録音

フィールド・レコーディング入門 柳沢英輔

民族音楽のフィールド・レコーディング クリス・ワトソン 環境音と一体化する感覚 「音楽」のフィールド・レコーディング 水中音の録音作品 超音波を録る プライバシー、著作権の問題 フィールド・レコーディング入門 響きのなかで世界と出会う 作者:柳沢 英…

ナイトフライ 録音芸術の作法と鑑賞法 冨田恵一

詞と曲は同時に ゲイリー・カッツ ロジャー・ニコルズ 空白の10年 ナイトフライ 録音芸術の作法と鑑賞法 作者:冨田恵一 DU BOOKS Amazon 詞と曲は同時に フェイゲンは言う。「いつも、詞と曲は同時に作らなきゃいけないと思っていたし、少なくとも、どんな詞…

サウンド・マン ロック名盤の誕生秘話 グリン・ジョンズ

ジミー・ペイジ、ロニー・ドネガン IBCスタジオ採用までの経緯、ジョー・ミーク ジミー・ペイジ、ニッキー・ホプキンス ローレンス・オリヴィエ イアン・スチュアート、ストーンズ ジェフ・ベック サウンド・マン 大物プロデューサーが明かしたロック名盤の誕…

ハイパーソニック・エフェクト 大橋力

イトゥリ森で出会った音環境 山城祥二と大橋力 〈ハイパーソニック・ネガティブエフェクト〉 脳は何らかの情報入力を求めている 「楽器」としてのカートリッジ ハイレゾリューション・オーディオ ハイパーソニック・サウンドに対応できるマイク ウルトラディ…

プリンス録音術 レコーディング・スタジオのプリンス

ラジオからの影響 セカンド・アルバム 『Dirty Mind』 『Controversy』 音楽と色彩 『Parade』 クレア・フィッシャー 『The Black Album』 『Batman』 プリンス録音術 エンジニア、バンド・メンバーが語るレコーディング・スタジオのプリンス 作者:ジェイク…

音楽を感じろ 二ール・ヤングの闘い

どんどん後退する音質に、激怒! 音質に関する一考察 音楽が失われつつあることに ふたつの障害 デジタルとアナログのはっきりとした違い テープはどんどん駄目になる アナログ原盤は日々劣化していく スティーヴ・ジョブズ DRM 拝金主義と音楽 新しい目標を…

コンピューターは人のように話せるか?

高周波の聴覚 チンパンジーと現生人類の発声 なぜサルは話さないのか ベルヌーイ効果 カストラート 舞台演劇と音響効果 オペラ歌手 テープレコーダーに出資したビング・クロスビー ソノボックス なぜ人の聴覚は会話に必要のない高域までカバーしているのか、…

歌は録音でキマる! 音の魔術師が明かすボーカル・レコーディングの秘密

太い音 「ん」の発声 個性を保ちながらのEQ 音量と音色の関係 自然な響きが得られるリバーブ・センド・テクニック 本当に美しいハーモニーは平均律ではない 魅力的な響き 歌は録音でキマる! 音の魔術師が明かすボーカル・レコーディングの秘密 作者:伊藤 圭…

ソニー技術者が語るマイク、ヘッドフォン製作秘話

『C-800G』開発・製造者座談会 座談会2 ソニー ハイレゾマイク 座談会3 MDR-CD900ST 投野耕治 後半にソニー技術者へのインタビュー。 音楽クリエイターのためのマイクロフォン事典 名演を受けとめ続けるレコーディング・マイクの定番たち 作者: 林憲一 出…

音職人・行方洋一の仕事 伝説のエンジニアが語る日本ポップス録音史

初録音 ジェリー藤尾「遠くへ行きたい」 坂本九「見上げてごらん夜の星を」 弘田三枝子「ビー・マイ・ベイビー」 爆音バンド、ブルージーンズ 尾藤イサオ「悲しき願い」 「音屋会」 不良社員 奥村チヨ 安西マリア「涙の太陽」と「行方式ジェットマシーン」 …

英国レコーディング・スタジオのすべて・その3

モーガン・サウンド・スタジオ チョーク・ファーム・スタジオ 「パワー・トゥ・ザ・ピープル」秘話 ヘリオス誕生秘話 トニー・ヴィスコンティ:キーペックス 一発で世界を変えたドラムサウンド “RSM”:ザ・ローリング・ストーンズ・モービル 「スモーク・オン…

英国レコーディング・スタジオのすべて・その2

オリンピック・スタジオ ドローマー・ゲートの誕生 コンプレッション・ブレンディング オプティカル・コンプレッション 先見者キース・グラント トライデント トニー・ヴィスコンティの裏技 ベヒシュタイン製グランドピアノ トライマイキング クリス・トーマ…

英国レコーディング・スタジオのすべて

“ファンキーなアメリカン・サウンド” <スタックスマン> 自作卓による独自サウンド トニー・ヴィスコンティ:選択肢が少ないのはいいことだ デッカ/EMIライバル物語 パイ・スタジオこぼれ話 パイサウンド EQ [Cadac誕生] こぼれ話:リー・ペリー ジョ…

音、音、音。 音聴く人々 坂本龍一、鈴木雅明

坂本龍一 「音響」 前衛音楽 未知のパラダイム 鈴木雅明 アル・シュミット 大賀壽郎「音と素材の関係」 出版社による内容 音、音、音。 音聴く人々作者:オーディオテクニカ発売日: 2012/05/28メディア: 単行本 坂本龍一 異化作用 ――(略)音楽を「聴いている…

音楽と美術のあいだ 大友良英

高柳昌行 「見えないものを見えるようにする」 対談:刀根康尚 大友良英のインタビューと対談。 音楽と美術のあいだ作者:大友良英発売日: 2017/03/24メディア: 単行本(ソフトカバー) 高柳昌行 ――同時代のフリージャズから考えても、高柳昌行さんのやられて…

トニー・ヴィスコンティ自伝・その2

スプリングスティーン ジョン・レノン ボウイのサイド・プロジェクト 『ロウ』 シン・リジィ 『ロジャー』 パワー・ステーション、ボウイの友情 “アッシュズ・トゥ・アッシュズ” ストラングラーズ OMD、ディフォード&ティルブルック ジョン・スクワイア …

トニー・ヴィスコンティ自伝

渡英の理由 英国事情 キット・ランバート ブライアン・ジョーンズ ティラノザウルス・レックス デヴィッド・ボウイ ジョン・ピール メリー・ホプキン “スペイス・オディティ” ボランのエレクトリック化の要因 グラム・ロック誕生 マーク・ボランの人柄 悪徳…

レッキング・クルーのいい仕事・その3

キャロル・ケイ一代記 ジム・ゴードンの悲劇 「ビート・ゴーズ・オン」 モンキーズ 前回の続き。 レッキング・クルーのいい仕事 (P-Vine Books)作者:ケント・ハートマン発売日: 2012/11/16メディア: 単行本 キャロル・ケイ一代記 キャロル・スミス。父はトロ…

レッキング・クルーのいい仕事・その2

ビリー・ストレンジとブライアン・ウィルソン 『ペット・サウンズ』 「明日に架ける橋」 「俺にリズムを合わせろ」 終焉 「エコーはどうした?」とスペクター 前回の続き。 レッキング・クルーのいい仕事 (P-Vine Books)作者:ケント・ハートマン発売日: 2012…

レッキング・クルーのいい仕事

ウォール・オブ・サウンド 「パサデナのお婆ちゃん」 ソニー・ボノ 「明日なき世界」「夢のカリフォルニア」 肝心のスタジオ・ミュージシャンの話は次回になります。 レッキング・クルーのいい仕事 (P-Vine Books)作者:ケント・ハートマン発売日: 2012/11/16…

ミキサーはアーティストだ! 吉野金次

細野晴臣『HOSONO HOUSE』 邪魔な音は消しちゃっていいの。 パターン化したミキサーにはなりたくない 思いのままに録音すべきだよ。 フィラデルフィア・サウンド 『細野晴臣 録音術』で話に出たので読んでみた。1979年の本。 細野晴臣 録音術 ぼ…

メイキング・オブ・サージェント・ペパー・その3

アルバム・カヴァー ロックvsシンフォニー まだ許してくれないリンゴ DI導入 全世界同時中継 ブライアン・エプスタインの死 前日の続き。 メイキング・オブ・サージェント・ペパー 作者: ジョージマーティン,George Martin,水木まり 出版社/メーカー: キネ…

メイキング・オブ・サージェント・ペパー・その2

〈ア・デイ・イン・ザ・ライフ〉 〈グッド・モーニング、グッド・モーニング〉 「ノルウェイの森」 〈トゥモロウ・ネヴァー・ノウズ〉 雰囲気と音像を造り出す 〈フィクシング・ア・ホール〉 〈ビーイング・フォー・ザ・ベネフィット・オブ・ミスター・カイ…

メイキング・オブ・サージェント・ペパー ジョージ・マーティン

〈ストロベリー・フィールズ・フォーエヴァ〉 デモ、オーディションの回顧 英国におけるブルース、チャック・ベリーのブルース 大音量をレコード盤に刻みたい ブギ・ウギ ビーチボーイズ 以下《ペパー》=「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラ…

ダニエル・ラノワ 音楽的自伝

改造車 作業日誌 「サウンド・オン・サウンド」機能 イーノ登場 スティールギター ビリー・ボブ・ソーントン『スリング・ブレイド』 『イージー・ライダー』 一貫性を実現するには 音圧 録音秘話のあたりをパラっと読むつもりが、冒頭のカナダのアウトドア・…

自宅スタジオ構築バイブル

スピーカー背面の処理 奇数分割設置法 部屋の縦横高比率 インピーダンス 赤川式自宅スタジオ構築バイブル作者:赤川 新一発売日: 2004/01/23メディア: 単行本 スピーカー背面の処理 思うに、中低域は意外に重要なのだ。つまり 定位=中高域 音像=中低域 こう…

マスタリング、曽我部恵一

中村宗一郎(ゆらゆら帝国エンジニア) 曽我部恵一 メジャー酷い話 横流し廃棄処分CDを1枚10円で入手。 音楽業界人インタビュー本。 ジョニー・B・グッジョブ 音楽を仕事にする人々 作者: 浜田淳 出版社/メーカー: カンゼン 発売日: 2010/06/26 メディア:…

あの日のビートルズを追体験

初めて四人と遭遇 「ザ・ダコタス」という偽名で 64年秋”フォー・セール”セッション。 ジョンとポール ジョージ評 リンゴ評 エンジニアの感覚 ループ天国 著作権て何かねw 話題の本といっても大した事ないものが多い中、これはホントに凄い。図書館で借りた…