YMO

象の記憶 日本のポップ音楽で世界に衝撃を与えたプロデューサー

フラメンコの衝撃、ホセ・フェリシアーノ 本場スペインへ 福澤幸雄・享年二十五歳 バークレイレコード、〈ALFA〉、「マイ・ウェイ」 マッシュルーム・レーベル、ユーミン デヴィッド・サンボーン イエロー・マジック・オーケストラ 二十一世紀のヒットと佐藤…

クラフトワーク その2

伝説の『放射能』英国ツアー デヴィッド・ボウイ モータリック 不気味の谷 「ネオン・ライツ」 『コンピューター・ワールド』 フローリアン失踪 アフリカ・バンバータ、YMO ゲイリー・ニューマン 「ブルー・マンデー」 クラフトワーク 作者:デヴィッド・バ…

追憶の泰安洋行 その2

エキゾ御三家 大瀧詠一 第17回 矢野顕子 第18回 鈴木慶一 第21回 民謡クルセイダーズ参上 第23回 『はらいそ』が目指したトロピカルのゴール 第24回 鈴木惣一朗 第25回 トロピカル・ダンディーをもう一度 前回のエキゾ話から続く。 追憶の泰安洋行 細野晴臣…

追憶の泰安洋行 細野晴臣が76年に残した名盤の深層を探る

『泰安洋行』 第3回 林立夫が語るチャンキー・グルーヴの極意 第5回 1976 日本のトロピカル事情 第6回 エンジニア=田中信一が残した魅惑の響き 第9回 久保田麻琴 第10回 ドラマー伊藤大地 1拍子 第11回 八木康夫 第14回 s-ken登場、マーティン・デニー 追憶…

映画を聴きましょう  細野晴臣

ホラー克服 映画音楽のマジック 光学録音の素晴らしさ セルジュ・ゲンスブール ヴィダル・サスーンとテクノ・カット 僕が関わった映画音楽の話 ホラー映画・その2 都市伝説、『ツイン・ピークス』 30〜40年代に魅せられて 映画を聴きましょう 作者:細野…

音、音、音。 音聴く人々 坂本龍一、鈴木雅明

坂本龍一 「音響」 前衛音楽 未知のパラダイム 鈴木雅明 アル・シュミット 大賀壽郎「音と素材の関係」 出版社による内容 音、音、音。 音聴く人々作者:オーディオテクニカ発売日: 2012/05/28メディア: 単行本 坂本龍一 異化作用 ――(略)音楽を「聴いている…

村井邦彦の時代・その2

細野晴臣 YMO シーナ&ザ・ロケッツ 村井退社 前回の続き。 [アルファの伝説] 音楽家 村井邦彦の時代 作者: 松木直也 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2016/08/20 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る 細野晴臣 [村井談] 「[ルー…

音楽家 村井邦彦の時代

慶應ビッグバンドサークル コルトレーン死去 荒井由実 アルファミュージック誕生 アメリカ村 荒井由実デビュー 山上路夫 赤い鳥解散 荒井由実デビューコンサートに勝新 「ファースト&ラストコンサート」 [アルファの伝説] 音楽家 村井邦彦の時代 作者: 松木…

TOKYO ROCK BEGINNINGS 細野晴臣 松本隆

細野晴臣 キリスト教 学生運動 ディラン以降の「サムシング・エルス」 バーンズ 松本隆 テクニック すべての原型 伸びるきっかけ 順番を飛ばして細野晴臣のインタビューから。 TOKYO ROCK BEGINNINGS 作者: 君塚太 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 20…

ムーグ・ノイマン・バッハ 細野晴臣・鈴木慶一・冨田勲

ビジネス 機械への拒否反応 インドのテクノポップ 手作り [ピタガブが例の音を作った時の話は下記リンク先に]kingfish.hatenablog.com コンピュータで作曲 冨田勲 ムーグ・ノイマン・バッハ (COMPUTOLOGY BOOKS)作者:俊一, 甘利,慶一, 鈴木,晴臣, 細野,譲, …

地平線の相談 細野晴臣 星野源

アホアホマン 楽譜 事象の地平線 音楽的統合失調症 細野さん、乙女心に目覚める 小学生の頃の不思議体験 プロデューサー感覚 地平線の相談 作者: 細野晴臣,星野源 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2015/03/28 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (5件…

HOSONO百景 細野晴臣

50、60年代のアメリカのイージーリスニング LAの立体的な曲作り 矢野顕子 ニューオリンズ HOSONO百景 作者: 細野晴臣,中矢俊一郎 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2014/03/25 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (6件) を見る 50、60年代のアメ…

細野晴臣インタビュー2:大瀧詠一の死

海の音楽、山の音楽 歌謡曲 マンソンとビーチボーイズ 時計がまたうごきはじめた 宮崎駿さんには 大瀧詠一の死 前回のつづき。 細野晴臣『とまっていた時計がまたうごきはじめた』その2。 細野晴臣 とまっていた時計がまたうごきはじめた 作者: 細野晴臣,鈴…

細野晴臣『とまっていた時計がまた…』

YMOのリーダーですよね? YMO、やめるの?やめないの? タンゴ クラフトワーク 『地平線の階段』 3・11 オハイオ・プレイヤーズ「エクスタシー」 インターネットによる素人音楽の流通 70年代 80年代は嫌いだよ 上手い下手 細野晴臣インタビュー。聞…

坂本龍一・全仕事 その2

サンプリング エスニック・フィルター批判 インド・フィールドワーク レゲエ 現代音楽 自伝的記憶――そしてみんなと知り合った 前日のつづき。 坂本龍一・全仕事メディア: 大型本 サンプリング サンプリングのいちばん大事な、そしておもしろいところは、文脈…

坂本龍一・全仕事

調性感を浮遊させる モード 「Thousand Knives」のハービー・ハンコック 東洋的チューニング クラフトワーク フュージョン批判として 石の響きと竹の響き ダブ 「Riot ln Lagos」 『左うでの夢』 坂本龍一・全仕事メディア: 大型本 増補版? 坂本龍一の音楽作…

細野、松本、サエキ、テクノ歌謡

テクノ歌謡本に収録されていた細野晴臣と松本隆へのインタビューを比較。 「ただのポップ〜」という所に細野さんの怒りが伺えますなあ。テクノ歌謡マニアクス作者: コイデヒロカズ出版社/メーカー: ブルースインターアクションズ発売日: 2000/04/25メディア:…

売れた細野さんが最初にしたこと

歯 金 大瀧詠一 ドラクエにはまった山下達郎が 竹内まりやからの恋愛相談 ユーミン ぼくが出会った素晴らしきミュージシャンたち作者:岩田 由記夫発売日: 2009/05/09メディア: 単行本(ソフトカバー) 歯 [ある日、矢野顕子が]「ねえ、ねえ、岩田さん、YM…

坂本龍一、中二病、男気、確執

ドビュッシー ロックとケージ 山下達郎 死 千のナイフ サカモト、大地に立つ 復讐の「CUE」 矢野顕子 甘粕 険悪なYMO「再生」 音楽は自由にする作者:坂本龍一発売日: 2009/02/26メディア: 単行本 ドビュッシー [中二で弦楽四重奏を聴いて衝撃] あまり…

細野晴臣の不遇瞑想

不遇 瞑想 空気 孤独 昭和 若者 いい音楽はフルボリュームにしたって静か 断絶 あの細野晴臣がここまで不遇感いっぱいで土曜の夜はシックシックなのかと。 細野晴臣 分福茶釜 (平凡社ライブラリー) 作者: 細野晴臣,鈴木惣一朗=聞き手 出版社/メーカー: 平凡…

再生YMO時のズレ

前日の続き。 再生YMO時の細野晴臣と坂本龍一のズレ 細野 ほかの2人はアシッドからアンビエントに至るような、そういうアンダーグラウンドな流れをそれほど聴いてなかったんですね。教授はニューヨークに住んでいたんで、アメリカっていうのは、そういう…

YMO:くいちがう細野坂本証言

2.散開コンサートのナチ趣味は誰の案 3.再生YMO シンセよりリズム・ボックス 「BGM」キケン大音量 サンプリング 証言の食い違いが印象に残った箇所 1.「CUE」 細野晴臣・高橋幸宏が達成感で記念写真を取ってる一方で、坂本龍一は「あんなパクリサウ…

アンビエント・ドライヴァー・その2

「一見複雑そうなもの」とのちがい 細野晴臣式パニック症候群対処法 ルーツが露わになるエレクトロニカ 本来の音楽のあり方 広いレンジは不要 カスタネダ、「真実」ならそれでいいw 前日のつづき。 アンビエント・ドライヴァー THE AMBIENT DRIVER (マーブ…

アンビエント・ドライヴァー/細野晴臣

人間とは違う顔の男 精霊信仰 あの体験があるから自分は大丈夫 打ち込め「おっちゃんのリズム」 アンビエントとは 収録された文章が書かれた時期、95-96、02-06年の二つに分かれるのですが、その断層が気になる(細野晴臣の言動の変遷を知らぬので、単に掲載…