ドゥルーズ

コミュニティ グローバル化と社会理論の変容

ギリシア人にとってのコミュニティ モダニティとコミュニティの喪失 三つコミュニティ概念 「トータル・コミュニティ」 第7章 ポストモダン・コミュニティ まとめ コミュニティ グローバル化と社会理論の変容作者:ジェラード・デランティ,山之内 靖,伊藤 茂…

官僚制のユートピア・その2

貧乏人を恥じ入らせる官僚仕事 「クソしょうもない仕事」がもたらす事態 マックス・ヴェーバーとミシェル・フーコー 現代のスコラ学者 企業官僚の支配 「合理性」の傲慢 前回の続き。 官僚制のユートピア テクノロジー、構造的愚かさ、リベラリズムの鉄則作…

ダーク・ドゥルーズ アンドリュー・カルプ 小泉義之

主体――寄せ集めではなく、非-生産 世界を破壊する理由 共謀 反戦運動の破綻の後に ダーク・ドゥルーズ作者:カルプ,アンドリュー発売日: 2016/11/28メディア: 単行本 主体――寄せ集めではなく、非-生産 主体性は恥ずべきものである(略) 主体性は、時代と妥協…

ドゥルーズ「記号と事件」1972‐90年の対話

ゴダール『6x2』をめぐる三つの問題 模倣者たちの陰謀 主体化 追伸――管理社会について チラ見。単行本から引用。文庫本は全面改訳されているらしい。 記号と事件―1972‐1990年の対話 (河出文庫) 作者: ジルドゥルーズ,Gilles Deleuze,宮林寛 出版社/メーカー:…

小泉義之×千葉雅也「ドゥルーズを忘れることは可能か」

晩年のドゥルーズ 「ドゥルーズを忘れろ」 巻頭の、対談 小泉義之×千葉雅也「ドゥルーズを忘れることは可能か」だけ読んでみた。 ドゥルーズ 作者: 河出書房新社編集部 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2015/10/24 メディア: 単行本 この商品を含むブ…

統治新論、シュミット 大竹弘二・國分功一郎

シュミット、例外状態論 マイネッケ 「国家」と「国民」 法の制定と運用 ブリューニング内閣の大統領緊急令濫用 緊急令濫用の一因は福祉国家へのシフト 福祉国家とナチス 『統治新論――民主主義のマネジメント』 大竹弘二・國分功一郎対談 統治新論 民主主義…

哲学の犯罪計画・その4 弁証法

弁証法とは ドイツ観念論 『精神現象学』 エピローグ 訳者あとがき 前回のつづき。 哲学の犯罪計画: ヘーゲル『精神現象学』を読む (叢書・ウニベルシタス)作者:ジャン=クレ・マルタン発売日: 2013/05/31メディア: 単行本 弁証法とは 弁証法とはたんなる普遍…

戦争と政治の間 アーレントの国際関係思想

暴力の表出は権力が危うい徴候 シュミット、パルチザンの理論 権力と暴力 政治の死と戦争の勝利 リベラルな幻想をアーレントは嘲笑した 帝国主義的な「官僚の哲学」 戦争と政治の間――ハンナ・アーレントの国際関係思想作者:パトリシア・オーウェンズ岩波書店…

ライプニッツの迷宮

デカルトの切断 スピノザの切断 ホッブズの切断 ライプニッツの迷宮 無意味の世界 ライプニッツ哲学の基本 モナド「点から連続体をつくる」 仮定的必然、リエゾン 視点なき無限 前日のつづき。 「哲学者たちのワンダーランド 様相の十七世紀」その4。 前回…

旅するニーチェ リゾートの哲学

旅するニーチェ リゾートの哲学 作者: 岡村民夫 出版社/メーカー: 白水社 発売日: 2004/05/25 メディア: 単行本 クリック: 5回 この商品を含むブログ (3件) を見る 「鉄道の子供」世代のニーチェ サンプリング世代への問いかけ ドイツ語の外へ 「鉄道の子供…