カール・シュミット
ロマン主義者批判 例外状況という破れ 「能動的ニヒリズム」 独裁の正統性 ホッブズの奇跡論 リヴァイアサンを壊滅させたスピノザ シュミットの弁明 「内面性」と「合法性」 「例外状況」と「場所確定」 前回の続き。 カール・シュミット-ナチスと例外状況の…
出自による疎外感 政治学の神学的基礎 「中心領域」の変遷 「決断主義」「政治の世界」 ヒトラーとベンヤミンの議会観 自由主義と民主主義の異なる原理 シュミットとロマン主義 カール・シュミット-ナチスと例外状況の政治学 (中公新書) 作者:蔭山 宏 発売日…
ルター派のカルヴァン派への憎悪 カルヴィニズムは、戦闘的な新しい宗教だった。 陸と海 世界史的な考察 (日経BPクラシックス) 作者:カール・シュミット 出版社/メーカー: 日経BP 発売日: 2018/08/23 メディア: 単行本 宗教を語りなおす―近代的カテゴリーの…
序文 人間の尊厳というコンセプトおよび人権という現実的なユートピア 「政治的なるもの」、カール・シュミット 国民主権と国家主権 インタビュー ヨーロッパ憲法論(叢書・ウニベルシタス) 作者: ユルゲンハーバーマス,J¨urgen Habermas,三島憲一,速水淑子 …
メーストル『フランスについての省察』 ドノソ・コルテス 二つの「完全社会」 ホッブズ、「可死の神」としての国家 危機の政治学 カール・シュミット入門 (講談社選書メチエ) 作者: 牧野雅彦 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2018/03/11 メディア: 単行本(…
主権の危機 政治的公開性の機能不全 啓蒙主義による公開性の要求 「神秘体」の転用、『王の二つの身体』 マキャヴェッリに公開性原則の萌芽あり タキトゥス主義 「例外状態」、「必要は法を持たない」 「二つの身体」 大衆への恐怖 「自己統治」 利己的人間…
【討議】丸山眞男を問い直す 川本隆史+苅部 直 近代市民の哀悼劇 丸山眞男と決断の帰趨 金杭 丸山眞男と藤田省三 認識するということの意味 趙星銀 この事態の政治学的問題点 丸山眞男(1960年発表) 現代思想 2014年8月臨時増刊号 総特集◎丸山眞男 -生誕一…
誰が誰を観察するのか? 世界の捏造化 未曾有の「対案主義」がいま、この社会を支配している。 ロールズの正義論はポスト福祉国家の理論 フーコー、ハイエク 「警察権」は膨張していった 2001年の本。 自由論―現在性の系譜学作者:酒井 隆史発売日: 2001/06/0…
シュミットの考える「代表」とは ルフォールの全体主義論 保守主義が成立したのは19世紀前半 バークによる人権批判 カトリック教会の批判 マルクスの人権批判 前回の続き。 政治哲学的考察――リベラルとソーシャルの間 作者: 宇野重規 出版社/メーカー: 岩波…
マルクスからトクヴィルへ トクヴィルの徳の概念 自由の精神と宗教の精神 ネオ・トクヴィリアン フランス・リベラリズムの独自性 近代議会制の内包する両義性 代議士の有権者からの独立性の確保 ルソーはなぜ代表を嫌ったか 政治哲学的考察――リベラルとソー…
シュミットとホッブズ シュミットとカピタン シュミットの「自由主義的継受」 シュミットにおける決断=非日常 カピタンにおける決断=日常 抑止力としての憲法――再び立憲主義について 作者: 樋口陽一 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2017/12/15 メディ…
ヘラー、シュミット、そしてユーロ EU とりあえず第六章だけ読んだ。 資本主義はどう終わるのか作者:シュトレーク,ヴォルフガング発売日: 2017/11/24メディア: 単行本 ヘラー、シュミット、そしてユーロ カール・シュミットの「権威主義国家」にかんするヘ…
第2章 エリアスとシュミット 第9章 初めと終わりだけ読んだ。 フランス革命と身体―性差・階級・政治文化作者:ドリンダ ウートラム発売日: 1993/07/01メディア: 単行本 第2章 エリアスとシュミット ノルベルト・エリアスによって問いかけられないままに残…
カントとホッブズのちがい イギリス革命とフランス革命 カール・シュミットとカント 前回の続き。 啓蒙の民主制理論―カントとのつながりで (叢書・ウニベルシタス)作者:インゲボルク マウスメディア: 単行本 カントとホッブズのちがい カントが、国家元首は…
まず「監訳者あとがき」を先に。 「記憶」と「闘争性」 憲法裁判所 カール・レーベンシュタイン 終息しなかった憲法パトリオティズム ヨーロッパ憲法パトリオティズム 「新しい過去」、他国の過去を断罪すること 自己卑下とヨーロッパ中心主義 統合による過…
右翼ポピュリズム シュミットとネオコン ハーバーマス 結論 監訳者解説:酒井隆史(2008年) 前回の続き。 政治的なものについて ラディカル・デモクラシー作者:シャンタル ムフ発売日: 2008/08/12メディア: 単行本 右翼ポピュリズム 右翼ポピュリズムの侵攻…
リベラリズムの中心的欠陥 情動を民主主義的に動員することの意義 左派の課題 ウルリッヒ・ベックの見解 アンソニー・ギデンズ ギデンズと第三の道 政治的なものについて ラディカル・デモクラシー作者:シャンタル ムフ発売日: 2008/08/12メディア: 単行本 …
ポピュリストは、ポピュリストとして統治できる 「憤懣を抱く人びと」ではない 政権についたポピュリスト 非リベラルな民主主義 テクノクラシーとポピュリズムは合わせ鏡 ポピュリズムについての七つのテーゼ ポピュリズムとは何か作者:ヤン=ヴェルナー・ミ…
井上達夫「九条削除」論への反論 〈第七講〉 座談会 緊急事態条項を考える 憲法制定権力 緊急事態条項 ボン基本法 後半をチラ読み。 立憲デモクラシー講座 憲法と民主主義を学びなおす 作者: 山口二郎,杉田敦,長谷部恭男 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: …
高橋哲哉 鵜飼哲 1993年に出版されたものの新装版。あとがき&解説だけ読んだ。他の岬――ヨーロッパと民主主義 【新装版】作者:ジャック・デリダ発売日: 2016/05/21メディア: 単行本 訳者あとがき 高橋哲哉 ヨーロッパの「今日」とは何か。「他の岬」にとって…
ロシア革命 なぜイスラム原理主義が出てきたか。 国家の揚棄 柄谷行人インタヴューズ2002-2013 (講談社文芸文庫)作者:柄谷 行人発売日: 2014/03/11メディア: 文庫 ロシア革命 ロシア革命というのは日本人一般に社会主義を知らしめたものですが、同時に、それ…
大衆は服従を欲してる カール・シュミット ハイデガー 戦後のハイデガー 迫害された学者の復帰は ヒトラーと哲学者: 哲学はナチズムとどう関わったか 作者: イヴォンヌシェラット,三ッ木道夫,大久保友博 出版社/メーカー: 白水社 発売日: 2015/01/22 メディ…
「戦争の常態化」と「無条件の歓待―平和」のあいだで 松葉祥一 現代思想 2015年2月臨時増刊号 総特集◎デリダ -10年目の遺産相続- 作者: ジャック・デリダ,東浩紀,ジャン=リュック・ナンシー,カトリーヌ・マラブー,ロドルフ・ガシェ,藤本一勇,西山雄二,宮崎裕…
モンロー主義の道徳的犯罪化 「権力の前室」 [ナチス体制の問題点はヒトラー独裁ではなく] 肥大化する行政への不信 機密理論、警察暴力による法の退廃 再び「統治の機密」へと変容 サッチャリズム 結語 前回のつづき。 正戦と内戦 カール・シュミットの国際…
モンロー主義 アメリカ帝国主義批判 満州事変 スイス 中立の危機 民主化による「世界革命」、「少数民族」問題 本来のモンロー主義 前回のつづき。 正戦と内戦 カール・シュミットの国際秩序思想作者:大竹 弘二発売日: 2009/10/29メディア: 単行本 モンロー…
法秩序の精神的な浸食、『リヴァイアサン』 国家主義への恐怖 敗戦と革命による転機 国際連盟による「〈現状〉の正統性の保障」 その法を誰が決定しているのか 帝国主義の新たな方法、規範を通じたコントロール 前日の続き。 正戦と内戦 カール・シュミット…
「あらゆる人道主義の背後には、誰が人間であるかは私が決める、という要求がある」 ハンス・J・モーゲンソー 理念政治的なアスペクト シュミットに大きな衝撃を与えたルール占領 法学的フィクションの道具化 正戦と内戦 カール・シュミットの国際秩序思想…
マックス・ヴェーバー ベンヤミン シュミット 憲法改正の限界 「押しつけ憲法」のトラウマ シュミットの同質主義的な民主主義 ハーバーマス、市民的不服従の正統性 前回のつづき。 統治新論 民主主義のマネジメント (atプラス叢書) 作者: 大竹弘二,國分功一…
シュミット、例外状態論 マイネッケ 「国家」と「国民」 法の制定と運用 ブリューニング内閣の大統領緊急令濫用 緊急令濫用の一因は福祉国家へのシフト 福祉国家とナチス 『統治新論――民主主義のマネジメント』 大竹弘二・國分功一郎対談 統治新論 民主主義…
暴力の表出は権力が危うい徴候 シュミット、パルチザンの理論 権力と暴力 政治の死と戦争の勝利 リベラルな幻想をアーレントは嘲笑した 帝国主義的な「官僚の哲学」 戦争と政治の間――ハンナ・アーレントの国際関係思想作者:パトリシア・オーウェンズ岩波書店…