オタキングとカントクと負け犬

どうでもいい話なのだが、お昼のテレ朝、オタキング宅訪問の山本晋也第一声があまりにも笑えたので。

  • カントク

うっそぉだあ、痩せたなあ、
カラダ壊したみたいだよ

悪意がないだけに笑撃。二枚目になったよ、というフォローも虚しい。人は見た目だというなら、あんた病人だよ、岡田さん。


ダイエットなんて考えた事もなかったと、リバウンドした過去を消去して、初挑戦で簡単に大成功を強調するオタキング
「岡田流レコーディング・ダイエット」というタイトル、「単にグルメ手帖をつけていたら」「偶然」という言葉から、これはよくあるレコーディング・ダイエットじゃなくて、「オタキングが独自に見つけたもの」なんですという主張が感じられます。
「一般の病院では既にやっていることなんですけど、自分で気付いたのは凄い」「普通は難しいんですけど、オタクだから集中力があるんでしょう」という医者のコメント挿入。

  • 負け犬

食堂で「週刊現代11.3号」を読んだら酒井“underdog”順子がオタキングをdisってた。オレの乏しい脳内メモリーなので正確度は責任持たず。
男性にはあれが物珍しいようです。
食べたものを書きとめるのは女性誌ダイエット記事の基本で女には常識。
女性にとってカロリーとかは基本知識。
女性はダイエットにおいて挫折を繰り返し、すれており、市場としても飽和状態なので、これからは男性市場を開拓してガッツリということですか。
求道体質の男性オタクにはダイエットは向いているのかも。
正直、「書きとめ」方式は効果がないと思う(キッパリ)。
↓負け犬の脳内
カロリー知識もなく生クリームをなめまくって、ブクブクとだらしなく太ってきた男性オタクが今頃ダイエットに目覚めて舞い上がっちゃってかわいいもんだわねー。

同じ夜、複数のテレビ局にオタキング・プロモーションから連絡が入った。在京キー局の担当者はこう話す。「25日の夜、上層部にオタキング・プロから岡田氏の著書『いつまでもデブと思うなよ』(集英社刊)から引用する場合は許可を受けるようにとの要求があった。25日までは問題がなかったのに。現場でどういう引用がダメか出版社にも確認をすると、『宣伝以外の引用はダメ』といわれた。この期に及んで、そんなこと言えるのかと驚いた」

  • オレ

オタキングのダイエットで最初に抱いたのは、「実家の母がプチ整形、ハゲ課長がピアス」的、そんな色気があったのか、その歳でいまさら、という感慨だったのだが、例の全文引用要求「賢明なブログ読者の皆様へ」エントリに漂う空気は、ホメなんたらを熱く語るハゲテンプラザ中野に通ずるうさんくささ全開で、終わったな、オタキングってかんじだったのが、今日のカントク訪問ではそんなに宗教啓発ノリは漂ってなかった。痩せたオタキングが親戚のおばさんにソックリなんだけど、どうしたものか。

  • 例のエントリのコメント欄より

岡田さんは痩せるという体験に相当に感動していらっしゃるのでしょう。しかし、少々宗教的な陶酔に陥ってはいないでしょうか?

[関連記事]
kingfish.hatenablog.com