カール・シュミット

〈帝国〉と〈共和国〉  アラン・ジョクス

カール・シュミットは 共和国フランスの原点は ホッブズ自身は絶対主義者であった 『百科全書』の項目 内戦の過程 今日の「グローバル化」は、 第二章「ホッブズ、保護者的共和国の産出」だけ読んだ 〈帝国〉と〈共和国〉作者:A・ジョクス発売日: 2003/12/20…

カール・シュミット入門講義・その3

自由主義 マルクス主義 『政治的なものの概念』からの引用 前日のつづき。 カール・シュミット入門講義 作者: 仲正昌樹 出版社/メーカー: 作品社 発売日: 2013/03/02 メディア: 単行本 クリック: 6回 この商品を含むブログ (14件) を見る 自由主義 シュミッ…

カール・シュミット入門講義・その2

「政治神学」 神を代理する存在「独裁者」 「決定主義」 人類そのものは戦争をなしえない 人類を口にする者は、欺こうとするものである 前日のつづき。 カール・シュミット入門講義 作者: 仲正昌樹 出版社/メーカー: 作品社 発売日: 2013/03/02 メディア: 単…

カール・シュミット入門/仲正昌樹

具体的秩序 ロマン派とポモ 90年代日本のポストモダン保守思想 政治的ロマン主義の問題 「実証主義+規範主義」 ボダン 高速パラ読み。 カール・シュミット入門講義 作者: 仲正昌樹 出版社/メーカー: 作品社 発売日: 2013/03/02 メディア: 単行本 クリック: …

論争家ポー、シュミット再考

エドガー・アラン・ポーの世紀 生誕200周年記念必携作者: 八木敏雄,巽孝之出版社/メーカー: 研究社発売日: 2009/05/26メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (4件) を見る 論争家ポー/大串尚代 剽窃を指摘したら、逆に剽窃を指摘され [1840年…

戦争の家-ペンタゴン

カーチス・ルメイ ロバート・マクナマラ ハンブルク空爆 核爆弾 「束京大空襲」 この本では「家」と書いて「ペンタゴン」と読む。 戦争の家―ペンタゴン〈上巻〉作者:ジェームズ キャロルメディア: 単行本 著者の父は貧困家庭に育つも成績優秀でカトリック教…

表現の自由―その公共性ともろさについて 毛利透

ハンナ・アーレント 市民的自由を行使する変人 なぜ憲法学はハーバーマスの 公共圈論の不在は樋口にありと愛敬 シュミット ロールズ 長谷部恭男 第二章まで(あと省略)。順番を変えてアレントから先に。 表現の自由―その公共性ともろさについて作者:毛利 透…

ドイツ版モンロー主義

kingfish.hatenablog.com 上記に関連して下記本の中の「国際関係論の理論家としてのカール・シュミット」(ハラルド・クラインシュミット)だけ読んでみたとです。カール・シュミットと現代作者: 臼井隆一郎出版社/メーカー: 沖積舎発売日: 2005/06/01メディ…

帝国論とオタキング

帝国論 (講談社選書メチエ)作者: 山下範久出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/01/11メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 17回この商品を含むブログ (9件) を見る第四章カール・シュミットの「アメリカ帝国」論(重田園江)だけ読んでみたとです。 正戦論…

ネット時代の反論術

「見せかけの論争」 相手の悪口から相手のコンプレックスを知れ 前日の続き。 ネット時代の反論術 (文春新書)作者:仲正 昌樹発売日: 2006/10/20メディア: 新書 「見せかけの論争」 の場合、相手よりギャラリー、味方へのアピールが肝心。「構造改革」で行く…

転換期の憲法?

「国家からの自由」を本気で貫徹するとき、 特殊なるがゆえの普遍 自己決定という線は譲れない 「自由のために中間権力をどうすべきか」 「結社の自由」より「結社からの自由」 国家からの自由vs国家による自由 例えば独禁法 人権概念を広げるか限定するか …

憲法近代知の復権へ

近代法が想定する人権 「喫煙の自由」の場合。 人権のインフレ対策。 脱道徳論への転回 批判的普遍主義 19世紀憲法学をゆさぶる二人 こちら(id:kingfish:20060821)の流れで「近代国民国家の憲法構造」を借りようとしたけれど読めそうになかったので、こっ…

民主主義の逆説・その2

討議民主主義者は、 ウィトゲンシュタイン シャンタル・ムフ 前日のつづき。 民主主義の逆説作者:シャンタル ムフ発売日: 2006/07/15メディア: 単行本 討議民主主義者は、 利益集団中心の多元主義の限界を乗り超えようとして、シュミットの次の論点を見事に…

民主主義の逆説

ロールズ式だと多元主義はありえない ロールズの正義。 民主主義の本質をなす同質性。 毒にも薬にもならない平等 自由主義は「人民」を定義できない 民主主義の逆説作者:シャンタル ムフ発売日: 2006/07/15メディア: 単行本 ロールズ式だと多元主義はありえ…

スピノザという暗号

「パーフィットの議論」 目的論的世界観はよろしくない そんな彼の鬱病を治したスピノザ カール・シュミット スピノザという暗号 (クリティーク叢書) 作者: 田島正樹 出版社/メーカー: 青弓社 発売日: 2001/06/01 メディア: 単行本 クリック: 4回 この商品を…