2013-02-01から1ヶ月間の記事一覧

吉本隆明が語る戦後55年

60年安保闘争と『試行』創刊前後 「理念と実践の一致」への不満 ナショナリズム 農業問題 村上一郎 前日につづき、あれをファシズムとすることにずっと引っ掛かっていた吉本隆明という話。 吉本隆明が語る戦後55年〈1〉60年安保闘争と『試行』創刊前後作者:…

大西巨人、吉本のマス・イメージ論に面食らうの巻

素人の時代(大西巨人との対談・1982) 農本主義はファシズムじゃない 吉本隆明が大西巨人にマス・イメージ論を語っている対談集『素人の時代』について、呉智英が「とりたてて素人の時代を論じたものではなかった」とノンキな事を書いて、大衆マンセーでボ…

呉智英の吉本隆明批判本が雑すぎ!

kingfish.hatenablog.com 上記の続き。 呉智英は吉本隆明、小林秀雄、花田清輝が難解文で自分達をエラソーにみせてる奴等であると雑に論じている件を検証。 一応予備知識としてこちらを(→kingfish.hatenablog.com)先に読んでいただくと、呉のいい加減さが…

吉本隆明と小林秀雄

小林秀雄の方法(昭和36年) 『本居宣長』を読む(1978) 『悲劇の解読』 小林秀雄賞受賞について(2004) 呉智英がせこい印象操作で吉本隆明と小林秀雄を結び付けていい加減なことを書いている本を後日検証するのですが、その前に吉本による小林秀雄論&イン…

文藝別冊・さよなら吉本隆明

鮎川信夫 固窮の人(1969) 鹿島茂「幸福追求の徹底的肯定者として」 友常勉 私的短歌論ノート 呉智英が吉本隆明は難解文で意味ありげに見せてるだけとか、適当な事を言ってる件についてそのうちまた検証するけど……。 さよなら吉本隆明 (文藝別冊/KAWADE夢ム…

吉本隆明とアカデミズム・サブカル論のちがい

アカデミズムのオタク論 吉本隆明はメディアである(1986) 三島由紀夫と吉本隆明(2007) 橋川文三による三島の論理矛盾指摘 吉本隆明のサブカル論とアカデミズムのオタク論(「前田敦子はキリストを超えた」の類w)は全く別物という橋爪大三郎の見解。200…

呉智英の吉本隆明批判本がかなりヒドイ

今から呉智英の吉本隆明批判本がいかにヒドイかということを検証していくのだけど、呉智英をエライと思っている(いた?)人間としては、呉がアホだと証明していけばいくほど、こちらもアホだということになり、非常に気分が暗くなる作業なのである。 この本…