2014-01-01から1年間の記事一覧

英語化する世界、世界化する英語

アメリカ英語 南北戦争 シェイクスピア ダニエル・デフォー、スウィフト 前置詞、ドライデン 順番を飛ばして個人的に面白かった第9章から。 英語化する世界、世界化する英語作者:ヘンリー・ヒッチングズ発売日: 2014/04/26メディア: 単行本 アメリカ英語 17…

東電テレビ会議記録49時間 その3

もういいんじゃないの、この水素爆発で ここまで電力から言っていいか 清水社長、技術的なことがわからないまま注水決断 メルトダウン 入ったけど、時、遅しか 15条つっ……ほうです。 もう。普通のプラントじゃなくなったんだから。 前回のつづき。福島原発事…

東電テレビ会議記録49時間 その2

チェルノブイリの1号2号みたい…… ダウンスケールしちゃったじゃん、水位が。うぇ! 自衛隊はあんまり当てになんないなあっていう感じです。 報道発表を東電に求めていた福島県 東電拡散予測を伏せる 前回のつづき。 福島原発事故 東電テレビ会議49時間の記…

福島原発事故 東電テレビ会議記録

注水手段をすべて失う 核燃料がむき出し 3号機が爆発する 最初は会話記録の方を中心に引用するつもりだったけど、一部だけ切るとなんのことか伝わりにくいので結局編集者による解説文が中心に。 [■のついた文章が、編集者による解説]福島原発事故 東電テレ…

晩年のジェイムズ・ブラウン JB論4

JB

実年齢75歳のJB 「俺がいちばんサンプルや盗作をされているんだ。俺のものは俺のもの、お前のものも俺のものなんだ」 フレッド・ウェズリー登場 追悼文中のプリンスこぼれ話 前回のつづき。 JB論 ジェイムズ・ブラウン闘論集1959-2007 (SPACE SHOWER BOOks)…

塀の中のジェイムズ・ブラウン JB論その3

「転向者とゴッドファーザー」 「ジェイムズ・ブラウンが帰ってきた、すごい勢いで」 「ジェイムズ・ブラウンの苦難と裁判」 「ジェイムズ・ブラウンと対話する」 前日のつづき。 JB論 ジェイムズ・ブラウン闘論集1959-2007 (SPACE SHOWER BOOks)作者:ネルソ…

落日のジェイムズ・ブラウン JB論・その2

JB

「パパ、屈辱を受ける」 「21年経った今も、不屈の闘志を持ち続ける」 「ジェイムズ・ブラウン」 「パパのバッグに残っているものはあるのか?」 前日のつづき。 JB論 ジェイムズ・ブラウン闘論集1959-2007 (SPACE SHOWER BOOks)作者:ネルソン・ジョージ,ア…

ジェイムズ・ブラウン闘論集

JBに関する記事を集めた本。 俺はとことん一匹狼なんだ ブラック・イズ・ビューティフル 「ジェイムズ・ブラウンは、ソウルを売る」 “ザ・マン”対“ニグロたち” JB論 ジェイムズ・ブラウン闘論集1959-2007 (SPACE SHOWER BOOks)作者:ネルソン・ジョージ,ア…

パーフェクト・セオリー その2

クルト・ゲーデル ポール・ディラック ジョセフ・ウェーバー 「重力波はあります」の世界w パーフェクト・セオリー 一般相対性理論に挑む天才たちの100年 作者: ペドロ・G・フェレイラ,高橋則明 出版社/メーカー: NHK出版 発売日: 2014/04/23 メディア: 単…

パーフェクト・セオリー 相対性理論に挑む〜

アレクサンドル・フリードマン ジョルジュ・ルメートル スブラマニアン・チャンドラセカール ロバート・オッペンハイマー パーフェクト・セオリー 一般相対性理論に挑む天才たちの100年作者:ペドロ・G・フェレイラ発売日: 2014/04/23メディア: 単行本 アレク…

エンニオ・モリコーネ、自身を語る

絶対音楽 ポスト・ヴェーベルン 盗作 心残り ニーノ・ロータ クリント・イーストウッド 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』 レオーネの死 ジョン・カーペンター そうかー、現代音楽の人だったんだと思った箇所から先に。 エンニオ・モリコーネ…

原発広告 本間龍

「原子力PA方策の考え方」抜粋 2002年、東電トラブル隠し発覚 地球温暖化対策 まとめ 原発広告作者:本間 龍発売日: 2013/09/25メディア: 単行本(ソフトカバー) 「原子力PA方策の考え方」抜粋 チェルノブイリ事故で吹き飛んだ原発安全神話を回復させる…

帝都東京ブラックアウト計画

帝都東京ブラックアウト計画 米穀統制法で国家と農民が結合 時代は「ファッショ」 官僚の台頭 蠟山政道 ナチスに注目 厚生省創設 前回のつづき。 戦前昭和の国家構想 (講談社選書メチエ)作者:井上 寿一発売日: 2012/05/11メディア: 単行本(ソフトカバー) …

戦前昭和の国家構想

「憲法の常道」とは 山川均の満州事変反対論 F・H・キング 五・一五事件へ 戦前昭和の国家構想 (講談社選書メチエ)作者:井上 寿一発売日: 2012/05/11メディア: 単行本(ソフトカバー) なにやら現代と大差ない当時の二大政党の状況をかなーーり大雑把に解…

政府の憲法解釈

政府による憲法解釈 集団的自衛権 第66条第2項(文民条項) 政府の憲法解釈発売日: 2013/10/12メディア: 単行本 政府による憲法解釈 第二の理由として、特に法令に関しては、我が国には憲法裁判所が設置されておらず、かつ、最高裁その他の裁判所が一般的・…

評伝 ナンシー関 その2

運転免許取得 愛用の消しゴム 『噂の真相』 デブ 前回のつづき。 評伝 ナンシー関 「心に一人のナンシーを」作者:横田 増生発売日: 2012/06/07メディア: 単行本 運転免許取得 98年自動車学校に通う時間がなかったので<東京カー・チューター>佐々木亮三の個…

評伝 ナンシー関

ビートたけし命 コピーライター 「ビックリハウス」への売り込み 92年「季刊SFアドベンチャー」 ムーンライダーズ 第一章がなんかモワーンとした内容で、一瞬放棄しかけるも、第二章の身内証言によるブレイク前のナンシー話が興味深く、読了。 思うに、著…

『ゴスペルの暗号』奴隷逃亡地下鉄道

「漕げよマイケル」 北斗七星を目指して行け 「アメイジング・グレイス」 パンを分かちあおう 「Wade in the water」 「地下鉄道」 クエーカー教徒 「車掌」 ハリエット・タブマン 逃亡後の生活 ゴスペルの暗号 秘密組織「地下鉄道」と逃亡奴隷の謎作者:益子…

戦争と政治の間・その2 アーレントの国際関係思想

偽善と偽善に対する戦争の両方を非難した。 「リベラルの親ユダヤ主義に対する嫌悪感」 政治的に構成されたペルソナ 世界は人びとの間に横たわっている 死者の生の重さを計るいかなる基準も全面的に拒絶 前回のつづき。 戦争と政治の間――ハンナ・アーレント…

戦争と政治の間 アーレントの国際関係思想

暴力の表出は権力が危うい徴候 シュミット、パルチザンの理論 権力と暴力 政治の死と戦争の勝利 リベラルな幻想をアーレントは嘲笑した 帝国主義的な「官僚の哲学」 戦争と政治の間――ハンナ・アーレントの国際関係思想作者:パトリシア・オーウェンズ岩波書店…

高畑勲、「巻き込み」型アニメを憂う

「巻き込み」型アニメを憂う 見習い時代『少年猿飛佐助』 『ハイジ』DVD-BOXライナー 「世界名作劇場」のこと 映画人九条の会結成記念講演 前回のつづき(高畑勲のレイアウト論 - 本と奇妙な煙) アニメーション、折りにふれて作者:高畑 勲発売日: 2013/12/06…

高畑勲のレイアウト論

タエ子のいわゆる「しわ」について 井岡雅宏 われらが同志、小田部羊一 百瀬義行 「レイアウトマン制度」ができるまで アニメーション、折りにふれて作者:高畑 勲発売日: 2013/12/06メディア: 単行本 タエ子のいわゆる「しわ」について [『おもひでぽろぽろ…

評伝 服部良一その3 東京ブギウギ

古賀メロディー第三期黄金時代 ジャズの灯が消えるまで 終戦、東京ブギウギ 香港映画界へ 服部良一拾遺 前日のつづき。 評伝 服部良一: 日本ジャズ&ポップス史作者:菊池 清麿彩流社Amazon 古賀メロディー第三期黄金時代 [昭和14年]古賀政男がアメリカから凱…

評伝 服部良一その2 別れのブルース

別れのブルース 日中戦争のさなか芸術慰問で上海へ 古賀政男、渡米 R・ハッター=服部良一 前日のつづき。 評伝 服部良一: 日本ジャズ&ポップス史作者:菊池 清麿発売日: 2013/09/01メディア: 単行本 別れのブルース [専属にはなったが]焦燥と解雇への不安に…

評伝 服部良一

メッテルの導き 「前野港造アンド・ヒズ・オーケストラ」 鳥取春陽 エログロ 上京 コロムビア入社 曲も登場人物もよく知らないから、それほど楽しめないかと思いきや、かなり面白い。古い既成音楽にジャズ魂をぶつけんと苦闘する服部良一その他の青春群像、…

復興予算流用の真相

WHOにも復興予算 捕鯨損失補填にも復興予算 青天井 環境省の箱モノ利権 被災地に金が行かない 『国家のシロアリ』 国家のシロアリ: 復興予算流用の真相作者:福場 ひとみ発売日: 2013/12/12メディア: 単行本 WHOにも復興予算 「世界保健機関」(WHO…

海賊ユートピア

ソマリア海賊は陸上の大衆に支持されている レネゲイド、「蜂起の欲望」 難民とは強き者であった 序文と訳者解題だけ読んでみた。 海賊ユートピア: 背教者と難民の17世紀マグリブ海洋世界作者:ピーター・ランボーン・ウィルソン以文社Amazon 序文 ソマリア海…

プーチニズム (2005年刊)

北オセチア学校占拠事件 「肥溜めにぶち込んで徹底的にやる」ロシア軍 貧しい隣人が高級スーパーオーナーに エリート集団特殊諜報連隊将校リナート 人間の尊厳を顧みない 愛国心には値段がある チェチェン人弾圧 選挙 プーチニズム 報道されないロシアの現実…

倉本聰対談集 山田太一他

誤解による自己形成 同級生だった寺山修司 松竹入社、木下恵介組で助監督 『北の国から』と『想い出づくり。』 『前略おふくろ様』と『それぞれの秋』 小菅正夫(前旭山動物園長) 津川雅彦 三島由紀夫『恋の帆影』舞台 戸田奈津子 みんな子どもだった―倉本…

ロックンロールが降ってきた日2

早川義夫(聞き手:松村雄策) 解散 はっぴいえんど 大木温之(ザ・ピーズ) 吉井和哉のデヴィッド・ボウイ論 最後の4人のとこだけ読んだ。 ロックンロールが降ってきた日2 (SPACE SHOWER BOOKs)スペースシャワーネットワークAmazon 早川義夫(聞き手:松村…