1000キロを突っ走れ!!

茅ヶ崎の伯母が亡くなり葬式には出たくない、通夜だけに出るには車しかない(夜行バスという手もあるけど)というわけで、AT限定フィールド三年、未だ車庫入れに不安を覚える男が、爆走日帰り1000キロを敢行。
昼前に出発、通夜は六時からだけど、四時過ぎには着くんじゃねえのという甘い目論見。名神、東名、大丈夫だろうかと不安だったが、所々でトラックだまりが出来てる程度で割りと快調。。追い越し車線ふさぐんじゃねえよ
ゴラァ(▼Д▼メ)
と爆走してきたのですが、ぴったり後ろをついてくる奴がいて、煽っているのかと道を空けてやっても同じように左車線に入ってくるし、なんなのかしらと考えるに、左車線に連なるトラック列を激しく追い越していくと急に車線変更してきたり、右車線をふさいでるトラックを左に寄らせたり、それなりに神経を使うのが、ぴったり二番手についてると割と気楽だから?まさかスリップストリームじゃねえだろ(帰宅後ネットで調べたら「自動車燃費を解析する」でぐぐれるサイトによればマジらしい。追い越しせずトラックの後ろを80キロで淡々と走るのがベストだそうで。)、どうにか厚木にたどりつき、ごみごみした下道でヘロヘロになりながら五時間半かかって到着。もう少し早く着くかと思っていたのだが、休憩時間の見込みが甘かった。BGMはもち自家製PeculiarSmokeDJ-MIX手焼きCD。途中まではオレってサイコーと、かなり盛り上がった(呆)が、疲労もあって段々嫌気が。
で、肝心の通夜。
僕より一回り上の従兄が喪主、脱サラして部下があるわけでもなく、仕事関係者がどうこうということもなくというかともかくそこらへんのところでナーバスになっているようで、親族席の近くで弔問に来た知り合いだかにいかにも上司風な感じでビジネストークを展開して、いかにも俺はそれなりにやってるぞとアピールするわけです。「父さん、部下が手伝いに来るわけでもなく、花輪その他からビジネスの規模はもうばればれなわけで、そんなことで誤魔化すより、喪主が中心になって伯母さんの話をするべきだと思われ」。もう一方では叔父だの二回り上の従兄だのが、俺はそれなりの人物だぜトークを展開。あんた達は死んだ伯母さんの話をしないのか。邦衛口調で「伯母さんがまだ死んでる途中でしょうがぁぁ」と絶叫したくなったが我慢。社会のボーフラみたいな身分で親二人亡くした人間としては、従兄のそれなりの人間にみせたい気持というのはよくわかるのだが、こっちは伯母さんの想い出話をしようと思ってとりあえず激走500キロで到着してきてるわけで、どーなのよって話。それなりじゃない人に限ってそれなりトークを展開し、そして必ず別れに握手をしてくる。三人ともそうだった。なんなんだろね。匿名ブログは悪口を心置きなくかけるなあ。
明るい話題。もう一人の従姉は伯母さんから連なる美人なのだが、その娘も美人でびっくり。クマダヨウコを木村優子方面に修正したかなりの美人。これが結婚式なら色めき立つ男性陣ですよ。もっさりむくんでいて全然ピンとこなかったクマダヨウコだけれど、美人一歩手前なんだと認識。でも、美人の親戚って困るよね。
帰りはただただ死んだ。厚木ICに辿り着くまでに死んだ。いきなり連続して立ちはだかるトラックだまりで消耗。この先どうなるのか。すぐ足柄SAで休憩してまだ50キロしか走ってないことを知り死んだ。あとは「頼むから着いてくれ」と直訴しながら死んだ。インターを降りて閑散とした早朝下道二車線の間に立ちすくんでいるのか佇んでいるのか白猫が。六時間かかって午前四時に到着。まじ死んだ。