その場しのぎ山形浩生

kingfish.hatenablog.com懲りない山形浩生がまたやっています。
本題に入る前にまず、サイゾー連載のプロパガンダは有害無益。(略)
アフリカなら、どんなに金をつっこんだところで、あと20年かけて貧困が 3 割でも減ったら御の字だ。

貧困をなくすには、何よりもアフリカの人たちが自分でなんとかしないと。

あげくに

今のアフリカにいる人たちは、奴隷に取られずにその代金を受け取って金持ちになった人の子孫だ。さて、その金はどこに消えたの? アフリカの人たちが無駄遣いしちゃったんだよ。

とアフリカ人に喝を入れているw。
さてここで先ほど野村総研勤務のエリート社員より仕入れた合理的思考法を披露してアフリカ人を弁護してみたいと思います。
「どうせ墓場に金は持ってけないんだから全部使っちゃおうぜ」そう合理的にアフリカ人は考えたのです「バカだから無駄遣いしたんじゃない合理的計算なんだ」(ここで笑えた人は山形浩生ちゃんの愛読者)。
これに対するまともなツッコミは「子孫のことを考えないことのどこが合理的なのだ。お前が一代で無駄遣いしたから子孫が苦労してるのだ。」となります。
はい、それはもっともです。そのもっともなツッコミを頭にいれつつ、いよいよ本題に。
その前にまともな読解力もないくせにヤジだけはとばす子供達のためにポイント整理。
1.貧困対策は金では済まない大変な問題と山形浩生が小一時間
2.子孫のことを考えないのは合理的じゃない

  • いよいよ本題

問題のバカエントリー山形浩生はなんと書いてるか。

万が一エイズになっても発症して死ぬのは 10 年以上先だ。その頃に自分が確実に生きていると思えば、エイズ予防のために余計な手間もかけよう。でも、どうせその頃は死んでるだろうと思えば……リスクは知っていても手はうたない! バカだからエイズ予防をしないんじゃない。ちゃんと賢く合理的な計算に基づいて(略)予防しないわけだ。

さあ皆さん、さっきのツッコミを思い出してください。どう答えるべきかはわかりますね。
お前がまきちらすエイズが子孫にも被害を及ぼすのだよ。ナニ、どうせ子孫もエイズで死ぬ前に死んでしまうからいいのですだって。カッコイイネ、山形浩生。なんて「おばかさんな」合理的計算なのでしょう。

貧困対策にもっと力を入れることでみんなを豊かにして、エイズさえなければ長生きできるという希望を与えれば、人は自然にエイズ防止に気を使うようになるだろう!(略)
これはかなり希望を与えてくれる。いちばん大きな問題と思われていたものが、一気に 1/3 くらいに減った感じだ。

うひゃあ、いきなり楽観的になってるぞ。自分の文章(「ホワイトバンド」)を思い出して少しはブルーになって欲しいものだが、やったぞ、「エイズは無知が原因」とする一般論に差をつけられる新発想、ウマー、と浮かれている山形浩生にそんな暇はなさそうだ。

  • [爆笑ループ]

[追記]ぼんさまの指摘に対応して訂正してみたYO

そうかあ、貧困対策かあ

でも金じゃ解決しないんだよな、アフリカ人がやる気にならなきゃ

やる気がでるにはまずエイズ対策かなあ
やる気がでるには希望を与えなきゃ、それがエイズ対策にもなる

それには、ハッ、貧困対策だあああああ。

山形の母でございます。浩生は昔から「君達には目先のことしか見えてない」とエラソーに言いたいがために、自らが目先だけの発言に終始してしまう子でした。

ぼく自身、来年までには少しは成長するだろう。

母の愚かさでしょうか、わたくしは浩生の言葉を信じたいと思います。

  • 山形浩生のバカは昔からなのだが、その話はまたこんど。

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