日本史

帝国議会 〈戦前民主主義〉の五七年

「国民政党」の誕生 第一次護憲運動 選挙の大衆化 自由民権運動がおこった原因は、 家長選挙論 GHQ帝国議会改革案 帝国議会 〈戦前民主主義〉の五七年 (講談社選書メチエ)作者:村瀬 信一発売日: 2015/11/11メディア: 単行本 「国民政党」の誕生 こうした…

日本暗殺総覧 この国を動かしたテロルの系譜

なぜ東山天皇は赤穂浪士討入を知りいたく喜んだか 坂下門外の変/安藤信正暗殺未遂 田中河内介父子殺害 相楽総三処刑 日本暗殺総覧―この国を動かしたテロルの系譜 (ベスト新書)作者:泉 秀樹発売日: 2002/04/01メディア: 新書 なぜ東山天皇は赤穂浪士討入を知…

橋本治 性のタブー・その2 男色の院政

院政の時代は男色の時代 武士道とは自己啓発セミナー 男だらけのオフィスラブ 平安女子「トリセツ」 ジョシは面倒なので男へ 夜の尺八 前回の続き。 性のタブーのない日本 (集英社新書)作者:橋本 治発売日: 2015/11/17メディア: 新書 院政の時代は男色の時代…

橋本治 性のタブーのない日本 BL源氏物語

平安の「恋多き女」は「男の不実」を嘆く 女房は「非正規雇用の派遣」 顔がわからないネット恋愛状態 「犯される」というのは「顔を見られる」こと BL『源氏物語』 性のタブーのない日本 (集英社新書) 作者: 橋本治 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2015/…

しりあがり寿×山口晃対談「今、見ること」への提案

フレームの外を見る 仕上げることの不自然さ デッサン、外を固めて中はすっきり 正しさよりも広さを 川村靖雄 しりあがり寿×山口晃対談のとこだけ読んだ。というか他は正直……。 現代アートの本当の見方 「見ること」が武器になる (Next Creator Book)作者:山…

ヘンな日本美術史・その2「上手」「模倣」「写実」

雪舟 「上手のいやらしさ」から脱却する 応挙の写生講座 河鍋暁斎 前回の続き。 ヘンな日本美術史作者:山口 晃発売日: 2012/11/01メディア: 単行本(ソフトカバー) 雪舟 [雪舟「慧可断臂図」禅僧の顔の]輪郭はどう見ても横からのものなのに、耳は後ろから、…

ヘンな日本美術史 山口晃 写生の弊害

四巻通して初めてわかる「鳥獣戯画」の面白さ 「鳥獣戯画」はアニメの源流? 白描画とは 「写生」の害 うーん、これは面白い。特に前半が面白すぎ。 ヘンな日本美術史作者:山口 晃発売日: 2012/11/01メディア: 単行本(ソフトカバー) 四巻通して初めてわか…

吉本隆明〈未収録〉第8巻その2 柳田國男

柳田國男と田山花袋 行動的文体。柳田と田山、互いの影響。 太宰治、志賀直哉 「鮎川信夫と吉本隆明」瀬尾育生 前回の続き。 吉本隆明〈未収録〉講演集第8巻 物語と人称のドラマ: 作家論・作品論〈戦前編〉 (シリーズ・全集)作者:吉本 隆明発売日: 2015/07/0…

橋本治 失われた〜その2 子規、漱石

正岡子規 北村透谷が《粋》を嫌う理由 夏目漱石 あとがき 前回の続き。 失われた近代を求めてIII 明治二十年代の作家達 (失われた近代を求めて 3) 作者: 橋本治 出版社/メーカー: 朝日新聞出版 発売日: 2014/10/07 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1…

橋本治 失われた近代を求めて〜北村透谷

北村透谷、近代最初の「挫折した少年」 山路愛山にブチキレ 宗教と《個人的生命》 失われた近代を求めてIII 明治二十年代の作家達 (失われた近代を求めて 3) 作者: 橋本治 出版社/メーカー: 朝日新聞出版 発売日: 2014/10/07 メディア: 単行本 この商品を含…

昭和天皇の戦後日本 自主憲法の「空間」

日本主導による明治憲法改正が可能だった 「押しつけ」論は情念論にすぎない 「東京裁判」問題 張作霖爆殺事件から敗戦までの17年間についての天皇「独白」 東条英機 昭和天皇の戦後日本――〈憲法・安保体制〉にいたる道 作者: 豊下楢彦 出版社/メーカー: 岩…

世界史の中の近代日韓関係 長田彰文

勝ったことで開国が遅れた朝鮮 明治政府と朝鮮 日朝修好条規締結 米朝修好通商条約締結 「桂・タフト協定」 伊藤博文暗殺 日米関係 前回の本(kingfish.hatenablog.com)と比較するために同じ範囲だけ。 こっちの方は作為がないと思う。 世界史の中の近代日…

朝鮮開国と日清戦争 渡辺惣樹

朝鮮は清国の属国か否か 米国を撃退し強気の朝鮮 属国朝鮮の扱いに苦慮する清国 なぜ宗主国が西洋に屈したのに朝鮮は強気だったか 1885年元駐日英国公使ハリー・パークス、北京で死去 英国の思惑 長崎事件 アメリカへの売り込み 下関講和交渉 ルーズベルトの…

歴史を繰り返すな/坂野潤治、山口二郎

日露戦争後 立憲主義 安保法制懇 陸海軍の体制エリートからの没落 なぜ「反戦平和」しか思いつかなかったか 歴史を繰り返すな作者:坂野 潤治,山口 二郎発売日: 2014/08/07メディア: 単行本(ソフトカバー) 日露戦争後 坂野 日露戦争のあと、ロシアと日本は…

戦前昭和の国家構想

「憲法の常道」とは 山川均の満州事変反対論 F・H・キング 五・一五事件へ 戦前昭和の国家構想 (講談社選書メチエ)作者:井上 寿一発売日: 2012/05/11メディア: 単行本(ソフトカバー) なにやら現代と大差ない当時の二大政党の状況をかなーーり大雑把に解…

町村合併から生まれた日本近代・その2

堤防、橋梁はひとつの「地方」が利害を共有している なぜ住民は一町村に一戸長の体制を望んだか 「美風」を冷笑した内務官僚 再分配と市場メカニズム 地方利益という抑圧 前日のつづき。 町村合併から生まれた日本近代 明治の経験 (講談社選書メチエ)作者:松…

町村合併から生まれた日本近代

サラ金とはちがう「村融通制」 助け合いの範囲を広げる難しさ 新しい産業 井上毅の構想 町村合併から生まれた日本近代 明治の経験 (講談社選書メチエ)作者:松沢 裕作講談社Amazon サラ金とはちがう「村融通制」 個別の百姓が個別の事情で年貢納入不能に陥っ…

日独伊三国同盟の起源・その2

通じなかったイタリアの誠意w イタリア激怒 イタリアの国際連盟脱退 イギリスの宥和政策の対象 グランディと吉田茂 前日のつづき。 日独伊三国同盟の起源 イタリア・日本から見た枢軸外交 (講談社選書メチエ)作者:石田 憲発売日: 2013/06/11メディア: 単行…

日本ファシズム論争

1920年代後半のムッソリーニ・ブーム デモクラシーへの嫌悪 直木三十五の「ファシズム宣言」 秋沢修二・体制への抵抗としての全体主義 日本ファシズム論争 ---大戦前夜の思想家たち (河出ブックス) 作者: 福家崇洋 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 20…

「自然主義」と呼ばれたもの達 橋本治

失われた近代を求めてII 自然主義と呼ばれたもの達 (失われた近代を求めて 2)作者: 橋本治出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2013/03/29メディア: 単行本この商品を含むブログ (3件) を見る二葉亭四迷は『平凡』( 近頃は自然主義とか云って、何でも作者…

近代日本の国家構想 坂野潤治

「新攘夷派」の「革命目的」 「富国派」、台湾出兵、立憲制移行 井上と大隈 『憲法義解』、穂積八束「大権政治」論 天皇親政論と内政官僚 近代日本の国家構想―1871‐1936 (岩波現代文庫) 作者: 坂野潤治 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2009/08/18 メディ…

未完の明治維新 坂野潤治

幕末の議会&憲法論 「大政奉還」と「王政復古」 大蔵官僚 台湾出兵、征韓論 民撰議院派と憲法制定派の妥協 未完の明治維新 (ちくま新書)作者:坂野 潤治発売日: 2007/03/01メディア: ペーパーバック 幕末の議会&憲法論 もっとも議会論そのものに限っていえ…

外務省革新派

革新派リーダー白鳥敏夫外務省情報部長 軍備撤廃 防共協定の目的 白鳥擁立 トンデモ 白鳥は得意満面 『朝日新聞』1941年頭インタビュートップは白鳥 戦後巣鴨収監前に吉田外相に書簡 先に巻末のまとめから 革新派はかつての国際協調を英米追随と批判した。(…

伊藤博文が韓国統監となった意図

帝室制度調査局総裁に復任 なぜ韓国統監となったか 伊藤博文―知の政治家 (中公新書)作者:瀧井 一博発売日: 2010/04/01メディア: 新書 1903年政友会総裁を辞任し 帝室制度調査局総裁に復任 国家と皇室を分離するという従来の国制原理を改め、国家のなかに皇室…

日本開国

日本開国 (アメリカがペリー艦隊を派遣した本当の理由)作者: 渡辺惣樹出版社/メーカー: 草思社発売日: 2009/11/25メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 25回この商品を含むブログ (3件) を見る西へ [メキシコに勝利し]アメリカの領土は飛躍的に拡大します。…

ウォール・ストリートと極東

明治天皇と外債 1916年借款団復帰を検討。 満鉄米貨社債発行 満州事変 駐中米国大使の予言 ウォール・ストリートと極東―政治における国際金融資本作者:三谷 太一郎発売日: 2009/12/01メディア: 単行本 明治天皇と外債 [1879年来日した前米大統領グラント将軍…

江戸の外交戦略

江戸の外交戦略 (角川選書)作者: 大石学出版社/メーカー: KADOKAWA/角川学芸出版発売日: 2009/06/10メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 10回この商品を含むブログ (6件) を見る秀吉による二度の出兵で強制連行された朝鮮人は2〜3万人。兵士動員による日…

壊れても仏像

壊れても仏像―文化財修復のはなし作者: 飯泉太子宗出版社/メーカー: 白水社発売日: 2009/05/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 23回この商品を含むブログ (11件) を見る瓜二つリアル仏像 コンセプトはずばり、リアルさである。 [優填王が釈尊に瓜二つに…

アール・ヌーヴォーと明治の図案

津田清楓、職人からの離脱に失敗 アール・ヌーヴォーに影響を与えたジャポニズム、 神坂雪佳 1900(明治33)年開催パリ万国博覧会で出会った、「アール・ヌーヴォー」が日本図案界に影響を与えた。 明治・大正図案集の研究―近代にいかされた江戸のデザイン発…

高橋是清、財源移譲、地方債

無一文の維新政府 明治6年からの地租改正 円安、低金利、企業ブーム 富国強兵 第一次大戦後バブルがはじけ 地方へ税源移譲で大増税 「暗黒の木曜日」後の金解禁 金解禁していなかったら 農民の敵、モラルハザード 地方債市場消滅 昔も今も、バブルだの増税だ…