カール・シュミット

公開性の根源—秘密政治の系譜学 大竹弘二

公開性の根源?秘密政治の系譜学 作者: 大竹弘二 出版社/メーカー: 太田出版 発売日: 2018/04/19 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る 主権の危機 問題は、現代の危機は単に民主主義や人民主義の危機なのではなく、主権の危機(略)近代の発…

総特集=丸山眞男 現代思想2014年8月増刊号

現代思想 2014年8月臨時増刊号 総特集◎丸山眞男 -生誕一〇〇年- ( )作者: 丸山眞男,埴谷雄高,長谷川宏,最首悟,川本隆史,苅部直,杉田敦出版社/メーカー: 青土社発売日: 2014/07/22メディア: ムックこの商品を含むブログ (7件) を見る 【討議】丸山眞男を問い…

自由論―現在性の系譜学 酒井隆史

2001年の本。自由論―現在性の系譜学作者: 酒井隆史出版社/メーカー: 青土社発売日: 2001/06/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 30回この商品を含むブログ (37件) を見る 誰が誰を観察するのか?誰のために?本当のところは? [まず『暗闇のスキャナー』…

政治哲学的考察・その2 宇野重規

前回の続き。政治哲学的考察――リベラルとソーシャルの間作者: 宇野重規出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2016/05/19メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見るシュミットの考える「代表」とは 左右からの挟撃によって急激に弱体化したワイマール体…

政治哲学的考察―リベラルとソーシャルの間

政治哲学的考察――リベラルとソーシャルの間作者: 宇野重規出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2016/05/19メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見るマルクスからトクヴィルへ トクヴィルは19世紀末において、「個人主義」という言葉を最初に使った思…

抑止力としての憲法 シュミット、ホッブズ、カピタン

抑止力としての憲法――再び立憲主義について作者: 樋口陽一出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2017/12/15メディア: 単行本この商品を含むブログを見るシュミットとホッブズ シュミットは1938年に『トマス・ホッブズの国家論におけるレヴィアタン』を公刊して…

資本主義はどう終わるのか

とりあえず第六章だけ読んだ。資本主義はどう終わるのか作者: ヴォルフガングシュトレーク,Wolfgang Streeck,村澤真保呂,信友建志出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2017/11/24メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る ヘラー、シュミット、…

フランス革命と身体―性差・階級・政治文化

初めと終わりだけ読んだ。フランス革命と身体―性差・階級・政治文化作者: ドリンダウートラム,Dorinda Outram,高木勇夫出版社/メーカー: 平凡社発売日: 1993/07/01メディア: 単行本この商品を含むブログを見る 第2章 エリアスとシュミット ノルベルト・エリ…

啓蒙の民主制理論・その2

前回の続き。啓蒙の民主制理論―カントとのつながりで (叢書・ウニベルシタス)作者: インゲボルクマウス,Ingeborg Maus,浜田義文,牧野英二出版社/メーカー: 法政大学出版局発売日: 1999/12メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見る 5…

憲法パトリオティズム 過去の断罪と解消

憲法パトリオティズム (叢書・ウニベルシタス)作者: ヤン=ヴェルナーミュラー,斎藤一久,田畑真一,小池洋平,安原陽平,根田恵多,菅沼博子出版社/メーカー: 法政大学出版局発売日: 2017/09/20メディア: 単行本この商品を含むブログを見るまず「監訳者あとがき」…

政治的なものについて・その2 右翼ポピュリズム

前回の続き。政治的なものについて ラディカル・デモクラシー作者: シャンタルムフ,酒井隆史,篠原雅武出版社/メーカー: 明石書店発売日: 2008/08/12メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 25回この商品を含むブログ (19件) を見る 右翼ポピュリズム 右翼ポピ…

政治的なものについて シャンタル・ムフ

政治的なものについて ラディカル・デモクラシー作者: シャンタルムフ,酒井隆史,篠原雅武出版社/メーカー: 明石書店発売日: 2008/08/12メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 25回この商品を含むブログ (19件) を見る 本書の目的は、政治の領野におけるリベラ…

ポピュリズムとは何か ヤン=ヴェルナー・ミュラー

ポピュリズムとは何か作者: ヤン=ヴェルナー・ミュラー,板橋拓己出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2017/04/19メディア: 単行本この商品を含むブログ (5件) を見る 序章 この言葉はたいてい「反エスタブリッシュメント」の同義語として用いられ(略) 何より…

「九条削除」論への反論、緊急事態条項を考える

後半をチラ読み。立憲デモクラシー講座 憲法と民主主義を学びなおす作者: 山口二郎,杉田敦,長谷部恭男出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2016/06/30メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (1件) を見る〈第六講〉 憲法九条の削除・改訂は必…

他の岬―ヨーロッパと民主主義 デリダ

1993年に出版されたものの新装版。あとがき&解説だけ読んだ。他の岬――ヨーロッパと民主主義 【新装版】作者: ジャック・デリダ,[解説]國分功一郎,高橋哲哉,鵜飼哲出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2016/05/21メディア: 単行本この商品を含むブログを見る…

柄谷行人 インタヴューズ 2002-2013

柄谷行人インタヴューズ2002-2013 (講談社文芸文庫)作者: 柄谷行人出版社/メーカー: 講談社発売日: 2014/03/11メディア: 文庫この商品を含むブログ (7件) を見るロシア革命 ロシア革命というのは日本人一般に社会主義を知らしめたものですが、同時に、それは…

ヒトラーと哲学者 哲学はナチズムとどう関わったか

ヒトラーと哲学者: 哲学はナチズムとどう関わったか作者: イヴォンヌシェラット,三ッ木道夫,大久保友博出版社/メーカー: 白水社発売日: 2015/01/22メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見るヒトラー 1923年、南ドイツはミュンヘンの静かな路上で、…

「戦争の常態化」と「無条件の歓待―平和」のあいだで 松葉祥一

ここだけチラ読み。現代思想 2015年2月臨時増刊号 総特集◎デリダ -10年目の遺産相続-作者: ジャック・デリダ,東浩紀,ジャン=リュック・ナンシー,カトリーヌ・マラブー,ロドルフ・ガシェ,藤本一勇,西山雄二,宮崎裕助,郷原佳以,合田正人出版社/メーカー: 青土…

『正戦と内戦』その4 権力の前室、統治の機密

前回のつづき。正戦と内戦 カール・シュミットの国際秩序思想作者: 大竹弘二出版社/メーカー: 以文社発売日: 2009/10/29メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 22回この商品を含むブログ (10件) を見るモンロー主義の道徳的犯罪化 [孤立から普遍主義的干渉へ…

『正戦と内戦』その3 モンロー主義

前回のつづき。正戦と内戦 カール・シュミットの国際秩序思想作者: 大竹弘二出版社/メーカー: 以文社発売日: 2009/10/29メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 22回この商品を含むブログ (10件) を見るモンロー主義 元来はアメリカ大陸の防衛を目的としていた…

『正戦と内戦』その2 戦勝国による正統性

前日の続き。正戦と内戦 カール・シュミットの国際秩序思想作者: 大竹弘二出版社/メーカー: 以文社発売日: 2009/10/29メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 22回この商品を含むブログ (10件) を見る法秩序の精神的な浸食、『リヴァイアサン』 法秩序の精神的…

『正戦と内戦』シュミットの国際秩序思想

正戦と内戦 カール・シュミットの国際秩序思想作者: 大竹弘二出版社/メーカー: 以文社発売日: 2009/10/29メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 22回この商品を含むブログ (10件) を見る「あらゆる人道主義の背後には、誰が人間であるかは私が決める、という…

統治新論・その2 大竹弘二・國分功一郎

前回のつづき。統治新論 民主主義のマネジメント (atプラス叢書)作者: 大竹弘二,國分功一郎出版社/メーカー: 太田出版発売日: 2015/01/24メディア: 単行本この商品を含むブログ (8件) を見るマックス・ヴェーバー 大竹 ただヴェーバーに関していうと、晩年の…

統治新論、シュミット 大竹弘二・國分功一郎

『統治新論――民主主義のマネジメント』 大竹弘二・國分功一郎対談統治新論 民主主義のマネジメント (atプラス叢書)作者: 大竹弘二,國分功一郎出版社/メーカー: 太田出版発売日: 2015/01/24メディア: 単行本この商品を含むブログ (8件) を見るシュミット、例…

戦争と政治の間 アーレントの国際関係思想

よくわからぬまま、メモ代わりにザクザク引用したので話がつながらないかも。戦争と政治の間――ハンナ・アーレントの国際関係思想作者: パトリシア・オーウェンズ,Patricia Owens,中本義彦,矢野久美子出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2014/03/29メディア: …

〈帝国〉と〈共和国〉  アラン・ジョクス

第二章「ホッブズ、保護者的共和国の産出」だけ読んだ〈帝国〉と〈共和国〉作者: A・ジョクス,逸見龍生出版社/メーカー: 青土社発売日: 2003/12/20メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (3件) を見る カール・シュミットは述べている。「他者…

カール・シュミット入門講義・その3

前日のつづき。カール・シュミット入門講義作者: 仲正昌樹出版社/メーカー: 作品社発売日: 2013/03/02メディア: 単行本 クリック: 6回この商品を含むブログ (14件) を見る自由主義 シュミットから見た「自由主義」は、「政治的なもの」それ自体を直視せず、…

カール・シュミット入門講義・その2

前日のつづき。カール・シュミット入門講義作者: 仲正昌樹出版社/メーカー: 作品社発売日: 2013/03/02メディア: 単行本 クリック: 6回この商品を含むブログ (14件) を見る 結局のところ、この箇所でシュミットが言いたいのは、主権とは、「事実上の最高権力…

カール・シュミット入門/仲正昌樹

高速パラ読み。カール・シュミット入門講義作者: 仲正昌樹出版社/メーカー: 作品社発売日: 2013/03/02メディア: 単行本 クリック: 6回この商品を含むブログ (14件) を見る具体的秩序 ロマン派は「民族」と「歴史」をヴァーチャル化し、自分たちの詩作の道具…

論争家ポー、シュミット再考

エドガー・アラン・ポーの世紀 生誕200周年記念必携作者: 八木敏雄,巽孝之出版社/メーカー: 研究社発売日: 2009/05/26メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (4件) を見る 論争家ポー/大串尚代 剽窃を指摘したら、逆に剽窃を指摘され [1840年…