宇多田ヒカル「Be My Last」

あのサビのところばかりあちこちで耳にして、あんまりいい曲じゃないなあ、どうしたんだろう宇多田とか、いい加減に思っていて、『ヘイ*3』観てたら、冒頭の歌詞が「母さんどうして 育てたものまで」というもので衝撃を受ける。相変わらずあのサビはあまりいいと思えないし、他は殆ど娯楽性なしデンジャラスな展開なのだけど、だからこそ?久々にテレビから流れてきた歌でヘヴィなものを感じる。まあ体重もヘヴィ気味だけど。
検索かけたら資料で宇多田はこう言っているらしい。

「自分が育んだものを、自分がそうあってほしいと思ってなった世界を、自分で壊すっていうのが、「何故なんだろう?」って…人生ってそういうことの繰り返しのような気がしたのね。で、みんなそれぞれ親子関係ってあると思うんだけど、お母さんが育てたものって自分じゃない?やっぱお母さんに壊されるものってなんかあるじゃん?自分でも。なんか…傷つけられるとか…お互い傷つけ合うとか…親子でも…そこでどうしても「母さん」っていうのが必要で、ただ「どうして」から(始まる歌)だったらそこまでいろんな層での意味の絡まり方が出なかったなぁって思って…。」

[追記]一夜明けて読み返すとなんとなくエラソーな物言いのような気もしたのでフォローしておくと、宇多田ヒカルに関しては敏いとうとハッピー&ブルー「わたし祈ってます」的スタンスなのであります。関係ないけどこのgoo音楽の敏いとうエピソード凄いね。Voがタイガーマスクの主題歌やってたというのもビックリ。