カーヴァー

再読:柴田さんと高橋さんの小説の読み方・その2

片岡義男、『ゴーストバスターズ』 対称・非対称 「アメリカ」を翻訳できるか ピンチョンとデリーロ バリー・ユアグロー 春樹のカーヴァー訳 大江健三郎 綿矢りさ「You can keep it」 「詩が書けない代表」高橋源一郎 前回の続き。 柴田さんと高橋さんの小説…

再読:柴田さんと高橋さんの小説の読み方、書き方、訳し方

はじめに バーセルミの影響はあったか 文体を持たずに小説は書けるだろうか? 文学は「本当のこと」を言うとは限らない 小説家は種明かしをしてはいけない 村上春樹は日本語の中に英語を「入れた」 コードのこわさ、意味ありげに見えるこわさ 以前にやってる…

Haruki Murakamiを読んでいるときに~・その2

新たな出版社を求めて カーヴァー・ギャングに加入 「中国行きのスロウ・ボート」 冬の時代 翻訳は買い取り 翻訳者交代を巡る見解の相違 ルービン・ジェイ、村上作品との出会う 『ねじまき鳥クロニクル』 ついに『ねじまき鳥』でブレイク 前回の続き。 Haruk…

Haruki Murakamiを読んでいるときに我々が読んでいる者たち

翻訳を持ち込んだバーンバウム アメリカ進出 『ニューヨーカー』に「TVピープル」掲載 プリンストンへ 『ワンダーランド』 Haruki Murakamiを読んでいるときに我々が読んでいる者たち 作者: 辛島デイヴィッド 出版社/メーカー: みすず書房 発売日: 2018/09…

代表質問 16のインタビュー 柴田元幸

一九八九年の村上春樹 例外的な『ノルウェイの森』 バリー・ユアグロー アーヴィングはこう語った……と思う 内田樹 『村上春樹にご用心』をめぐって 一度読んでいる(1989年の村上春樹 - 本と奇妙な煙) のだが、読んだ記憶がないところがあったので、また読…

作家はどうやって小説を書くのか カーヴァー、チーヴァー

E・E・カミングズ フィッツジェラルドについて レイモンド・カーヴァー アルコール依存症 自分の人生の話をフィクションにする ――有名になって変わりましたか? ゴードン・リッシュ ――あなたの書いたものがひとを変えると思いますか? 前回の続き。 作家は…

村上春樹 翻訳(ほとんど)全仕事

本当の戦争の話をしよう 対談 村上春樹×柴田元幸 森鴎外 田中小実昌 サリンジャー 下訳 カフカ 前半が翻訳作品についての本人の解説、後半が柴田元幸との対談。 村上春樹 翻訳(ほとんど)全仕事作者:村上 春樹発売日: 2017/03/17メディア: 単行本 本当の戦争…

遺産 カーヴァー評伝その5

リッシュへの懇願 離婚 ベンツ 父と息子 リッシュとの決別 カーヴァーの遺産をめぐる争い 前回のつづき。 ようやく売れて苦労をかけた妻子を幸せにしましたという結末だとナットクー!なんだけど、横からテス・ギャラガー、なんかスッキリしなーい。 レイモ…

破産ふたたび、家族解散 カーヴァー評伝その4

嫉妬 小話 食い逃げ ジョン・チーヴァー チーヴァーの小説論 単身赴任 新たな不倫 「足元に流れる深い川」 破産 家庭崩壊 家族解散 テス・ギャラガーは 前回のつづき。 大学で教えるようになっても無銭飲食上等だったり失業保険不正受給してたことに驚き。そ…

リッシュ登場、不倫 カーヴァー評伝その3

ゴードン・リッシュ登場 リッシュ、遂に「エスクァイア」入り 田舎者 『隣人』 二重性 72年春ブコウスキーを招く いい流れ リッシュによる改変 不倫 あだ名 前回のつづき。 レイモンド・カーヴァー - 作家としての人生作者:キャロル・スクレナカ発売日: 2013…

破産 カーヴァー評伝その2

『頼むから静かにしてくれ』 サクラメントでの暮らし 糟糠の妻 10年目の危機 破産 夢枕に立った父が53歳で死去 カート・ジョンソン談(最初の編集者で友人) イスラエル シカゴのカート・ジョンソン宅訪問 売れるまでワーキングプア一直線だと思っていたので…

レイモンド・カーヴァー評伝

父と母 狩猟 高校時代 パーマー通信講座 17歳の夏・妻との出会い 結婚、娘の誕生 師・ジョン・ガードナー パラノイア レイモンド・カーヴァー - 作家としての人生作者:キャロル・スクレナカ発売日: 2013/07/09メディア: 単行本 父と母 [父のC・R・カーヴァ…

カーヴァー詩集

「避暑地の別荘の窓」 「バルサ材」 「検死解剖室」 「単純」 「残り」 「かろうじて」 レイモンド・カーヴァー詩集三冊から引用。 水と水とが出会うところ (村上春樹翻訳ライブラリー)作者:レイモンド カーヴァー中央公論新社Amazon 「避暑地の別荘の窓」 …