2007-01-01から1年間の記事一覧

「RubyStuddedConsciousMix」公開

ここで聴けるが→(音と奇妙な煙) メンドーな人は下のボタンをクリック。 [7:24/128kbps/6.78MB] あまり本を読む気になれないので、禿しく音楽制作に突入してみたが、結局二週間たってしまった。 音声採取をさぼっていたせいでストックがないので、意味もな…

どうしてこんな映画観ちゃったんだろうシリーズ

オータム・イン・ニューヨーク [DVD]出版社/メーカー: JVCエンタテインメント発売日: 2001/02/23メディア: DVD クリック: 4回この商品を含むブログ (15件) を見るヒドイ映画。監督の目的が別にあるために、マヌケな二人の恋がさらにギャグ状態に。 オータム…

「TapesteroidMonarcMIX」公開

ここで聴けるが→(音と奇妙な煙) メンドーな人は下のボタンをクリック。 [7:30/128kbps/6.88MB] 適当に始めてみたらなんとなくできた。ダラダラしてるけど、いいじゃない、夏も近いことだし、ダラダラ聴けばいいじゃない。 「原爆を作りましょう」と叫んで…

宇宙猿人ゴリ対手塚治虫

福井英一との確執のワケ エイケン・プロデューサー鷺巣政安 鷺巣詩郎の貯金箱でスペクトルマン。 突然の手塚訪問。 どこでも仕事ができたわけ 二人で自主カンヅメ合宿 手塚、弟子入り志願 何故手塚はアニメを(うしお流解釈) 制作費問題 手塚からアトムを依…

アメリカの政教分離・その2

宗教の公定制は 宗教ポータビリティ制で勢力図激変 公定教会の土地の行方 モルモン教の複数婚 前日のつづき。 アメリカの政教分離―植民地時代から今日まで作者:エドウィン・S. ガウスタッド発売日: 2007/04/21メディア: 単行本 宗派はいろいろあるけど、とり…

アメリカ独立は宗教的自由の熱情

アメリカ革命は政治的自由もあったが、宗教的自由への熱情がメインだった。国教会にデカイ面されたくない、好きな宗教やらせろ。印紙税のなにがムカツクかというと、税が自分達の宗派とは無関係の国教会に流れ込むこと。アメリカの政教分離―植民地時代から今…

指折り九九

数学と論理をめぐる不思議な冒険作者: ジョセフ・メイザー,松浦俊輔出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 2006/04/20メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 4回この商品を含むブログ (14件) を見るこれをチラ見したら、五の段までしか言えない人のための指折り九…

子供ができて身勝手になる親

公式理由 身勝手な親 子供の誕生で愚かになる親 「心のぶつかりあい」で人は殺さない 躁顔 春日武彦の美しい母 - 本と奇妙な煙 だいぶユルメなのだけど、春日武彦が産婦人科から転向した理由が書かれていたので借りてみた。何をやっても癒されない作者:春日 …

アーロン2:輪郭、分離、色彩

輪郭化の段階 「動物」とわかる絵を描くことの問題 それにはどれだけの知識が必要か 「意味の豊かさ」は 彩色 全体の色の構図はどうするか 分離を生む色彩 前日のつづき。 コンピュータ画家アーロンの誕生―芸術創造のプログラミング作者:パメラ マコーダック…

自律的に描画する「アーロン」

ルールで描いてみる 画家と鑑賞者 機械により芸術思考過程が明確に 自己定義 変換ソフトとはちがうのだよ マークがイメージとして機能するには 第一歩:閉じた輪郭 表象ではなく喚起 「生み出すのにその人は何をしているか」 変換じゃない、認知プロセスが問…

オレガノペコロス

朝帰りした出川哲郎が目にしたのは妻の手による呪いのウサギ。七匹そろうとオソロシイことが起こるのだとか。今六匹目。

雑誌のカタチ/山崎浩一

ぴあ、「自立的な受け手」 週刊文春/金子勝昭談 「無意識の意図」によるデザイン 書き文字 広告はジャマ者:金子談 津野海太郎談 学年誌:六位一体のパラレルワールド 少年マガジン:内田勝談 雑誌のカタチ―編集者とデザイナーがつくった夢作者:山崎 浩一発…

悶える沼正三、ヤクザなウディ・アレン

前日のつづき。平凡パンチの三島由紀夫作者: 椎根和出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2007/03メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 18回この商品を含むブログ (20件) を見る三島と関係ない、平凡パンチこぼれ話。 厚生省で大麻 この記事*1が掲載された後に、…

三島由紀夫のシャングリラ

ノーギャラで平凡パンチのムチャな企画につきあった三島由紀夫。平凡パンチの三島由紀夫作者: 椎根和出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2007/03メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 18回この商品を含むブログ (20件) を見る1969.10.21、デモ取材で三島邸を訪…

手塚vs宮崎、どっちがディズニー

手塚のアンチ・ディズニー論 東映で四年やって虫プロに移った杉井ギサブロー 公称55万円、実際は155万円 虫プロ営業の説明 杉井ギサブロー 手塚怒りのアンケート テレビアニメを独占したくて狂気攻撃 虫プロとは 手塚がアニメ界の労働環境を劣悪にし、アニメ…

自分の体で実験したい

92度の高温に耐える 127度の部屋でステーキ 危険な空気を吸いつづけた親子。 地上最速の男 131日間、洞窟にこもった女 最後はキュリー夫人でお別れ 自分の体で実験したい―命がけの科学者列伝 作者: レスリーデンディ,メルボーリング,C.B.モーダン,Leslie Den…

イッキ乗り

新幹線の運転 鉱山の重ダンプ「HD985-5」 モーターグライダー シールドマシン 鉄道の“権威”を捨て身軽になろう モーターパラグライダー イッキ乗り―いま人間は、どんな運転をしているのか?作者:下野 康史発売日: 2007/03/01メディア: 単行本 新幹線の運転 東…

19世紀の著作権問題

著作の所有権:ふたつの見解 バルザックの訴え 1793年の立法では作者死後10年 得をするのは出版社のみ 納本は検閲につながる ネモ船長 ユイスマンス バルザック、ユゴー、ジュール・ヴェルヌetcを手がけた名編集者の話なのだが、その中から著作権の話。 名編…

NGOはネオリベのトロイの木馬

NGOは「グローバルなネオリベラリズムのトロイの馬」 IMFネオリベ化のきっかけ リベラリズムとネオリベラリズムとの決定的な違い ネオリベラリズムとは何か作者:デヴィッド ハーヴェイ青土社Amazon NGOは「グローバルなネオリベラリズムのトロイの…

わかったふりして、立花隆

書評本かと思いパスしかけるも、前半は書庫ビルw内を探訪しつつの想い出話に花が咲き、銭勘定&ノンフィクション恨み節に興味を惹かれ。ぼくの血となり肉となった五〇〇冊 そして血にも肉にもならなかった一〇〇冊作者: 立花隆出版社/メーカー: 文藝春秋発…

こだま和史の怒りがわからない水越真紀

kingfish.hatenablog.comのが心配になったので、借りてきてチェックしてみました。NO!!WAR作者: 野田努,水越真紀,工藤キキ,三田格,吉住唯出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2003/05メディア: 単行本 クリック: 23回この商品を含むブログ (6件) を見るな…

恥ずかしい世界

セカイ系が理解できないのに何故借りた、オレ。やっぱり、ダメだわ。このツライ空気はたぶんホストの人徳wによるものと思われ。コンテンツの思想―マンガ・アニメ・ライトノベル作者: 東浩紀,伊藤 剛,神山 健治,桜坂 洋,新海 誠,新城 カズマ,夏目 房之介,西…

戦争指揮官リンカーン&セカイ系

軍事素人のリンカーンは当時のハイテク、モールス信号で軍事指揮をおこなった、彼の暗殺により半官半民の電信部隊は解体され歴史の闇に埋もれた。 正義の戦争の原点 わずか100マイル 南軍リー将軍の名言 「海への行進」開始前 アメリカ大統領の戦争 戦争指揮…

輸入学問の功罪

教養ってなにかね 日本の近代 翻訳の話に戻る 大学人翻訳 新保守主義的カント 翻訳論と近代化論の二冊に分けたらという助言もあったがあえて一冊にしたとあとがきにある。その意図はわかるのだが、チョットもったいない気もする。だって下のような本を購入し…

そうらそうよ治療

やばい状態の時に赤瀬川原平がそのようなことを書いていたなと思ったけれどドレだったか思い出せず、結局、それに近い事が書いてあったコレを。やばい時にはやばすぎて読めなかったので、ようやくいま引用するわけだが、「アレッ、よくなってきた」とか「オ…

荒縄ストーリー800

「これは小説ではない」 「書かされちゃった小説」 評論家とのちがい 「私」が「彼」になってる小島信夫 ストーリーが書けないわけ まともな本が読めないのは騒音のせいにします。にゃー。 高橋源一郎の対談から。 小説は書いてみないとわからないので、評論…

ガーシュインと鬼畜性交

毎度の愚痴でなんですが、自分のつくっている音楽を誰も聴かないのは何故か、それはゴミだから。ゴミでも世間に流通しやすくつくればもう少しどうになかなるのかもしれないが、なんだかそれはツマラナイ(昨日の話にも通じるものが)。 1.質を上げればいい…

恐怖!意味アリゲーノ/高橋源一郎

出た時に、父娘対談をフガフガ読んで、例のごとくゆるいだけのウッチー対談をさっとなめたまま、柴田元幸対談をチェックし忘れていたのですが、それが一番面白かったとは。 コードに則った「ふつうの小説」を見ると、裏のベニヤ板が気になってしまう場合の三…

文豪たちの大喧嘩・その3

前日のつづき。文豪たちの大喧嘩―鴎外・逍遙・樗牛作者: 谷沢永一出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2003/05メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 9回この商品を含むブログ (15件) を見る人を批判するときだけハルトマンを小出しにせずに全部訳してみなさいよ…

文豪たちの大喧嘩・その2

前日のつづき。 面白くなさそうと思ったあなたは、明治の知的ヤング層支持を背景に「大衆にもわかるように話せよと」難解理論巨頭鴎外を撃つ樗牛が出て来る後半を読もう。文豪たちの大喧嘩―鴎外・逍遙・樗牛作者: 谷沢永一出版社/メーカー: 新潮社発売日: 20…