までの経緯、ジョー・ミーク ジミー・ペイジ、ニッキー・ホプキンス ローレンス・オリヴィエ イアン・スチュアート、ストーンズ ジェフ・ベック サウンド・マン 大物プロデューサーが明かしたロック名盤の誕…

ベルリン音楽異聞 明石政紀

辺境ベルリン、ディー・テートリッヒェ・ドーリス ドイツ国歌の怪――替え歌から国歌へ 踊り場ベルリン、デルフィ・パラスト ベルリン音楽異聞 作者:明石 政紀 みすず書房 Amazon 辺境ベルリン、ディー・テートリッヒェ・ドーリス ベルリンは東西陣営の辺境と…

女パンクの逆襲 フェミニスト音楽史

スリッツ、ヴィヴィアン・アルバーティン X-レイ・スペックス、ポリー・スタイリン ブロンディ、デボラ・ハリー ザ・レインコーツ メルシエ・デクルー デルタ5、ギャング・オブ・フォー スリッツ パンクが黙殺した同性愛 ネナ・チェリー セレクター、ポー…

ファンクはつらいよ その3

《Motor Booty Affair》 LSDの再来 音楽ジャンル〈ファンク〉の確立 スライ・ストーン、デヴィッド・ラフィン スライの狂気、「スターになってもいいか?」 キャピトル・レコードと契約 レッド・ホット・チリ・ペッパーズ ヒップホップ プリンス サンプリン…

ファンクはつらいよ その2

ジミ・ヘンドリックス、スライ・ストーン ファンカデリック インヴィクタスと契約 アシッドで痔、商業化されたドラッグ 《Free Your Mind》《Maggot Brain》 《Cosmic Slop》 〈Let's Take It to the Stage〉ステージで勝負だ エアロスミス 興行主とラジオD…

ファンクはつらいよ ジョージ・クリントン自伝

パーラメンツ、フィル・スペクター、マンボ フラフープ工場、バーバーショップ ドラッグ、偽札120万ドル スモーキー・ロビンソンの凄さ デトロイトのピンプ文化 サム・クック ディラン、ビートルズ、ストーンズ、ジミー・ミラー ファンクの初期型、〈Testify…

ハイパーソニック・エフェクト 大橋力

イトゥリ森で出会った音環境 山城祥二と大橋力 〈ハイパーソニック・ネガティブエフェクト〉 脳は何らかの情報入力を求めている 「楽器」としてのカートリッジ ハイレゾリューション・オーディオ ハイパーソニック・サウンドに対応できるマイク ウルトラディ…

夢・アフォリズム・詩 フランツ・カフカ

夢・アフォリズム・詩 (平凡社ライブラリー) 作者:フランツ・カフカ 平凡社 Amazon ほんとうに判断を下せるのは党派だけである。しかし党派である以上、党派は判断を下すことはできない。そのためにこの世には判断の可能性はない。あるのはただそのほのかな…

フィボナッチの兎 偉大な発見でたどる数学の歴史

マリー=ソフィ・ジェルマン ナイチンゲール エミー・ネーター フィボナッチの兎: 偉大な発見でたどる数学の歴史 (創元ビジュアル科学シリーズ3) 作者:アダム・ハート=デイヴィス 創元社 Amazon マリー=ソフィ・ジェルマン これまでに行われた実験の中で、 も…

サリンジャー 評伝 その4 暴露本

三人目の妻・コリーン ジョイス・メイナード 今度は娘が暴露本 結論 前回の続き。 サリンジャー (-) 作者:デイヴィッド・シールズ,シェーン・サレルノ KADOKAWA/角川書店 Amazon 三人目の妻・コリーン AP通信 本日未明、J・D・サリンジャーの自宅が火災によ…

サリンジャー 評伝 その3 『キャッチャー』は戦争小説

『キャッチャー』は戦争小説 僕たちは一緒に駆け落ちするべきなんだ コーニッシュ、シャーリー・ブレイニー クレア・ダグラス ニューヨーカー編集者・ウィリアム・ショーン 前回の続き。 サリンジャー (-) 作者:デイヴィッド・シールズ,シェーン・サレルノ K…

サリンジャー 評伝 その2 ジーン・ミラー14歳

サリンジャーのアドバイス ヘミングウェイに会う 倒錯の森 冬の死者たち まだ燃えている ゲイ・タリーズ、トム・ウルフ ジーン・ミラー 「娘さんと結婚します」 別れ 前回の続き。 サリンジャー (-) 作者:デイヴィッド・シールズ,シェーン・サレルノ KADOKAW…

サリンジャー 評伝 戦争、生い立ち、ウーナ

吹き飛んだ戦争への期待 生い立ち 「ある少女の思い出」 初掲載「若者たち」 ウーナ・オニール ウーナがチャップリンと結婚 サリンジャー (-) 作者:デイヴィッド・シールズ,シェーン・サレルノ KADOKAWA/角川書店 Amazon 吹き飛んだ戦争への期待 シェーン・…

風街とデラシネ 作詞家・松本隆の50年 その2

松田聖子 「ちょっと先に石を投げる」 森進一「冬のリヴィエラ」 「1969年のドラッグレース」 薬師丸ひろ子「探偵物語」 水橋春夫、早川義夫 川原伸司=平井夏美、「瑠璃色の地球」 休憩期間、中森明菜「二人静」 90年代、変わっていく“シーン” 筒美京平 山…

風街とデラシネ 作詞家・松本隆の50年

エイプリル・フール結成 「春よ来い」「12月の雨の日」、日本語のロック サブカルとは「好きなことに真実がある」 「風都市」 『HAPPY END』 今、橋を渡ろうとしている アグネス・チャン「ポケットいっぱいの秘密」 筒美京平 太田裕美「木綿のハンカチーフ」…

Bowie's Books デヴィッド・ボウイの人生を変えた100冊

Awopbopaloobop Alopbamboom 荒地|T・S・エリオット|1922年 いかさま師ノリス オン・ザ・ロード ザノーニ 鯨の腹のなかで グレート・ギャツビー イングランド紀行 ミス・ブロウディの青春 A People's Tragedy 終わりなき闇 Nowhere to Run ブルックリン最…

バタフライ・エフェクト ケンドリック・ラマー伝

コンプトン、ギャング アンソニー・“トップ・ドッグ”・ティフィス ドクター・ドレー 「Sing About Me, I'm Dying of Thirst」 炎上発言 バタフライ・エフェクト ; ケンドリック・ラマー伝 作者:マーカス・J・ムーア 河出書房新社 Amazon コンプトン、ギャング…

調子悪くてあたりまえ 近田春夫自伝 その2

タレントになるか葛藤 人種熱 「東京フリークス」、「PINK」 ロックからディスコへ 『クラッシュ・グルーブ』を観てラッパーに ビブラストーンズ、ハウス 『Vibra is Back』 プロデューサー業 前回の続き。 調子悪くてあたりまえ 近田春夫自伝 作者:近田 春…

調子悪くてあたりまえ 近田春夫自伝

小林克己、ハコバン ニューヨーク・ドールズ、バーナード・パーディ 『COME ON, LET'S GO』 オールナイトニッポン、『電撃的東京』 『天然の美』、楳図かずお 「ジューシィ・フルーツ」 田原俊彦 ベンチャーズ 調子悪くてあたりまえ 近田春夫自伝 作者:近田 …

デヴィッド・ボウイ 無を歌った男 田中純

〈フリー・フェスティヴァルの思い出〉と〈白鳥の雛委員会〉 『世界を売った男』 『ジギー・スターダスト』 『アラジン・セイン』 『ダイアモンドの犬たち』 〈ヤング・アメリカンズ〉、フィリー・ソウル 『地球に落ちて来た男』 『ステイション・トゥ・ステ…

プリンス録音術 レコーディング・スタジオのプリンス

ラジオからの影響 セカンド・アルバム 『Dirty Mind』 『Controversy』 音楽と色彩 『Parade』 クレア・フィッシャー 『The Black Album』 『Batman』 プリンス録音術 エンジニア、バンド・メンバーが語るレコーディング・スタジオのプリンス 作者:ジェイク…

小林信彦 萩本欽一 ふたりの笑タイム

「飛びます、飛びます」 不条理コント クレイジー・キャッツ 谷啓 タモリ 読んでないはずないけど、読んだ記憶がなくて、読んでみたけど、やっぱり読んでなかったみたい。 小林信彦 萩本欽一 ふたりの笑タイム 名喜劇人たちの横顔・素顔・舞台裏 (集英社文庫…

ザ・キンクス ひねくれ者たちの肖像 その3

アンディ・パイル加入 ゴッドファーザー・オブ・パンクス クリッシー・ハインドとの熱愛 結成20周年のつまずき 難航した契約、三度目の結婚 前回の続き。 ザ・キンクス―ひねくれ者たちの肖像 作者:ジョニー ローガン 大栄出版 Amazon アンディ・パイル加入 […

ザ・キンクス ひねくれ者たちの肖像 その2

〈ア・ウェル・リスペクテッド・マン〉 〈キザな奴〉Dedicated follower of fashion デイヴのソロヒット 《ザ・ヴィレッジ・グリーン・プリザヴェイション・ソサエティ》 《アーサー、もしくは大英帝国の衰退ならびに滅亡》 アメリカで新境地を開く 《ローラ…

ザ・キンクス ひねくれ者たちの肖像

オーストラリア、アーサー ラリー・ペイジ ドラマー、ミック・エイヴォリー シェル・タルミー、キンクスに改名 〈ユー・リアリー・ガット・ミー〉 カーディフ事件 レイに翻弄されるペイジ “低予算”男 混乱の米ツアー アメリカを出禁になる ザ・キンクス―ひね…

ブライアン・イーノ エリック・タム その2

アート・スクールでの教育 垂直の構造 「非ミュージシャン」であること アンビエント音楽 シンセサイザー、ギター インスピレーション 音声詩 自由な個人 「アート・ディケイド」「センス・オブ・ダウト」 前回の続き。 ブライアン・イーノ 作者:エリック タ…