夏こそカメラマンの季節です_森山

地味に暑さがぶり返してげんなりしてた時に目にした言葉を、これで夏も終わったかなと思ったイマ、クリップ。それにしてもahoパラ采配が続投でoleryuが退任って…、もうこうなったら腎虚が四位に沈んでパラ切腹でスグル就任の奇跡をマツ。

昼の学校 夜の学校+ (平凡社ライブラリー)

昼の学校 夜の学校+ (平凡社ライブラリー)

締めの言葉

夏こそカメラマンの季節です。暑い夏の炎天下、街が真っ白に見えて、まつ毛の汗で風景がにじみます。そんなクラクラするときに写真を撮るのがぼくは一番好きです。皆さんも夏、気合いを入れて沢山撮ってください。どうもありがとうございました。

写真集

写された一枚一枚の写真はすべて外界の破片の複写であって、ぼくを含めてカメラマンはそうした無数の外界を日に夜にコピーして収集しているといえます。その上でそれら収集してきた量の中から一冊の本へ向けて、いままでばらばらに解体されていた断片としてのイメージをぼくの意識と意志によって初めて収束しようと試みるわけです。そのとき、そこにはただいまの自分が反映され投影されることで、もうひとりの自分の写真というか、もうひとつの世界が徐々に現れてくるんです。

写真集を作る面白さというのは、たとえば「大阪」で一冊本を作ろうと思ったとすると、まず大阪に通って写真を撮り始める。最初のうちは勝手なイメージによって自分の中にそれとなく一冊本ができてるんです。しかしその後どんどん撮り進めるにしたがって、当初の架空のイメージでできた写真集が解体され始めていくわけです。撮る現実につれて別のコンセプションというか、別の大阪の写真集が姿を現してくるんです。一年ぐらいそうやっていると、最初のイメージとかなり異なる本の形ができ上がってくるんですね。