バブル

日銀と政治 暗闘の20年史 鯨岡仁

大蔵省不祥事から日銀法改正 ゼロ金利導入 速水、30歳下のサマーズにめっさ怒られる うずまく反発 「量的緩和」導入 日銀と政治 暗闘の20年史 作者: 鯨岡仁 出版社/メーカー: 朝日新聞出版 発売日: 2017/10/20 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) …

金融失策 20年の真実 太田康夫

近代化の一環としての貯蓄 コラム いま預金封鎖はできるのか 預金封鎖から1年もたたずに、貯蓄推進運動 証券ブーム 米国スタイルの導入――外資の暗躍 橋本政権の日本版ビッグバン 竹中平蔵 海外に資金をいざなう投信 金融を殺した低金利 米銀は「預金」重視 …

バブル:日本迷走の原点・その2 永野健二

NTT株式公開の功罪 ブラックマンデー リクルート事件 秀和の小林茂 渡辺喜太郎 小谷光浩 野村証券・田淵節也 尾上縫 損失補償問題 宮沢喜一と三重野康 前回の続き&前年からの続き。 バブル:日本迷走の原点 作者: 永野健二 出版社/メーカー: 新潮社 発売…

バブル:日本迷走の原点 永野健二

日本興業銀行 誠備グループ 大蔵省がつぶした「野村モルガン信託構想」 頓挫した大蔵官僚・佐藤徹による「金融改革」 山一証券の分岐点 バブル:日本迷走の原点 作者:永野 健二 発売日: 2016/11/18 メディア: 単行本 日本興業銀行 日本興業銀行(興銀)がもっ…

中央銀行が終わる日・その2

産業化するマイニング ビットコインのリスクと限界 ゲゼルの魔法のオカネ 中央銀行の危機が始まる 中央銀行は終わるのだろうか 前回の続き。 中央銀行が終わる日: ビットコインと通貨の未来 (新潮選書)作者:岩村 充発売日: 2016/03/25メディア: 単行本(ソフ…

検証 バブル失政・その4 コドモ橋本の失言

短期金融市場改革 酔いしれる日本人 ついに利上げ レーガンからブッシュになり、すべてチャラ 閣議事件から総量規制 橋本龍太郎がコドモすぎて市場混乱 総量規制がこんなに効くとは予想外 前回の続き。 検証 バブル失政――エリートたちはなぜ誤ったのか作者:…

検証 バブル失政・その3 消費税、ブラックマンデー

グリーンスパンにかまされる 株式含み益45% ブラックマンデー BIS規制はバブルへの「通行手形」 ギロチンになった自己資本比率 凪・88年夏 日銀、大蔵省他にスルーされる 消費税で頭がいっぱいの大蔵省 前回の続き。 検証 バブル失政――エリートたちはな…

検証 バブル失政・その2 BIS規制

突如米英がBIS規制 為替介入と「非不胎化」 日銀を「羽交い絞め」に 株大幅下落の想定はなかった 「トゥー・マッチ、トゥー・レイト」 87年スイス・バーゼルでのBIS委員会 「高め誘導」 前日のつづき。 検証 バブル失政――エリートたちはなぜ誤ったのか…

検証 バブル失政 軽部謙介

「対日圧力」と「ワシントンの権力構造」 協調利下げのためのアメリカの巧妙な罠 「このままでは大恐慌になるぞ」と日銀を脅したボルカー 検証 バブル失政――エリートたちはなぜ誤ったのか作者:軽部 謙介発売日: 2015/09/26メディア: 単行本 「対日圧力」と「…

山一廃業は橋本潰しの大蔵省謀叛

大蔵省の組織防衛による金融ビッグバン 選挙の現実 官僚言葉「真空斬り」 天下り 人事院 2009年発行の渡辺喜美と江田憲司の対談本。 「脱・官僚政権」樹立宣言 霞が関と闘うふたりの政治家 作者: 渡辺喜美,江田憲司 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2009/04…

高橋是清、財源移譲、地方債

無一文の維新政府 明治6年からの地租改正 円安、低金利、企業ブーム 富国強兵 第一次大戦後バブルがはじけ 地方へ税源移譲で大増税 「暗黒の木曜日」後の金解禁 金解禁していなかったら 農民の敵、モラルハザード 地方債市場消滅 昔も今も、バブルだの増税だ…

堤清二インタビュー

連名になってますが、実態は堤清二インタビュー本なので、チーズ嫌いの人でも大丈夫(それにしても60過ぎて不良だっただの、BMWに乗ってるくせにヴィトンを一点も持ってないのが誇りとかぬかしてるバカ東大教授は(略))。ポスト消費社会のゆくえ (文春新書…

セイヴィング キャピタリズム・続

前日の続き。セイヴィング キャピタリズム作者: ラグラムラジャン,ルイジジンガレス,堀内昭義,有岡律子,アブレウ聖子,関村正悟出版社/メーカー: 慶應義塾大学出版会発売日: 2006/01/11メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 41回この商品を含むブログ (45件) …

財界とは何か

1948年日経連結成宣言 労使秩序崩壊がもたらしたもの 統制経済には辟易 「造船疑獄」をきっかけに献金システム 中小企業を共産党系から奪還した永野重雄 行革のもうひとつの柱、大国化 行革のために不況を受け入れた財界 「前川レポート」 125円台という急激…