ふたりの猫サンド・坂東眞砂子Mix

この夏、ヒマもお金もあるけど何処にも行けなかった中村獅童クンと、国会図書館にしか行けなかった猫猫先生に捧げます。グループ魂の新曲『ふたりの猫サンド』。ねこねこねこねこネコサンド、あつあつあつあつネコサンド、二人でネコ始末しましたあああ*1
子猫を崖に投棄してると刺激的発言をしてまで坂東眞砂子が主張したいのは避妊はダメということ。
なぜ、ダメか。
うちのカワイイ猫ちゃんが、素敵な恋をして、素敵なセックスができなくなるから。単純に本能に従って交尾してる猫に己の恋愛幻想を勝手に投影しているわけである。じゃあ、せっかく生まれた子猫ちゃんは大切に育てるのですね。ノンノンノン。母性本能なんて男社会が押し付けるもの、うちのかわいい猫ちゃんを子供や家庭で縛りたくないと子猫を崖に投棄。
恋って素敵やん、気持ちいいセックスせなあかんでえ、と紳助バリのおせっかいトークを新聞紙上で展開、さらには女ばかりがなぜ性行為の代償を払わねばならないのだと、子供投棄を推奨している坂東。
恋って素敵やん
女を子供や家庭で縛るな
坂東のシンプルな主張を読解できず、選良であらせられるバカフェミハンター小谷野敦がなぜ一般庶民と同じレベルで小動物がどうのと的外れな論議を展開しているのでせう。誰のせい、それはあれだ、夏のせい。ついつい流されちまう。選良がこのていたらくじゃ大日本帝国の将来は結子の鼻の穴みたいに真っ暗DEATH。
素敵な恋とやらをして生で性交して妊娠して当然堕胎なんて手段はとらずに、つわり・陣痛etcに耐えつつ出産し、やっと産まれた子供は即コインロッカーに投棄する女、そんな生き方を自分の猫にもあてはめる女、そういうのを「バカフェミ・ペット気違い」というのじゃないですかね。
それにしても、坂東さん、タヒチの自然の中でちんけな日本じゃ理解できない境地に達したつもりなのでしょうけど、キャンプに出掛け子供の前で蛇を引き裂きサバイバル教育気分のバカ親父と大して変らないレベルじゃないですか。
せっかくの大自然じゃないですか、やり放題、産み放題、子猫はほったらかしだけど、親猫やら野犬やらその他諸々に食べられて案外猫って増えないもんですね、くらいのノビノビした文章書いて欲しいもんです。

タヒチ島の私の住んでいるあたりは、人家はまばらだ。
草ぼうぼうの空地や山林が広がり、そこでは野良猫、野良犬、野鼠などの死骸がごろごろしている。

タヒチでは野良猫はわんさかいる。

こういう環境の中で「社会に対する責任として子殺しを選択した」わけですか。タヒチの自然も日本と大差ない世知辛さだなあ。つまんねえ。

  • サスケ

現在時代劇専門チャンネルでは毎週日曜サスケとカムイを放映中。で、ちょい前のサスケですけど、飢えのあまり食べようとした犬が(おおっ、猫猫先生の言うとおりだw)逃げ出して野犬になって逆に人間を襲いだして困ってるところにサスケ登場。犬を崖から海に追い落とします。でも心優しいサスケはその野犬を筏で回収して近くの島に連れて行きます。よかったねえ、ここで平和に暮らすといいやあ、と言うサスケに村の長老が暗い言葉を。翌日、島に行ってみると、犬達はカラスに食われていた。そうあの島はカラスの島だったのだ。そこに「動物にはテリトリーがあるうんぬん」という白土三平解説が流れて終了。うわあん、三平ったら。

*1:知ってる人は知ってるだろうが、「ふたりの愛ランド」は丸山圭三郎センセイの愛唱歌ですからあああ、満腹