写真を見るたび性別逆転の印象を受けるコンビが送るシリーズに中原昌也が登場(それにしても13頁のオーモリさんはかなりミカワ)。
- 作者: 大森望,豊崎由美
- 出版社/メーカー: PARCO出版
- 発売日: 2007/05/10
- メディア: 単行本
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中原 石田衣良の件は、阿部さんの芥川賞受賞パーティのときに、僕がふざけて挨拶したら、後で出てきて、「純文学の人たちはぬるくていいもんですね」とかなめたことを言ったので、頭にきたわけですよ。
「石平」というエンタメ作家を登場させておちょくっていたのに、単行本では「菱田」に変更した理由。爆笑ポイントをデカ字にしてみた。
中原 僕はちゃんと石平にしろって言いましたよ。でも圧力かけてたの、あいつ!
大森 新潮社に?名前を変えろと。
中原 そうそうそう。単純にそれだけですよ。揉めてたんだけど、だんだん面倒くさくなってきて。
(略)
それで、石田衣良との対立がなんで終わったかというと、会いたいって言ってきたんですよ。だから「お前が土下座をするなら会ってやってもいい」って言ったんです、でかい態度で。で、「土下座はしないけど会ってほしい」っていうから、土下座しないと会わないって言っておいてくれってやってたら、だんだん新潮社の人も疲れてきて。じゃあもう折れてやるかと思ったら、また言ってきて「ほんとに僕の名前二度と使わないでくれ」って。よしじゃあわかった、今後俺が書く一字一句は、全部お前に対する呪いと殺意の隠喩だから、よくおぼえとけっていっといてくれって言ったんですけど、伝えたかどうかは知りません(笑)。