2017-01-01から1年間の記事一覧

誰が音楽をタダにした? 巨大産業をぶっ潰した男たち

圧縮 MPEG規格競争 逆襲 AAC 海賊エリート「シーン」 孤立した音楽業界 共謀罪 誰が音楽をタダにした? 巨大産業をぶっ潰した男たち (早川書房) 作者:スティーヴン ウィット 発売日: 2016/09/30 メディア: Kindle版 圧縮 ブランデンブルクはツビッカ…

ブルース・スプリングスティーン自伝・その5

『デディケーション』 バンダナお断り 結婚、パニック障害 父の躁鬱 ダニー・フェデリーシ クラレンス・クレモンズの後継者 鬱 前回の続き。 ボーン・トゥ・ラン 下: ブルース・スプリングスティーン自伝 作者: ブルーススプリングスティーン,Bruce Springst…

ブルース・スプリングスティーン自伝・その4

『闇に吠える街』のジャケット おれは休んでいると、安らげない 『ザ・リバー』 自制心の鬼 ヒッツヴィル 車 『ネブラスカ』 『ボーン・イン・ザ・USA』 前回の続き。下巻に突入。 ボーン・トゥ・ラン 下: ブルース・スプリングスティーン自伝 作者: ブル…

ブルース・スプリングスティーン自伝・その3

契約 ジョン・ハモンド 『アズベリー・パークからの挨拶』 酒 『青春の叫び』 「明日なき暴走」 ジョン・ランダウ 1975年〈ハマースミス・オデオン〉 Eストリート・バンド 借金 前回の続き。 ボーン・トゥ・ラン 上: ブルース・スプリングスティーン自伝 作…

ブルース・スプリングスティーン自伝・その2

ドゥーワップの神 ソウル、ソウル、ソウル スティーヴ・ヴァン・ザント グリニッチ・ヴィレッジ ミラクル・ギブソンの正体 徴兵回避 スティール・ミル 善意の独裁体制 ボブ・ディラン 前回の続き。 ボーン・トゥ・ラン 上: ブルース・スプリングスティーン自…

ブルース・スプリングスティーン自伝

ラジオマン カトリック・スクール ダッチマン 親父 ザ・リバー おふくろ ドライブ ビートルズ ダンス、初めてのキス ビル・ドゲット「ホンキー・トンク」 「ワイプ・アウト」 ボーン・トゥ・ラン 上: ブルース・スプリングスティーン自伝 作者: ブルーススプ…

モンティ・パイソンができるまで―ジョン・クリーズ自伝

駆け落ちした両親 《ザ・グーン・ショー》 カミングアウト 収入 「死んだオウム」 ピーター・セラーズ アドリブ モンティ・パイソンができるまで―ジョン・クリーズ自伝―作者:ジョン・ クリーズ発売日: 2016/12/20メディア: 単行本 駆け落ちした両親 そうする…

ボブ・ディランの生涯・その3

レナード・コーエン 『ラスト・ワルツ』 金のために世界ツアー 改宗 『ショット・オブ・ラヴ』 グレイトフル・デッド 『アンダー・ザ・レッド・スカイ』 前回の続き。 ダウン・ザ・ハイウェイ---ボブ・ディランの生涯作者:ハワード・スーンズ発売日: 2016/11…

ボブ・ディランの生涯・その2

英国ツアー、『ドント・ルック・バック』 「ライク・ア・ローリング・ストーン」発売 フィル・オクス 『雨の日の女』 事故 ビッグピンク 67年ガスリー55歳死去 プレスリー、ジョニー・キャッシュ 前回の続き。ダウン・ザ・ハイウェイ---ボブ・ディランの生涯…

ダウン・ザ・ハイウェイ ボブ・ディランの生涯

ヒビング ハンク・ウィリアムズ、ラジオ、ブルース リトル・リチャード ボニー・ジーン・ビーチャー 『アンソロジー・オブ・アメリカン・フォーク・ミュージック』 ウディ・ガスリー ガスリーの声 ピート・シーガー スージー・ロトロ アルバート・グロスマン…

ポール・マッカートニー 告白・その2

1970年、ソロ・アルバム ビートルズを訴えることになった理由 自分から逮捕されに行ったような気がした 『ロミオとジュリエット』 ジョンとの和解 エルヴィス・コステロとの共同作業 〈恋のスペースマン〉 曲づくりはセラピー 曲の解釈のされ方について パン…

ポール・マッカートニー 告白

親たち 〈ペニー・レイン〉 父親の時代の曲 ジェリー・リー・ルイス、B面 謎のスプーンおばさん ジョンとヒッチハイクでパリ旅行 最初からずっと大人っぽかったリンゴ ビートルマニア メンバー同士のおちょくりについて ヌレエフ シェイ・スタジアム マリフ…

法のデザイン 創造性とイノベーションは法によって加速する

アンビエンスやノイズの著作権 『Loop-finding-jazz-records』 法のデザイン?創造性とイノベーションは法によって加速する 作者: 水野祐 出版社/メーカー: フィルムアート社 発売日: 2017/02/24 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (4件…

宮藤官九郎の娘の「クセがすごい」

マコトさん ドイツからのファンレター 娘に拒否られるの巻 え、なんでまた? (文春文庫) 作者: 宮藤官九郎 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2015/09/02 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (3件) を見る マコトさん 交番の隣の掲示板を指差して娘が叫び…

ジブリの文学 鈴木敏夫

悲観論者 『ナウシカ』のブルーレイ化 宮崎駿の「自白」 奥田誠治 宮崎駿はどういう人なのか? 引退撤回 ジブリの文学作者:鈴木 敏夫発売日: 2017/03/29メディア: 単行本 悲観論者 宮崎駿は、一般の印象とは随分と違う人かもしれない。(略) 宮さんはぼくが…

夢遊病者たち 2 その2 最後通牒

ドイツ 最後通牒 小康状態 イギリスの介入はあるのか ドイツの失態 総括 前回の続き。 夢遊病者たち 2――第一次世界大戦はいかにして始まったか作者:クリストファー・クラーク発売日: 2017/01/26メディア: 単行本 ドイツ ドイツの指導部は、オーストリアのセ…

夢遊病者たち 2 大公暗殺

イタリアのリビア侵攻 焦るオーストリア 緊張緩和と危機 各国の思惑 暗殺決行 死後 セルビアの反応 夢遊病者たち―第一次世界大戦はいかにして始まったか - 本と奇妙な煙のつづき。 第二巻。 夢遊病者たち 2――第一次世界大戦はいかにして始まったか作者:クリ…

よくわかる人工知能 清水亮 ディープラーニング

第四章 人工知能は意識を持つのか? 第五章 ディープラーニングの先にあるもの よくわかる人工知能 最先端の人だけが知っているディープラーニングのひみつ作者:清水 亮発売日: 2016/10/17メディア: 単行本 第四章 人工知能は意識を持つのか? 対談 前野隆司…

徹底検証 日本の右傾化 創価学会

第18章 創価学会・公明党の自民党「内棲」化 集団的自衛権容認 徹底検証 日本の右傾化 (筑摩選書)作者:塚田 穂高発売日: 2017/03/14メディア: 単行本(ソフトカバー) 第18章 創価学会・公明党の自民党「内棲」化 藤田庄市 2014年の総選挙小選挙区の半数で学…

高橋源一郎ゼミで岩波新書をよむ

長谷部恭男 憲法教室 解釈改憲 半分高橋源一郎ゼミの発表会なので、ハッキリ言って……。結局、生身の話より、本の方が面白いのだなあ。 読んじゃいなよ!――明治学院大学国際学部高橋源一郎ゼミで岩波新書をよむ発売日: 2016/11/30メディア: 新書 長谷部恭男 憲…

憲法改正とは何か: アメリカ改憲史から考える

とりあえずこの憲法を認めて 初めての憲法改正 ロー判決 憲法解釈による実質的な改憲 法律の合憲性 違憲判決 政治問題化した最高裁判事任命 大統領が憲法に挑戦するとき アメリカと日本の違い 著者のスタンスは「根拠もなく憲法を神聖視するのはほどほどにし…

第一次世界大戦はいかにして始まったか・その3

君主たちの影響 武官と文官 運命論的な戦争必要説の蔓延 前回の続き。 夢遊病者たち 1――第一次世界大戦はいかにして始まったか作者:クリストファー・クラーク発売日: 2017/01/26メディア: 単行本 君主たちの影響 大戦前のヨーロッパを統治していた君主たちの…

第一次世界大戦はいかにして始まったか・その2

ボスニア=ヘルツェゴヴィナ併合 軍事国家に成長したセルビア オーストリア参謀総長コンラート 前夜 露仏同盟 イギリスとロシアの中国問題、日露戦争の影響 日露戦争のドイツへの影響 前回の続き。 夢遊病者たち 1――第一次世界大戦はいかにして始まったか作…

夢遊病者たち―第一次世界大戦はいかにして始まったか

1903年セルビア将校が王宮に乱入 パシッチ テロリストたち 困ったパートナー・セルビア 夢遊病者たち 1――第一次世界大戦はいかにして始まったか作者:クリストファー・クラーク発売日: 2017/01/26メディア: 単行本 1903年セルビア将校が王宮に乱入 国王の忠実…

〈階級〉の日本近代史 政治的平等と社会的不平等

はじめに 保守党の反軍国主義 軍部の地位の引き下げ 「統帥権の干犯」 五・一五事件 〈階級〉の日本近代史 政治的平等と社会的不平等 (講談社選書メチエ)作者:坂野 潤治発売日: 2014/11/11メディア: 単行本 はじめに [戦後改革で]日本の左翼とリベラルは、「…

ヒトラー語録

ルドルフ・ヘスの論文から バチカン 日本 マルキシズム 民主主義 ヒトラー語録発売日: 2011/05/13メディア: 単行本 序にかえて ルドルフ・ヘスの論文から 1921年、当時まだ学生であったルドルフ・ヘスは次のようなことを書いている。 どんな才能を備えた人間…

ポピュリズム化する世界・その2

ポピュリズム キャメロンの火遊びが招いた悲劇 右翼ポピュリズム政党の手本となるプーチン 前回の続き。 ポピュリズム化する世界 ―なぜポピュリストは物事に白黒をつけたがるのか?作者:国末 憲人発売日: 2016/09/29メディア: 単行本 ポピュリズム [政治学者…

ポピュリズム化する世界 国末憲人 ルペン父娘

国民戦線、ルペン ルペンの娘 ポピュリズム化する世界 ―なぜポピュリストは物事に白黒をつけたがるのか?作者:国末 憲人発売日: 2016/09/29メディア: 単行本 国民戦線、ルペン [ルペンの「国民戦線」と思われているが] 結党にあたって実際に中心となったのは…

ユーゴ紛争―多民族・モザイク国家の悲劇

22歳のヘラクは これが戦争というものなのだろうか? 投降した国境守備隊 自滅した連邦軍 自己申告制だった所属民族 新しい民族、マケドニア人 ムスリム民族 セルビア・クロアチア語 民族主義に塗りつぶされて マスコミと情報操作 ありがとう、ドイツよ ユー…

内村剛介インタビュー・その2 ロシアのヤクザ

「ブラトノイ」とは 「ロシア地理学協会」 逃亡は美徳である ブラトノイ「働く奴は食うべからず」 前回の続き。 内村剛介ロングインタビュー―生き急ぎ、感じせくー私の二十世紀作者:内村剛介,陶山幾朗メディア: 単行本 「ブラトノイ」とは [「ブラトノイ」は…