熱湯コマーシャル試論

ぬるま湯でリアルな熱湯苦悶を見せられるのは本当の熱湯に入ったことがある者だけなのです。ガチ熱湯を体験したものだけがそれを演じられるのです。では彼等はいつ投入されるのか。それは「今日は長めにCMしたいのでぬるめにしました」という状況である。こんなに長く入湯してるなんて熱湯じゃないんじゃないだろうか、というお茶の間の疑問を払拭すべくたけし軍団&ダチョウが投入されるのである。そこに悲哀がある。当然その日のCM応募者は「なーんだ、ぬるま湯じゃない、熱湯じゃないんだ、たけし軍団、ヤオだな」と思う。無念だ。奴等はチキンなのか、いや熱湯を体験しているからこそなのである。それを忘れちゃダメ。本当に死にかけたことがあるからこそ「殺す気かあ」なのである。なんかこの話前に書いた気がする。というよりプロレスラー最強説みたいな口調になってきて哀れ。
でも、そんなこと、どうでもいいんですけどねby三津間ジャパン
(訳:でも、そんなの関係ねえ)。