中原昌也がゲストと対談するようになってぐっと面白くなった企画の前身がこれなのだが。
- 作者: 阿部和重,中原昌也
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2007/01
- メディア: 単行本
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ディックを読んで感動するのは、書いている本人が破綻しているのがよく分かるからであって、物語とかガジェットは本当はどうでもいいんだよね。
(略)
ディックは姑息なことは何にもやってないからね。最近のディックもどきの連中は、彼が死ぬ気でやってたことを全部かっさらってるだけだよ。テリー・ギリアムと押井守、この二人が戦犯だという気がする。
と快調な中原昌也。
一方、相方のアベちゃんはチャガワ賞だって貰っているというのに相変わらずハスミン節が抜けないのである、いいとしこいて、恥ずかしくないのかと。
[宇宙戦争について]
たとえば、ジョン・フォードであれ、ハワード・ホークスであれ、彼らのフィルモグラフィーの中での相対的な比較を技きにして、決定的な要素を欠いているにもかかわらず、でもこれでいいのだと思わせるような境地に達していた時期が確実にある。スピルバーグがそこに到達した記念すべき作品なのではないか。最高傑作という意味ではなく。そのような境地に達した作品というのは、明快な強さを感じさせない分、見方によっては退行に映るのかもしれない
[エピソード3]
とりあえず映画が終わって、シリーズ六話を見通したことになるんだが、果たしてなにを見たんだろうか、いったいなにが終わったのだろうか、いや、なにも終わっていないのではないか、という感覚が残る。
くどいようですが、これ対談ですから、しゃべり言葉ですから。ハスミン語録を暗記しすぎちゃったんだな、きっと。がんばれチャガワ賞作家、はやくデトックスして下さい。
特別篇に登場のハスミンは例の調子でスカして
それはともかく、私は「妊婦の腹」と「男の涙」で充分でした。
おつかれちゃーん。アベちゃん、メモれー、コピれー。
そんなことより「おされいずむ」に登場のたけしがもう片手ポケットのナガシマ状態で言葉につまってトークがメロメロなんです、横でクリ上田が介護状態でハラハラフォローですよ、上田に心配されちゃうたけし、くやしいーDEATH。それにしても今日のタケちゃんは輪をかけてメロメロだったような気がする(といっても最近のたけしをあまり観てないから、なんだけど)、ちくそー、なんかくやしい、死ねばいいのに、ハス(略)。
そうそう「おされいずむ」といえば、細すぎてキモイだけだった森泉が少しありなような気がしてきたこのごろ、一度もいいと思えなかったマサコが、先日セミロングで復活御公務、ちょっとゴツメの森泉ってカンジで、病み上がりヒロもきっとグルーヴだとチョトおもた。