chairman「議長」は1654年生まれだが、なんとchairwoman「女性議長」も1699年に生まれてたetc。
- 作者:リチャード・ワトソン・トッド
- 発売日: 2008/10/25
- メディア: 単行本
sillyとnice
sillyは、古ノルド語で「しあわせな」の意味であったか、古高地ドイツ語で「神聖な」の意味でした 次に「信心深い」の意味を経て、13世紀の初めには「純真な」の意味になりました。次の世紀の間に、その意味は「無害な」→「哀れな」→「弱い」へと変わり、1576年に現在の「愚かな」という意味にたどり着きました。この最後の「愚かな」が1290年頃におけるniceの最初の意味でした。次の200年の間に、niceは「臆病な」→「小うるさい」→「繊細な」→「注意深い」へと意味を変えました。18世紀半ばまでには、niceは「好ましい」という今でもなじみやすい意味になり、1830年に「親切な」という最後の意味が加わりました。
pay through the nose 法外な代金を支払う
これは9世紀に征服者のデーン人がアイルランドに課した税法に端を発するようです。その法律には、税を免れようとする人の鼻を切るという条項があったのです
steal someone's thunder 人の工夫を横取りする
[1709年ジョン・デニスという劇作家は]芝居の中で雷の音をつくり出す方法を考案しました。残念なことにその芝居は失敗作だったのですが、他の劇場のプロデューサーたちが雷鳴の音響効果を模倣したのです。
kick the bucket 死ぬ、くたばる
[bucketはbuchetがなまったもの]
buchetとは屠畜場にある横木のことで、そこにブタが喉をかき切られる前にくくりつけられていました。ブタが血を流して死ぬとき、その横木を蹴飛ばしたわけです。
buy the farm 死ぬ
[第一次大戦時]合衆国政府は戦死した兵士の遺族に小さな農場を購入するに足るお金を送っていた
dead ringer そっくりな人
ringerという単語は競馬の世界で「替え玉の馬」という意味で、100年以上も使われています。deadのほうは、(略)「正確な、まさにその」という意味です、ですから、dead ringer は単に「まさに替え玉」となる
つうことで「dead ringer」ときたらストラングラーズw。
Dead Ringer - The Stranglers
2009年の禿まくりライブとかもあって驚愕、観たくねー。
休憩タイム終了。
余計な「b」
16世紀のある学者たちは、単語の起源がわかるようにとスペリングを変えることに決め、当時すでに複雑になっていた英語のスペリングをさらに複雑にしたのでした。その結果、debt「借金」とdoubt「疑念」にはラテン語起源を示すために余計なbが加わったのです。
colonel「大佐」がカーネルなのは
この起源がイタリア語colonnaであることに関係します。イタリア生まれのこの軍隊の階級はまずフランスで採用され、そのときにフランス人はlをrに変えたのです。英語はその単語を、rの発音のまま、フランス語から借用しました。しかし、のちに、イタリア語の語源に近づけるためにスペリングをlに戻したのです。
類語反復的金言
サミュエル・ゴールドウィン
I never make predictions, especially about the future.
予測など立てはしない。殊に将求については。
Go see the movie, and see for yourself why you shouldn't see it.
その映画を見に行って、なぜそれを見るべきじゃないか自分で確かめなさい。
ヨギ・ベラ
Sometimes you can observe a lot just by watching.
じっと見ているだけでたくさんのものが見えることがある
A nickel ain't worth a dime any more.
5セント硬貨にはもはや10セント硬貨の価値はない
英語回文
Some men interpret nine memos.
Never odd or even.
Are we not drawn onward,we few,drawn onward to new era.
Dogma: I am God.
リポグラム
とは、あるひとつの文字を意図的にまったく使っていない本のことです。 1939年にアーネスト・ビンセント・ライトは『ギャヅビー(Gadsby)』という5万語からなる本を出版したが、この本にはeの文字が含まれていませんでした。その本の書き出しは次の通りです。
If youth,throughout all history, had had a champion to stand up for it;to show a doubting world that a child can think; and,possibly,do it practically,you wouldn't constantly run across fools today who claim that ‘ a child don't know anything ’.