中世

憐れみと縛り首―ヨーロッパ史のなかの貧民

憐れみと縛り首―ヨーロッパ史のなかの貧民 作者: ブロニスワフゲレメク,Bronislaw Geremek,早坂真理 出版社/メーカー: 平凡社 発売日: 1993/04 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る 脱落したエリート救済 「貧民」への非難 乞食の団体 「貧…

感じるスコラ哲学:存在と神を味わった中世

主意主義と主知主義 自由意思と〈自由意志〉 第六章だけチラ読み。 感じるスコラ哲学:存在と神を味わった中世作者:山内 志朗発売日: 2016/05/24メディア: 単行本 主意主義と主知主義 主意主義とは愛と感情を重視する系譜なのです。主意主義とは、他のところ…

失われた夜の歴史 ロジャー・イーカーチ

失われた夜の歴史作者: ロジャー・イーカーチ,樋口幸子,片柳佐智子,三宅真砂子出版社/メーカー: インターシフト発売日: 2015/01/24メディア: 単行本この商品を含むブログ (9件) を見る犯罪者と魔法 中世後期には、犯罪者たちの間で各種のまじないが盛んに使…

もう一つのスイス史

パラ見。もう一つのスイス史―独語圏・仏語圏の間の深い溝 (刀水歴史全書)作者: クリストフビュヒ,Christophe B¨uchi,片山淳子出版社/メーカー: 刀水書房発売日: 2012/10メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (3件) を見るスイス人は「敬虔な…

マルティン・ルター、自由

マルティン・ルター――ことばに生きた改革者 (岩波新書)作者: 徳善義和出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2012/06/21メディア: 新書購入: 1人 クリック: 25回この商品を含むブログ (11件) を見る十字架の神学 人間の救いは、イエス・キリストの受難と十字架の…

神と国家の政治哲学

神と国家の政治哲学 政教分離をめぐる戦いの歴史 (叢書「世界認識の最前線」)作者: マーク・リラ,鈴木佳秀出版社/メーカー: エヌティティ出版発売日: 2011/08/31メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 20回この商品を含むブログを見るホッブズ ホッブズによる…

デカルトの骨

スウェーデン女王クリスティナ22歳 幻滅、飼い殺し、死去 不老不死デカルト だが、どこに埋葬する? デカルト主義者のサロン 崇拝者が墓を暴く デカルトの骨 死後の伝記作者:ラッセル・ショート発売日: 2010/10/23メディア: 単行本 スウェーデン女王クリステ…

イギリス出版史、著作権、定価制

物書きの誕生 著作権 児童書と売薬 ゾッキ本 定価制 制限的販売慣習法 イギリス出版史作者:ジョン フェザー発売日: 1991/06/01メディア: 単行本 物書きの誕生 16世紀の終り頃には、広義の文学が、すでに商品化を遂げていた。しかしそうした商業化の報酬はも…

クルーグマン、中世の怠惰な学生

オバマ CRC(規制者の認知的捕獲) 金融規制 ビッグ・スリー破綻 中世パリの怠惰な学生 カネオクレ 父怒る 二冊チラ見。 危機突破の経済学 (Voice select)作者:ポール・クルーグマン発売日: 2009/06/02メディア: 新書 オバマ じつのところ、オバマはレー…

カノッサの屈辱とユダヤ迫害

中世の国家と教会―カノッサからウォルムスへ 1077~1122作者: E.ヴェルナー,瀬原義生出版社/メーカー: 未来社発売日: 1991/04メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 10回この商品を含むブログ (2件) を見る新しい信仰 封建世界の教会の硬直した信仰のなかへ、…

想死表現、自由意志

前回の続き。罪と恐れ―西欧における罪責意識の歴史/十三世紀から十八世紀作者: ジャンドリュモー,Jean Delumeau,佐野泰雄,江花輝昭,久保田勝一,江口修,寺迫正広出版社/メーカー: 新評論発売日: 2004/12メディア: 単行本 クリック: 26回この商品を含むブログ …

誰がイタリア・ルネッサンスを

ルネッサンスとくればイタリアと決定付けたのは誰か、その動機はetc。 以前に読んだ本なのだが、中世とは何か作者: J.ル=ゴフ,池田健二,菅沼潤出版社/メーカー: 藤原書店発売日: 2005/03/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 24回この商品を含むブログ (2…

ボードリヤールの権力論

前日のつづき。中世の覚醒―アリストテレス再発見から知の革命へ作者: リチャード・E.ルーベンスタイン,Richard E. Rubenstein,小沢千重子出版社/メーカー: 紀伊國屋書店発売日: 2008/03メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 22回この商品を含むブログ (15件)…

中世の覚醒・その2

前日のつづき。中世の覚醒―アリストテレス再発見から知の革命へ作者: リチャード・E.ルーベンスタイン,Richard E. Rubenstein,小沢千重子出版社/メーカー: 紀伊國屋書店発売日: 2008/03メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 22回この商品を含むブログ (15件)…

中世の覚醒

ヴァンダル人に包囲された北アフリカ都市 激動の時代だからプラトン アリストテレスは間違っている イスラームの覚醒 アリストテレスを初体験するとどうなるか 前日のつづき。 中世の覚醒―アリストテレス再発見から知の革命へ作者:リチャード・E. ルーベンス…

売春婦の寄進はありか?

売春婦からの寄進 「働くこと」への侮蔑 ブルジョワ、侮蔑の境界の変化 頭脳労働の格上げ 大学人の退廃 もうひとつの中世のために—西洋における時間、労働、そして文化作者:ジャック ル・ゴフメディア: 単行本 売春婦からの寄進 12世紀末パリ・ノートルダム…

世界の尺度―中世における空間の表象

閉じた世界 中世での「他所」、 十字軍が持ち帰った植物 門 都市 騎士団 地図 世界の尺度―中世における空間の表象 (叢書・ウニベルシタス)作者:ポール ズムトールメディア: 単行本 閉じた世界 世界における人間の位置は他の人間に結びつけられる絆によってし…

敬虔者たちと「自意識」の覚醒

退廃した宗教家より信心深いのか、社会の落伍者の「オーラ」もどき選民思想なのか、なんだかんだで返却期限に迫られて激しく飛ばし読み。敬虔者たちと「自意識」の覚醒―近世ドイツ宗教運動のミクロ・ヒストリア (叢書歴史学への招待)作者: 森涼子出版社/メー…

根回しとタウンミーティングと税のすりかえ

中世人と権力-「国家なき時代」のルールと駆引-中世ヨーロッパ万華鏡1作者: ゲルトアルトホフ,Gerd Althoff,柳井尚子出版社/メーカー: 八坂書房発売日: 2004/07/01メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (2件) を見る主君の寵愛で出世できたか…

中世都市と暴力・その2

前日のつづき。中世都市と暴力作者: ニコルゴンティエ,Nicole Gonthier,藤田朋久,藤田なち子出版社/メーカー: 白水社発売日: 1999/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 36回この商品を含むブログ (11件) を見る都市における強姦の日常化 については、ヴェ…

中世都市と暴力

中世都市と暴力 作者: ニコルゴンティエ,Nicole Gonthier,藤田朋久,藤田なち子 出版社/メーカー: 白水社 発売日: 1999/01 メディア: 単行本 購入: 2人 クリック: 36回 この商品を含むブログ (11件) を見る 言葉の暴力。 他人の検閲 貧乏人同士で争う 晩婚化 …

中世後期のドイツ文化

途中放棄、しかも少量、他の本と合せ技にしようかとも思ったが。ま、今週はバタバタしてたし。中世後期のドイツ文化―1250年から1500年まで作者: ハンス‐フリードリヒローゼンフェルト,ヘルムートローゼンフェルト,Hans‐Friedrich Rosenfeld,Hellmut Rosenfel…

古代から中世へ

富裕者による「自分の都市への愛」 教会は税免除の言い訳で貧者に施し 貧者を極貧に染め上げる手口 教会に丸投げ 「貧者」とは請願者 「貧者」の代弁者を自称 目覚めれば口中に天国の甘美さ あまり面白くなさそうなタイトルですが、免税の言い訳で貧者保護を…

喧嘩両成敗の誕生

復讐が放任されていた中世日本 あの一休さんも二度自殺未遂で 「指腹/さしばら」 縁もゆかりもないお尋ね者を匿うわけ 掠奪刑・アハト刑。 落武者狩り 中世の占有屋「押蒔き」「押植え」 「獄前の死人、訴えなくんば検断なし」。自害は究極の訴願形態。自殺…

寛容の文化

コルドバに逃げ延びたウマイヤ家の王子 「新しいアリストテレス」 異教徒への寛容に対する罰がペスト スペイン異端審問制度は 寛容の文化―ムスリム、ユダヤ人、キリスト教徒の中世スペイン―作者:マリア・ロサ・メノカル発売日: 2005/08/10メディア: 単行本 …

中世とは何か

ミレニアムは千年じゃなかった。 ラテラノ公会議にて結婚は人生の理想となる 耳聴告白 十六世紀に「宗教」という言葉が生まれた 煉獄の発明 中世とは何か作者:J.ル=ゴフ発売日: 2005/03/01メディア: 単行本 裏表紙の短い引用が実に的確で、これを読むだけで…

ドイツ傭兵の文化史

スイス傭兵 戦士的共産主義 もっこり、かたつむり 服装で身分を区別していた社会への反逆。 死に直面する愛 財源を安定させたヴァレンシュタイン ドイツ傭兵(ランツクネヒト)の文化史―中世末期のサブカルチャー/非国家組織の生態誌作者:ラインハルト バウマ…

磁力と重力の発見

鉱山事業はは巨大プラント。 鉱山師(やまし)への偏見に抗議するメタリカ 錬金術は大地外受精? 磁力と重力の発見〈1〉古代・中世 作者:山本 義隆 発売日: 2003/05/23 メディア: 単行本 磁力と重力の発見〈2〉ルネサンス 作者:山本 義隆 発売日: 2003/05/23…

数量化革命・その2

前日よりのつづき。数量化革命作者: アルフレッド・W・クロスビー,小沢千重子出版社/メーカー: 紀伊国屋書店発売日: 2003/10/29メディア: 単行本購入: 6人 クリック: 90回この商品を含むブログ (42件) を見る古典古代から中世初期の音読 一方、読むというの…

西欧中世都市の世界

西欧中世都市の世界―ベルギー都市ウイの栄光と衰退 (叢書ベリタス)作者: アンドレジョリス,A Joris,斎藤絅子出版社/メーカー: 八朔社発売日: 1995/06メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る第五章くらいから俄然面白くなる。これならもうちょっ…