「EnemeeQ」公開

毎度愚痴めいた話ではなんなので、クイズ。
さて、下記の絵はいつ頃のものでしょうか？
下の方を見ると見当がつくかもしれないので、主に少年の顔だけで判断してみて下さい。
僕だったら、1980年頃の少女マンガの扉絵？くらいの回答になると思うけど。皆さん、どうでしょうか。
回答は事務報告の後で。
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ここで聴けるが→（音と奇妙な煙）
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[2:27/192kbps/3.38MB]

気付けば二ヶ月経っていた。１分以降油断して収拾がつかなくなってヒドイことに。悔しいので猛然と新曲に挑もうと思ったら、今日は36度近くまで逝ったらしい。去年から基本無冷房に挑戦中のoleの頭は茹ってるぜ。

[食わず嫌い映画]

名もなく貧しく美しく [DVD]

基本、魅力的な女性の出ている映画しか観ないので、コワイとかヒサンなのはスルーなのDEATH。当然「名もなく貧しく美しく」などというタイトルはスルーなのだが、偶然観た画が意外としっかりしていたので（エラソーでスマソ）そこから録画してツライとこは早送りで処理。
ネタバレ全開なので4649。
紹介文には「次々と不幸が襲いかかる」とあるのですが、ホントに次々と襲いかかります。実話を基にしているからとはいえ、この脚本はどうなのYO。監督･脚本＝松山善三。木下門下はビンボーの悲惨さを伝えようとして情容赦なく描くので洒落になんねえ（ろくに観たことないのにキメツケ）。ゴツイ不幸をサクサクと繋げていきます。不幸に勿体をつけないとこがクール。ツンボ同士の子供の耳はどうなのと散々心配して五体満足で生まれた赤ん坊、泥棒侵入の余波であっさり死亡。夫の工場焼けた。めげずに靴磨きで生計。さっくり次男生まれた。恐るべき幸不幸のジェットコースター。この脚本どうなのYO、でも映像はしっかりしている。ヤクザな弟が商売道具のミシンをオート三輪で持ち出したところを、高峰DECO秀子が延々追っかけるんですよ、ジーン・ハックマンかよっ！極悪顔の沼田曜一が荷台の上でちょいせつない顔をするので、あれ、トラック止める？と思ったら荷台にかかった姉の手にヤクザキック。こんなことになって夫に申し訳が立たないと書置きして家を飛び出すDECO、ゆれる向日葵。でもこの事件でなつかなかった子供がなつくように。さらに目が悪くなってるという話になって、えー、こっからさらに失明、とげんなりしていると、戦災の時に助けた赤ん坊が大きくなって挨拶に、これが加山雄三、留守番していた母親が卒業式に行ってた高峰を呼びに行く、喜び勇んで駆け出すDECO。なんか、嫌な予感、クラクションのSEとか入って、さらに嫌な予感、そしたら、案の定ですよ、飛び出してトラックに轢かれたーー！うそーっ！
積極的に観たくはないが、しょぼい不幸をちびちびねちねち舐め回す最近のお涙頂戴ものとは別次元でした。

[問題回答]
日刊「アサヒグラフ」大正12年6月23日掲載の
「正チャンの冒険」でした。

正チャンの冒険

うそー、こんな絵なら欲しいと早合点されると困るので基本の「正チャン」の絵柄を見たい人は「正チャン」でぐぐれや。
「タンタン」の日本版とか言わないで下さい、こっちが六年早いんです、「タンタン」がカラー化したのは1942年以降だけど、こっちは1924年からカラーです、とのこと。
さあ、みんなは、正解できたかな？