高橋源一郎

文学がこんなにわかっていいかしら 高橋源一郎

文学がこんなにわかっていいかしら (福武文庫) 作者:高橋 源一郎 メディア: 文庫 なぜメタ・フィクションが精彩を欠いているのか ちょっと回り道して考えてみよう。「小説についての小説」はメタ・フィクションと呼ばれるジャンルでは、いちばんありふれたや…

文学王 高橋源一郎

文学王 (角川文庫) 作者:高橋 源一郎 メディア: 文庫 小説の中の子供たち (略) 『小鳥の園芸師』に出てくる、架空の村の子供たちは、昔話の多くがじつはそうであるように、ひどく残酷です。だが、同時にひどく懐かしい気もするのです。それは、この作品に…

現代詩手帖特集版 高橋源一郎

再読。 現代詩手帖特集版 高橋源一郎 作者: 高橋源一郎 出版社/メーカー: 思潮社 発売日: 2003/10 メディア: 単行本 購入: 2人 クリック: 4回 この商品を含むブログ (19件) を見る 討議 高橋源一郎×加藤典洋(司会:永江朗) 『さようなら、ギャングたち』 …

再読:柴田さんと高橋さんの小説の読み方・その2

前回の続き。 柴田さんと高橋さんの小説の読み方、書き方、訳し方 作者: 柴田元幸,高橋源一郎 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2009/03/13 メディア: 単行本(ソフトカバー) 購入: 4人 クリック: 240回 この商品を含むブログ (53件) を見る 片岡義男…

再読:柴田さんと高橋さんの小説の読み方、書き方、訳し方

以前にやってるけど再読。なんてザルなんだオレの記憶。 柴田さんと高橋さんの小説の読み方、書き方、訳し方 作者: 柴田元幸,高橋源一郎 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2009/03/13 メディア: 単行本(ソフトカバー) 購入: 4人 クリック: 240回 こ…

なにものかへのレクイエム  森村泰昌

対談集 なにものかへのレクイエム――二〇世紀を思考する作者: 森村泰昌出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2011/10/29メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (2件) を見る芸術とはたった一人の決起である (略)[このシリーズの最後に]ガンジ…

橋本治対談集 高橋源一郎『短編小説を読もう』

高橋源一郎との対談だけ読んだ。TALK 橋本治対談集作者: 橋本治出版社/メーカー: 武田ランダムハウスジャパン発売日: 2010/01/26メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 2人 クリック: 20回この商品を含むブログ (15件) を見る 蝶のゆくえ (集英社文庫)作者:…

高橋源一郎、自身の創作活動を語る

現代作家アーカイヴ1: 自身の創作活動を語る作者: 高橋源一郎,古井由吉,瀬戸内寂聴,平野啓一郎,飯田橋文学会出版社/メーカー: 東京大学出版会発売日: 2017/11/11メディア: 単行本この商品を含むブログを見る「いやな感じ」 [東京拘置所の面会時間は5分、ガ…

丘の上のバカ 高橋源一郎

丘の上のバカ ぼくらの民主主義なんだぜ2 (朝日新書)作者: 高橋源一郎出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2016/11/11メディア: 新書この商品を含むブログ (5件) を見る 「歪み」を描くこと 「シャルリー・エブド」がムハンマドの風刺画を出版して、イスラ…

高橋源一郎ゼミで岩波新書をよむ

半分高橋源一郎ゼミの発表会なので、ハッキリ言って……。結局、生身の話より、本の方が面白いのだなあ。読んじゃいなよ!――明治学院大学国際学部高橋源一郎ゼミで岩波新書をよむ作者: 高橋源一郎,鷲田清一,長谷部恭男,伊藤比呂美出版社/メーカー: 岩波書店発売…

「あの戦争」から「この戦争」へ 高橋源一郎

なぬぅ、インテリげんちゃんが、ホテトル嬢送迎!?の巻。「あの戦争」から「この戦争」へ ニッポンの小説3作者: 高橋源一郎出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2014/12/11メディア: 単行本この商品を含むブログ (6件) を見る26章『冒頭陳述』 下記リンク先…

超「小説」教室  高橋源一郎

『デビュー作を書くための超「小説」教室』高橋源一郎デビュー作を書くための超「小説」教室作者: 高橋源一郎出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2015/03/21メディア: 単行本この商品を含むブログ (4件) を見る選考委員に必要なこと [「さようなら、ギャ…

高橋源一郎+大友良英=対談

高橋源一郎との対談のとこだけ読んだ。シャッター商店街と線量計 大友良英のノイズ原論作者: 大友良英,高橋源一郎,開沼博,もんじゅ君出版社/メーカー: 青土社発売日: 2012/11/21メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 3回この商品を含むブログ (3件) を見るフ…

『幻聴妄想かるた』『アメリカ・メディア・ウォーズ』

二冊まとめて。国民のコトバ作者: 高橋源一郎出版社/メーカー: 毎日新聞社発売日: 2013/03/19メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (4件) を見る高橋源一郎が上記本の中で下記本を紹介したものを引用。 やっぱりホンモノはスゴイですねw幻聴…

吉本隆明「アフリカ的段階」とオウム

吉本追悼本なのに鶴見話で盛上がったり、あまり加藤典洋から愛情は感じないw吉本隆明がぼくたちに遺したもの作者: 加藤典洋,高橋源一郎出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2013/05/10メディア: 単行本この商品を含むブログ (9件) を見る加藤典洋講演&対談か…

吉本隆明が最後に遺した三十万字

kingfish.hatenablog.com 上記に追加した完全版「吉本隆明が最後に遺した三十万字」上巻と下巻。 高橋源一郎の泣けるあとがき。 聞き手は渋谷陽一。吉本隆明が最後に遺した三十万字〈上巻〉「吉本隆明、自著を語る」作者: 吉本隆明出版社/メーカー: ロッキン…

大西巨人、吉本のマス・イメージ論に面食らうの巻

吉本隆明が大西巨人にマス・イメージ論を語っている対談集『素人の時代』について、呉智英が「とりたてて素人の時代を論じたものではなかった」とノンキな事を書いて、大衆マンセーでボタンが……と、延々的外れな批判を繰り広げている本については後日検証す…

ブローティガン、1976年の春樹

1976年米日で原著と翻訳が同時出版されたブローティガンの小説、全編源一郎直撃なのは当然として、ここはかなり春樹に直撃じゃないって感じ二章「蜘蛛の巣」「橋」から引用。ソンブレロ落下す―ある日本小説作者: リチャード・ブローティガン,藤本和子出版社/…

ブローティガンのラブレター講座

ラブレターを書こうとしているヤングのために、ブローティガン詩集から引用してみたよ。 “Loading Mercury with a Pitchfork” ぼくらは出合う。ぼくらはいろいろやってみる。なにも起こらない、だけど ぼくらは出合う。ぼくらはいろいろやってみる。なにも起…

源一郎、「ニッポンの小説」、綿矢りさ

柴田さんと高橋さんの小説の読み方、書き方、訳し方作者: 柴田元幸,高橋源一郎出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2009/03/13メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 4人 クリック: 240回この商品を含むブログ (53件) を見る第一章はコレ→kingfish.hatena…

吉本隆明のDNAゼロ

人選からもわかるように吉本隆明になんの愛情もないアサヒ編集者。吉本に興味はなかったけどインタビューすることになって勉強した編集者の感想が「ベルイマンの映画のように静かにかつ破壊的に迫ってきて、シューベルトの幻想ソナタのように読むものを深く…

高橋源一郎が映画「靖国」を斬る

文学界六月号『ニッポンの小説』。高橋源一郎が映画「靖国」を表現として駄目だと斬っている。(「靖国」で辿り着いて、なおかつ高橋源一郎を知らない人の為に説明すると、高橋さんは靖国とか九条改正には反対の立場) 1.古い、と感じた。 2.狭い、と感…

C.S.ルイスで高橋源一郎

kingfish.hatenablog.com 上記に続いて「C.S.ルイスで中原昌也」をやろうとしたのだけど、どうも違う。単に「C.S.ルイスREMIX」にしようかとも思ったが、勢いで無理矢理「C.S.ルイスで高橋源一郎」に変更してみた。それならそれで別の文章選択もあったなと思…

高橋源一郎1984&ムツゴロウ

kingfish.hatenablog.com またこの対談ガラミでなんですが、「ラノベのよさがわからない」高橋源一郎が東MAXからどうにか糸口を引き出せないかと苦闘する姿にしみじみしてた時に偶然1984年の対談を読んだら更に感慨が深まったのでDEATH。吉本隆明対談選 (講…

高橋源一郎鼎談-キャラに縛れて東MAX

前回のつづき。 そういえば肝心の鼎談の内容を伝えてない、でも普通に引用するのも芸がないので、当方の脳内変換フィクションでお送りしてみようかと。 「用水」発言にエキサイトする腐女子とちがって知的でポモな皆さんはこれくらいの冗談でエキサイトする…

高橋源一郎鼎談-赤いラノベの東MAX

新潮の鼎談東MAXはああもすかしているのか「純文学とはちがうのだよ」と赤いラノベに乗っているのかがよくわからない(まあろくに読んだ事がないのだからわからないもなにもないが)。ゲーム的リアリズムの誕生~動物化するポストモダン2 (講談社現代新書)作…

荒縄ストーリー800

まともな本が読めないのは騒音のせいにします。にゃー。 高橋源一郎の対談から。 小説は書いてみないとわからないので、評論家も一度は書いてみるべき。 「これは小説ではない」っていうことがわからないと「小説であるもの」もわからない。 これは結構反発…

恐怖!意味アリゲーノ/高橋源一郎

出た時に、父娘対談をフガフガ読んで、例のごとくゆるいだけのウッチー対談をさっとなめたまま、柴田元幸対談をチェックし忘れていたのですが、それが一番面白かったとは。 コードに則った「ふつうの小説」を見ると、裏のベニヤ板が気になってしまう場合の三…

押井守と矢作俊彦の戦争

押井守の戦争 Cut (カット) 2006年 12月号 [雑誌]出版社/メーカー: ロッキング・オン発売日: 2006/11/18メディア: 雑誌購入: 2人 クリック: 16回この商品を含むブログ (30件) を見る押井守インタビュー、図書館で飛ばし読みして引っ掛ったとこ。 高校で落ち…

現代日本の詩歌

現代日本の詩歌作者: 吉本隆明出版社/メーカー: 毎日新聞社発売日: 2003/04/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 1回この商品を含むブログ (4件) を見る新聞連載という性格上あまり取り上げてこなかった人にふれてるし、字数が限られているせいかザクザク…