昭和

ミシンと日本の近代

シンガー女学院 日本女性らしさと裁縫道 袴からセーラー 和服か洋服か ミシンと日本の近代―― 消費者の創出作者:アンドルー・ゴードン発売日: 2013/07/24メディア: 単行本 シンガー女学院 シンガー女学院の経済的独立のアピールのキーワードは自活だった。こ…

核エネルギー言説の戦後史1945-1960

「被爆の記憶」と「平和利用」 仁科芳雄 台風をぶっとばせ 武谷三男「原子力の思想的意義」 核攻撃されるのは 広島のイメージの変転 1954年の清水幾太郎 映画『世界が恐怖する』 第五福竜九事件 1954年、ソ連原発始動 核エネルギー言説の戦後史1945-1960: 「…

ブギの女王と服部良一

伝説の真相 ブギブームへの服部の苛立ち 「青い山脈」と軍歌 終戦 吉本興業御曹司との恋 ブギの女王 笠置シヅ子: 心ズキズキワクワクああしんど作者:砂古口 早苗現代書館Amazon 伝説の真相 笠置がひばりに「ブギを歌うな」と意地悪という伝説の真相。 当時は…

外務省革新派

革新派リーダー白鳥敏夫外務省情報部長 軍備撤廃 防共協定の目的 白鳥擁立 トンデモ 白鳥は得意満面 『朝日新聞』1941年頭インタビュートップは白鳥 戦後巣鴨収監前に吉田外相に書簡 先に巻末のまとめから 革新派はかつての国際協調を英米追随と批判した。(…

ブルマーをはいたことあるかい?

前日のつづき。 [後半バカ炸裂なのであえて弁解しますが、昨夜アップしようとしたらパテナが落ちてたのです。土曜の昼間からブルマーがどうのと書いてるわけじゃないのです、ま、金曜の夜に書いてもバカだけど。]滝山コミューン一九七四 (講談社文庫)作者: …

原武史はブルマーをはくか

前日引用したように原武史の言わんとするところはわかっているつもりなのだが、あえて、難癖をつけてみる。くどいようだが、あえて、矮小化している部分もある、あるが、この本自体ある種のバイアスがかかっているのではと言いたくてわざとなどとあえて予防…

女流-林芙美子と有吉佐和子

大雑把に言うと、サイバラを惚れっぽくしてエゲツナクしたのが林芙美子? 座を暗くする女・平林たい子の痴漢行為。 自費でも行きたい従軍作家。1937年34歳。 戦場に「林芙美子の書くべきこと」はなかった 織田作之助死去、 宮本百合子が大嫌い 戦前的中産階…

ミッチー・ブーム

イラク王室が転覆した1958年、正田家は「民主化の行きすぎ」による皇室の将来を心配していた。ミッチー・ブーム (文春新書)作者: 石田あゆう出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2006/08メディア: 新書購入: 1人 クリック: 8回この商品を含むブログ (22件) を…

私の昭和史の終わり史

新刊にみえてジツは86年の連載エッセイ。でもあえて新作だと思うと新しい世界が見えてくる。というか最初新刊だと思って読んでびっくりした。なにせ赤瀬川原平なのだからして、これは前衛を超えトマソンを超え老人力を超えた新しい世界。これからは週刊誌は…

イラン石油を求めて・その2

前日のつづき。日章丸事件―イラン石油を求めて (1981年) (昭和戦後史)作者: 読売新聞社出版社/メーカー: 冬樹社発売日: 1981/01メディア: ?この商品を含むブログを見る日章丸船長の淡々とした航海報告 そこで水先案内人を乗船せしめて河口に向かった。海図面…

イラン石油を求めて

イラン石油輸入計画 大変な渡航手続 イラン側の本音 戦争保険 日章丸事件―イラン石油を求めて (1981年) (昭和戦後史) 作者: 読売新聞社 出版社/メーカー: 冬樹社 発売日: 1981/01 メディア: ? この商品を含むブログを見る 1951年イランのモサデク首相は石油…

鶴見俊輔、国体論、身上相談

昭和30年の身上相談。「零号夫人」かあ。 フェミ小説だったのか『真珠夫人』。 岩倉使節団 現代日本思想史 (鶴見俊輔集)作者:鶴見 俊輔メディア: 単行本 前半は面白話で、後半は陰気に国体話。 1956年頃の話。プロ固定かあ。 さらに、新聞社が、採用された投…