村上春樹

春樹エキスを感じろ

春樹が血肉とした小説を春樹が翻訳するのだから当然ではあるが、ココの空気感というかイメージが血肉となってアレになったのかなあと妄想させる箇所が色々ある。当然、血肉だから、文章上は無関係なのだけど。例えばアムサーからの迎えの車や邸宅のあたりに…

高橋源一郎1984&ムツゴロウ

kingfish.hatenablog.com またこの対談ガラミでなんですが、「ラノベのよさがわからない」高橋源一郎が東MAXからどうにか糸口を引き出せないかと苦闘する姿にしみじみしてた時に偶然1984年の対談を読んだら更に感慨が深まったのでDEATH。吉本隆明対談選 (講…

バブル期にこそ春樹ギャツビー/坪内祐三

ハゲしく飛ばし読み。アメリカ 村上春樹と江藤淳作者: 坪内祐三出版社/メーカー: 扶桑社発売日: 2007/12/07メディア: ハードカバー購入: 1人 クリック: 16回この商品を含むブログ (25件) を見る春樹『ギャツビー』を楽しみにしていた坪内祐三だったが たしか…

映画「風の歌を聴け」ヴィトゲンシュタイン

反哲学的断章―文化と価値作者: ルートヴィヒヴィトゲンシュタイン,Ludwig Wittgenstein Vermischte Bemerkungen,丘沢静也出版社/メーカー: 青土社発売日: 1999/07/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 11回この商品を含むブログ (17件) を見る断章だけだ…

思想とはなにか 吉本隆明

文学話のとこを主に。思想とはなにか作者: 吉本隆明,笠原芳光出版社/メーカー: 春秋社発売日: 2006/11/01メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (9件) を見る下町の悪ガキ 芥川のそういう面を典型的にいうなら堀辰雄とか立原道造とか育った場…

世界は村上春樹をどう読むか

世界は村上春樹をどう読むか作者: 国際交流基金,柴田元幸,藤井省三,沼野充義,四方田犬彦出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2006/10メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 45回この商品を含むブログ (41件) を見る全世界のハルキ翻訳家が日本に大集結。 『恋す…

ハルキ・ムラカミと言葉の音楽

ハルキ紹介英語本の日本語訳。 主に著者が村上春樹と交わした私信とバークレーでのユナ講演を引用。ハルキ・ムラカミと言葉の音楽作者: ジェイ・ルービン,畔柳和代出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/09/28メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 41回この商…

翻訳教室-村上春樹

翻訳教室に村上春樹が登場したとこだけを。翻訳教室作者: 柴田元幸出版社/メーカー: 新書館発売日: 2006/02/01メディア: 単行本購入: 10人 クリック: 140回この商品を含むブログ (93件) を見る「ニホン語、話せますか?」(id:kingfish:20040522)での指摘に…

村上春樹の神様

なかなか本が読めないので村上春樹の大好きなチャンドラー本で穴埋め。その前に やっぱりチャンドラーは神様。盆と暮れには『長いお別れ』を読んでる と熱く語っている1983年のスタジオ・ボイスのインタビューから。 サリンジャーはもうしんどい。昔ね、最初…

普段の村上春樹は、

「スガシカオ」についての文章を読むと、村上春樹でも触れるものすべてをハルキ調に染め上げられるわけではないのだという事がわかってチョット驚き。一般人・村上春樹のスガシカオ談義を聞いているようで、普段のハルキはやっぱり春樹じゃないわけです。ホ…

「君」はいったい誰なんだい?

「ニホン語、話せますか?」ニホン語、話せますか?作者: マーク・ピーターセン出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2004/04/22メディア: 単行本 クリック: 9回この商品を含むブログ (8件) を見る野崎訳に不満があった著者マーク・ピーターセンは、村上春樹訳「キ…