バカ君をディスるオタキング

動機が健康のためとはいえ、一旦痩せてしまうとあれだけクレバーな人が自分を見失って変な色気をだしてしまうとは。貧相になってしまったオタキングを見てカッコイイという思う人は誰もいないと思うけど、本人だけは夢心地。

オタク論!

オタク論!

同世代の漫画家が肥満死して人事ではなくなったオタキング
(2004年12月号での発言)
ダイエットする恥知らずになりたくない

オタクにしてみれば、ダイエットするのが難しいというより、ダイエットするという心境になるのが難しい。僕が以前ダイエットした時に一番難しかったのが、ダイエットを決心するのが嫌なのではなく、ダイエットなどという恥ずかしいことをする自分になるのが嫌ということだったんです。そんな恥知らずになるのが嫌だったんですよ。
(略)
女の子やおしゃれをしている人にしてみたら、「太ってる方が恥ずかしいじゃん」となるんでしょうけど、それは俺が覚悟して引き受けた茨の道だからいい。でもここで痩せたら、今までの茨の道を自ら「間違いでしたー(笑)」と自己否定することにつながって、おまけに、“デブった自分”というゼロどころかマイナスからやり直すというのはきついですよ。

2006年11月号での発言

僕は今、医者から「このままじゃ死にますよ」と言われてダイエットしてるんですけど、それは動けなくなるのが嫌だからですね。動けなくなって自殺もできなくなったら……と思うと恐怖ですよ。

一番笑ったのが「伊藤バカ君」本に対するオタキングのブチキレっぷり。「僕は読んでないです」。単行本化にあたってのコメントでも「相変わらず読んでない」と清清しい態度。この件に関しては禿同。ゴー・ゴー・オタキング

エロ系から始まった萌えのジャンルだけを『テヅカ・イズ〜』から語るなら可能だけど、それで世界全部を語るにはあまりにも危ういなあと。

テヅカ・イズ・デッド』というのは手塚治虫というイエスが死んだ後で、言ってることを捻じ曲げて、オカルト化して教団化していくわけだね(笑)。(略)
僕らは手品師なんですよ。科学の論理は分かってるんだけど科学者にはならず、でも科学の力を使って面白くてみんなをびっくりさせることができる。だから手品師。でも伊藤君たちは占い師なんです。手品師より占い師の方が尊敬されるし。でも手品師は占い師を軽蔑するんですよ(笑)。お前たちがやってるのは騙しだ、俺たちがやってるのはエンターテイメントだ、と。

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これだけじゃなんなので、オマケ。