輸入権は貧しい文化をもたらすのか

音楽産業は「豊かな音楽」の著作権を保持している。
期間延長で未来永劫これまでの著作権を保持しつづけるかもしれない。
そして消費者に対して横暴をはたらくかもしれない。
だが、これから生まれてくる音楽は、そんな音楽産業の管理下に入ることなく
生産者自身が著作権を管理できる可能性があるのである。
また山形浩生のようにカッコヨク、
「オレの音楽は煮るなり焼くなり好きにしろ」と宣言する
志の高い若者が現れるかもしれないのである。
マイクロソフトに脅威を与えたのはLinuxじゃないのかね。
音楽産業に脅威を与えるのはコピー文化?
音楽産業を必要としない流通経路が確立してしまうことでしょ。
CCCD批判は実にまっとうなことですよ。
だけど、音楽産業に一番脅威を与える視点が欠けていたら
ただの生温い反戦デモと同レベルじゃないのかい。
(話はズレるが4/9、4/13の日記を書いたときの気持ちは
確かに拘束邦人・家族および温泉キャスターetcに抱く
腹立たしい気持ちはわかる。わかるが、アレがマヌケで、
自衛隊を派遣したヤツラがマヌケに見えないってのは、
どういうことなのだろうと思いつつ書きなぐったのだが。
まあ別にこれは言い訳じゃないし、
輸入盤がなくなって滅びる文化なら滅びてしまえ、
という暴論を吐く「軽薄なおばかさん」として
いくらでも議論する気はあるがな。)