2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧

キッチン山形浩生

kingfish.hatenablog.comの流れで「やる気」について。いやな文章ばかり書いて心がすさんできたので、あっさり塩味で。書いてる方も同じ話の繰り返しでうんざりでございます。 ぼくは結構、お金をやるのだ。それを見て怒る人まで結構いる。(略)金をやるこ…

山形浩生=池乃めだか

kingfish.hatenablog.comで通報を受けて、山形浩生の池乃めだか」を超えたな、「あれが余技のまた余技でしかないというんだから、もうなにも言えません」。 とりあえずおさらいしとくと、 バカだからエイズ予防をしないんじゃない。ちゃんと賢く合理的な計算…

「alEnkenShalomMIX」公開

うわあ、久々の短期インターバル。一週間で完成。こーゆー手抜き方式だとガンガンできそうな気がする。声ネタいらないカンジだったけどスキマ恐怖症でついつい適当にのっけて意味なし。本当のサラさんはこんな声低くないっす。ベラフォンテは語りのみ。 [Pla…

追記2

コメント欄で問題にされた「やる気」については https://kingfish.hatenablog.com/entry/20061130kingfish.hatenablog.comにて説明しました

追加

ブクマコメントに 「合理的」という言葉の定義が食い違ってる気がする。「合理的」=「いいこと」だと解釈されてるように読めるのだが このような意見があったので、簡単に再説明。 A.「エイズ死の前に死ぬから治療しない」 B.「墓場に金は持っていけない…

その場しのぎ山形浩生

kingfish.hatenablog.com懲りない山形浩生がまたやっています。 本題に入る前にまず、サイゾー連載の 金をばらまけば明日にも貧困がなくなるようなプロパガンダは有害無益。(略) アフリカなら、どんなに金をつっこんだところで、あと20年かけて貧困が 3 割…

ブレヒトの政治・社会論

ブレヒトの政治・社会論 (ベルトルト・ブレヒトの仕事【全6巻】)作者: 石黒英男,野村修,嵐敏夫出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2006/10/21メディア: 単行本この商品を含むブログ (3件) を見る所有 (略) 盗むことは不正だ? よかろう。でも、かならず…

夜露死苦現代詩 都築響一

『はねたハネタ』 出題者しかわからないクイズ 曽根幸明は練馬鑑別所時代に 風俗店の注意書き 夜露死苦現代詩作者:都築 響一発売日: 2006/08/30メディア: 単行本 ネタのデキにバラつきがあるというか、「点取占い」「誤変換」「スパム&ネットエロ広告」とか…

論理で人をだます法

前日のつづき。論理で人をだます法作者: ロバート・A・グーラ,山形浩生出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 2006/02/07メディア: 単行本購入: 18人 クリック: 140回この商品を含むブログ (74件) を見る「私は自分の所得税の申告をごまかそうとしたことなんか…

山形浩生の騙され方

ふかし発覚→2chねらーを罵倒→得意げにピロウな理論(id:kingfish:20060215)を披露→大水計で撃沈w→そしてこの本 この流れをみると山形浩生が実に真面目で誠実な人であることがわかる(それとも単にねらーやアロハーと一緒にされたくないだけか)、 時間の虚偽…

「bEdwinShadowRMX」

フト曲をつなげるかわりに、一方の曲を切り刻んで自作曲を作るときのようにまぶしてみたらどんなものだろうとやってみた。そういうわけでEdwin StarrにAddie Shadowと声ネタがまぶされております。 ついでにかなり強引にCarly Simonを感傷にひたりつつダラダ…

世界は村上春樹をどう読むか

世界は村上春樹をどう読むか作者: 国際交流基金,柴田元幸,藤井省三,沼野充義,四方田犬彦出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2006/10メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 45回この商品を含むブログ (41件) を見る全世界のハルキ翻訳家が日本に大集結。 『恋す…

掟の問題/カフカ&春樹本

ノート〈2〉掟の問題―カフカ・コレクション (白水uブックス)作者:フランツ カフカメディア: 新書 結局アフォリズムしか読まない。 25 この世へと逃げこむ以外に、どうしてこの世をよろこぶことができようか? 27 ネガティブなことを行うのが、なおわれわれに…

アンビエント・ドライヴァー・その2

「一見複雑そうなもの」とのちがい 細野晴臣式パニック症候群対処法 ルーツが露わになるエレクトロニカ 本来の音楽のあり方 広いレンジは不要 カスタネダ、「真実」ならそれでいいw 前日のつづき。 アンビエント・ドライヴァー THE AMBIENT DRIVER (マーブ…

アンビエント・ドライヴァー/細野晴臣

人間とは違う顔の男 精霊信仰 あの体験があるから自分は大丈夫 打ち込め「おっちゃんのリズム」 アンビエントとは 収録された文章が書かれた時期、95-96、02-06年の二つに分かれるのですが、その断層が気になる(細野晴臣の言動の変遷を知らぬので、単に掲載…

ネット時代の反論術

「見せかけの論争」 相手の悪口から相手のコンプレックスを知れ 前日の続き。 ネット時代の反論術 (文春新書)作者:仲正 昌樹発売日: 2006/10/20メディア: 新書 「見せかけの論争」 の場合、相手よりギャラリー、味方へのアピールが肝心。「構造改革」で行く…

「うわーっ!」

[追記] 「cachamai」様より、「うわーっ!」というブクマコメントを頂戴し、昨日までのささくれだった心が小春日和の墓地のような静けさを取り戻しております。「これはひどい」「うーん」「ふーん」といったコメントも今では心暖まる響き(あっ、いま気付い…

ネット時代の反論術

ネット時代の反論術 (文春新書)作者: 仲正昌樹出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2006/10メディア: 新書購入: 1人 クリック: 23回この商品を含むブログ (46件) を見る役に立つ論争技術に関しては明日引用するとして、結論は、ほとんどの論争は『ウンコな議論…

笙野頼子的からみ方

前日のつづき。 笙野頼子方式で「cachamai」に絡んでみるの巻。 まあブクマコメントの隅でやられるだけならアレだけど、ブクマにもキーワード検索があって「これはひどい」でやってくるんですよ、笙野頼子がどうこうじゃなくて「これはひどい」でやってくる…

笙野頼子vs中島義道

前日のkingfish.hatenablog.comのつづき。 笙野頼子と「騒音おばさん」を関連付けてまとめようかと思ったが、尊師を貶されると前後が見えなくなる脳内カースト[女&かわいい動物ちゃんたち>>(越えられない壁)>オス]なプチフェミちゃんがまともに理解で…

「騒音おばさん」のブルース

前回のkingfish.hatenablog.com。 まあ要するに「騒音おばさん」が他人事とは思えないという話。 騒音ストレスのはじまり 精神状態がよくない時に一階に引っ越したのが事のはじまり。二階の足音がウルサイ。しかもこちらが眠ろうとする深夜に帰ってきてドカ…

「これはひどい」

噂のブクマ一言コメント被害が俺のとこにも キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!w。 電波文を書いてやったらさっそく「これはひどい」と笙野頼子の電波文はコリアかコレラかコアラか知らぬが「ひどい」ぞ。「これはひどい」とコメントつけてるヒマがあったら、尊師にあの電…

ドン・キホーテの「論争」

前々回のkingfish.hatenablog.comのつづき。明快に説明すべき文章がイタイのはダメだろと書いたけど、コッチはそうでもないかと読んでみたのだが、うーむ、ビミョー。ドン・キホーテの「論争」作者: 笙野頼子出版社/メーカー: 講談社発売日: 1999/11メディア…

終戦後文壇見聞記

文壇派閥 匿名小説 高見順、ショック療法で悪化 時代物に手を出すな 臨終 常識知らず 日本は負けてないと主張する佐藤春夫 侃侃諤諤w 佐多稲子の希望で中野重治とおかまバー 梅崎春生 野坂参三は神戸の裕福な貿易商の息子 前日のつづき。 終戦後文壇見聞記…

大塚英志賛江、「群像」はずっと赤字です

大正10年生まれ、昭和41年!に「群像」編集長を辞めた人の本。面白い話は後にして、大塚英志に「純文学はマンガのおこぼれで成立してるじゃないか」と言われて笙野頼子がブチキレタ件に関する話。終戦後文壇見聞記作者: 大久保房男出版社/メーカー: 紅書房発…