評伝

サリンジャー 評伝 その4 暴露本

三人目の妻・コリーン ジョイス・メイナード 今度は娘が暴露本 結論 前回の続き。 サリンジャー (-) 作者:デイヴィッド・シールズ,シェーン・サレルノ KADOKAWA/角川書店 Amazon 三人目の妻・コリーン AP通信 本日未明、J・D・サリンジャーの自宅が火災によ…

サリンジャー 評伝 その3 『キャッチャー』は戦争小説

『キャッチャー』は戦争小説 僕たちは一緒に駆け落ちするべきなんだ コーニッシュ、シャーリー・ブレイニー クレア・ダグラス ニューヨーカー編集者・ウィリアム・ショーン 前回の続き。 サリンジャー (-) 作者:デイヴィッド・シールズ,シェーン・サレルノ K…

サリンジャー 評伝 その2 ジーン・ミラー14歳

サリンジャーのアドバイス ヘミングウェイに会う 倒錯の森 冬の死者たち まだ燃えている ゲイ・タリーズ、トム・ウルフ ジーン・ミラー 「娘さんと結婚します」 別れ 前回の続き。 サリンジャー (-) 作者:デイヴィッド・シールズ,シェーン・サレルノ KADOKAW…

サリンジャー 評伝 戦争、生い立ち、ウーナ

吹き飛んだ戦争への期待 生い立ち 「ある少女の思い出」 初掲載「若者たち」 ウーナ・オニール ウーナがチャップリンと結婚 サリンジャー (-) 作者:デイヴィッド・シールズ,シェーン・サレルノ KADOKAWA/角川書店 Amazon 吹き飛んだ戦争への期待 シェーン・…

風街とデラシネ 作詞家・松本隆の50年 その2

松田聖子 「ちょっと先に石を投げる」 森進一「冬のリヴィエラ」 「1969年のドラッグレース」 薬師丸ひろ子「探偵物語」 水橋春夫、早川義夫 川原伸司=平井夏美、「瑠璃色の地球」 休憩期間、中森明菜「二人静」 90年代、変わっていく“シーン” 筒美京平 山…

風街とデラシネ 作詞家・松本隆の50年

エイプリル・フール結成 「春よ来い」「12月の雨の日」、日本語のロック サブカルとは「好きなことに真実がある」 「風都市」 『HAPPY END』 今、橋を渡ろうとしている アグネス・チャン「ポケットいっぱいの秘密」 筒美京平 太田裕美「木綿のハンカチーフ」…

バタフライ・エフェクト ケンドリック・ラマー伝

コンプトン、ギャング アンソニー・“トップ・ドッグ”・ティフィス ドクター・ドレー 「Sing About Me, I'm Dying of Thirst」 炎上発言 バタフライ・エフェクト ; ケンドリック・ラマー伝 作者:マーカス・J・ムーア 河出書房新社 Amazon コンプトン、ギャング…

デヴィッド・ボウイ 無を歌った男 田中純

〈フリー・フェスティヴァルの思い出〉と〈白鳥の雛委員会〉 『世界を売った男』 『ジギー・スターダスト』 『アラジン・セイン』 『ダイアモンドの犬たち』 〈ヤング・アメリカンズ〉、フィリー・ソウル 『地球に落ちて来た男』 『ステイション・トゥ・ステ…

プリンス録音術 レコーディング・スタジオのプリンス

ラジオからの影響 セカンド・アルバム 『Dirty Mind』 『Controversy』 音楽と色彩 『Parade』 クレア・フィッシャー 『The Black Album』 『Batman』 プリンス録音術 エンジニア、バンド・メンバーが語るレコーディング・スタジオのプリンス 作者:ジェイク…

ザ・キンクス ひねくれ者たちの肖像 その3

アンディ・パイル加入 ゴッドファーザー・オブ・パンクス クリッシー・ハインドとの熱愛 結成20周年のつまずき 難航した契約、三度目の結婚 前回の続き。 ザ・キンクス―ひねくれ者たちの肖像 作者:ジョニー ローガン 大栄出版 Amazon アンディ・パイル加入 […

ザ・キンクス ひねくれ者たちの肖像 その2

〈ア・ウェル・リスペクテッド・マン〉 〈キザな奴〉Dedicated follower of fashion デイヴのソロヒット 《ザ・ヴィレッジ・グリーン・プリザヴェイション・ソサエティ》 《アーサー、もしくは大英帝国の衰退ならびに滅亡》 アメリカで新境地を開く 《ローラ…

ザ・キンクス ひねくれ者たちの肖像

オーストラリア、アーサー ラリー・ペイジ ドラマー、ミック・エイヴォリー シェル・タルミー、キンクスに改名 〈ユー・リアリー・ガット・ミー〉 カーディフ事件 レイに翻弄されるペイジ “低予算”男 混乱の米ツアー アメリカを出禁になる ザ・キンクス―ひね…

ブライアン・イーノ エリック・タム その2

アート・スクールでの教育 垂直の構造 「非ミュージシャン」であること アンビエント音楽 シンセサイザー、ギター インスピレーション 音声詩 自由な個人 「アート・ディケイド」「センス・オブ・ダウト」 前回の続き。 ブライアン・イーノ 作者:エリック タ…

ブライアン・イーノ エリック・タム

幼少期に影響を受けた音楽 サティ、ケージ、ライヒ ニューウェイヴ、黒人音楽、ジミヘン レゲエ、クラシック、ゴスペル ブライアン・イーノ 作者:エリック タム 水声社 Amazon 幼少期に影響を受けた音楽 イーノはイギリスの田舎で育った。彼にとっての決定的…

トッド・ラングレンのスタジオ黄金狂時代 その4 XTC

トム・ロビンソン・バンド、ピーター・ゲイブリエル パティ・スミス・グループ《ウェイヴ》 《スウィング・トゥ・ザ・ライト》 XTC《スカイラーキング》 ニューヨーク・ドールズ再び 前回の続き。 XTC《スカイラーキング》話がたっぷり。 トッド・ラングレン…

フォン・ノイマンの哲学 人間のフリをした悪魔

ノイマンとウィグナー ハイゼンベルクとシュレーディンガー ゲーデルの不完全性定理 『社会的無責任感』 ストレンジラブ博士 フォン・ノイマンの哲学 人間のフリをした悪魔 (講談社現代新書) 作者:高橋昌一郎 講談社 Amazon ノイマンとウィグナー ある日曜日…

スタン・ゲッツ その3 ボサノヴァ

ローゼン伯爵の孫モニカ 破産、モーズ・アリソン スカンジナヴィアの夏 〈クラブ・モンマルトル〉、オスカー・ペティフォード 新しいラテン音楽「ボサノヴァ」 「イパネマの娘」、アストラッド・ジルベルト 鬱、妻への暴力、自殺未遂 アンタビューズ 前回の…

スタン・ゲッツ 音楽を生きる

誕生 ショーティー・ロジャーズ ジャック・ティーガーデン 傷つきやすい人間のまま スタン・ケントン レスター・ヤング 首席サキソフォン・ソロイスト スタン・ゲッツ :音楽を生きる 作者: ドナルド・L.マギン,Donald L. Maggin,村上春樹 出版社/メーカー: …

アントニオ・カルロス・ジョビン ボサノヴァを創った男

森へ入るのは好きかい? イパネマの少年 クラシックを勉強する 作曲の仕方 カーネギー・ホールでコンサート 等身大の栄光 山下洋輔 ジョビンの妹による評伝。 アントニオ・カルロス・ジョビン―ボサノヴァを創った男 作者:エレーナ ジョビン 青土社 Amazon 森…

ボブ・ディランという男 その3

カントリーミュージック 『セルフ・ポートレイト』 駄作を作った10の理由 ローリング・サンダー・レヴュー 『ウィー・アー・ザ・ワールド』、トラヴェリング・ウィルベリーズ 『オー・マーシー』 最悪のパフォーマンス 『アンダー・ザ・レッド・スカイ』 ツ…

ボブ・ディランという男 その2

カール・サンドバーグを訪ねる 『アナザー・サイド・オブ・ボブ・ディラン』 フォークの救済者からロックスターへ 『わたしは別のだれかである』 ニューポート事件の真相 ドラッグ イメージは南北戦争復員兵 『ジョン・ウェズリー・ハーディング』 前回の続…

ボブ・ディランという男 デイヴィッド・ドールトン

故郷ヒビング ジェームズ・ディーン、エルヴィス、マーロン・ブランド ディンキータウンのコーヒーハウス 「ソング・アンド・ダンス・マン」 ほら吹きディラン 残忍なフォークソング 第二期フォーク・リヴァイヴァル ウディはわたしの最後のヒーローだ 経歴…

ノー・ディレクション・ホーム その3 ボブ・ディラン

〈ライク・ア・ローリング・ストーン〉 ミスター・ジョーンズは誰か? 英国ツアー 65年ニューポート・フェスティヴァル 「ミスター・タンブリン・マン」 ボブの罵倒に耐えるフィル・オクス ヨーロッパ十字軍 前回の続き。 ノー・ディレクション・ホーム: ボ…

ノー・ディレクション・ホーム その2 ボブ・ディラン

デイヴ・ヴァン・ロンク ファーストアルバム アルバート・グロスマン登場 グロスマンに父親像を見いだす アーティ・モーグル ビッグ・ジョー・ウィリアムス ディランに投資したPP&M ジョーン・バエズ 前日の続き。 ノー・ディレクション・ホーム: ボブ・ディ…

ノー・ディレクション・ホーム ボブ・ディランの日々と音楽

ボビー・アレン誕生 初めてのギター ぼく初めてのアイドルはハンク・ウィリアムスだった エルヴィス リトル・リチャード エコ・ヘルストロム・シヴァーズ ディロン、ディリオン ジュディ・コリンズ、ジェシー・フラー ウディ・ガスリー ノー・ディレクション…

ジョージ・オーウェル その2

『カタロニア讃歌』 『ライオンと一角獣』 、愛国心 戦況ニュース解説、検閲 『動物農場』 「復讐は苦し」 「文学の禁圧」 ジョージ・オーウェル――「人間らしさ」への讃歌 (岩波新書) 作者:川端 康雄 発売日: 2020/07/18 メディア: 新書 『カタロニア讃歌』 …

ジョージ・オーウェル――「人間らしさ」への讃歌

船旅の思い出 困窮 命名「ジョージ・オーウェル」 『ウィガン波止場への道』 『カタロニア讃歌』 喉を撃ち抜かれる スペイン脱出 ジョージ・オーウェル――「人間らしさ」への讃歌 (岩波新書) 作者:川端 康雄 発売日: 2020/07/18 メディア: 新書 船旅の思い出 …

ボブ・ディラン 指名手配 その3

ニューポート、1965年 ディランを撮る 前回の続き。 ボブ・ディラン指名手配 33の証言をもとに真実のボブディランを探る 発売日: 1998/12/10 メディア: 単行本 ニューポート、1965年 ジョー・ボイドは現在ロンドンでハンニバル・レコードを経営している。(…

ボブ・ディラン 指名手配

学生寮におけるボビー・ジマーマン 北国の少女 ニューヨークのボブ・ディラン 1961年2月13日ガーズ・フォーク・シティ アイドルはチャップリン ボブ・ディランのことだけを書いた雑誌『ザ・テレグラフ』掲載記事をまとめた二冊目の本。 ボブ・ディラン指名手…

エルヴィス・コステロ・バイオグラフィー その2

『アームド・フォーシズ』 オハイオ州コロンバスでの舌禍事件 『ゲット・ハッピー』 『オールモスト・ブルー』 ベベ・ビュエル、再び 『インペリアル・ベッドルーム』 前回の続き。 マイ・エイム・イズ・トゥルー―エルヴィス・コステロ・バイオグラフィー 作…