ニーチェ・セレクション

ニーチェ・セレクション (平凡社ライブラリー)

ニーチェ・セレクション (平凡社ライブラリー)

ちょっと箴言でも引用してみたら面白いかと思ったが、あんまり面白くなかった。
ここで脱線して禁煙ファシズムについて。僕は煙草をやらないけど、肺ガンになるというのは眉唾な気がする。セクハラなんて論理が堂々とまかり通るのだから、もうこれからは煙が迷惑だという理由だけでいいんじゃないの。多分昔は肺ガンとか理由をつけないと話が通らなかったんだろう。
むかつく状況。食事している隣のテーブルから煙がモクモク。まあ面白くはないが、我慢しつつ食べる。ようやく、隣のテーブルにも食事が到着。すると隣の奴はさあ食べるかと煙草を灰皿に押しつけて鎮火。腹が立つのは、ココDEATH。食事している最中もモクモクスパスパやるなら許そう。そんなにも煙草が好きなんだねと、許そう。だけど、自分がメシを食う段になったら消すってどうゆうことよ。ひょっとして、メシ食うときに煙は邪魔なのですか。そんなら、食事している俺にテメエの煙を吸い込ませんなっつうの。そういうこと。
なぜ論争は実りが少ないのか(例:禁煙ファシズム論争)

君は彼を嫌悪していて、だからまたこの嫌悪の理由をたくさん持ち出す。---しかし私が信用するのは、君の嫌悪感だけであって、君のあげる理由ではないのだ!本能的に生じることがらを、君自身や私に対して、あたかも理性に則った推論のように見せかけて述べ立てるのは、君自身を取りつくろって気取っているだけなのだ。

自分のブログ等は持っていないのに、あちこちに長文コメントをつけてまわる奴

怠け者を友人にすると危険である。というのは、怠け者はあまりすることがないので、友人たちのすることなすことをあげつらい、しまいには干渉してきて、厄介な人物になるからである。だから、働き者とだけ友情を結んだ方が利口である。

愛国者平和運動

人類に対する自分の意義を口にのぼせる人は、卑近な市民生活上の正しい振る舞い方に関しては、契約や約束を守らなくとも、あまり良心の痛みを感じない人物である。

半可通は、全知よりも圧倒的勝利を博する。それは、事物を実際よりも単純に掴まえるから、それでその意見の方が分かりやすく、また説得力が強くなるのである。

親方はみな、本当はただ一人の弟子しか持てない。ところが、この弟子が彼を裏切るのだ。というのは、弟子もまた親方となる定めを持っているからだ。
できのよい親方は、弟子たちに向かって、おれをあまり信用しすぎるなと注意するものである。

人食い人種の国から。---孤独であるときは、孤独者自身が自分を食いつくす。大衆の中にあるときは、大衆が孤独者を食いつぶしてしまう。さあ、どちらかを選びたまえ。

笑いとは、良心の呵責なしに、他人の不幸を見て喜ぶことだ。